「ふしぎな岬の物語」のロケ地を汚染土で汚すな!

〜鋸南町の住民450人が県庁前でデモ行進〜




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 南房総・鋸南町の「鋸南町の環境と子どもを守る会」と「汚染土埋立反対協議会」は(2014年)10月15日、千葉市中央区の中央公園から県庁前までデモ行進しました。デモには農業者、漁業者、酪農業者、主婦など450人の町民が参加です。


認可違反を重ねる業者に加担する千葉県

 鋸南町ではいま、汚染土壌埋め立て計画をめぐって町ぐるみの反対運動が続いています。採石業者「鋸南開発(株)」が規定を超えて深掘りした採石場を汚染土壌処理施設として転用しようとしているからです。採石場は館山道の鋸南富山インターチェンジの近くです。
 鋸南開発は掘削にあたり、認可条件では海抜13メートルまでだったのに海抜1メートルまで掘り下げ、約47万平方メートルの大穴をあけました。本来は場内の土砂で埋め戻さなければなりませんが、掘削穴を「汚染土処理場」に転用することを計画しました。147万立方メートルの汚染土で埋め立てるとしています。現在は処理施設を建設中です。汚染土壌処理施設の許可はまだ県に申請していません。

 鋸南開発は、採石場で規定を超えて深掘りするという認可違反を重ねたうえ、「跡地の埋め戻しは場内発生土で行う」とした県への誓約書をホゴにしました。にもかかわず、県は「業者の手続きに問題はない」とし、汚染土処理場計画を許可する方針です。
 汚染土処理計画については町民の8割が反対しています。漁業組合や地域団体などが反対決議をあげ、町議会も反対の意見書を採択しました。しかし、県は処理施設の着工を許可しました。


映画「ふしぎな岬の物語」のロケ地が
  汚染土の町になってもいいのですか

 県庁前のデモ行進は6月11日につづき、2回目です。通行人や森田知事、県職員などに対してこんなことを訴えました。
      「私たちは南房総のあふれるばかりの自然を大切にしたいのです。ふるさと観光をめざしたいのです。汚染土壌の埋め立て処分場などいりません。農業も漁業も林業も酪農も、安心、安全なものを生産したいのです。自然豊かな鋸南町はゴミ捨て場ではありません。絶対に汚させないでください」

     「森田知事。私たちは、汚染土のないやさしい里山、里海のふるさとで子育てがしたいのです。千葉県は住民の声を受けとめ、県民を大切にしてください。観光立県千葉をうたいながら、平気で汚染土埋め立てを推進するような一貫性のない行政はやめてください」

     「映画『ふしぎな岬の物語』のロケ地、鋸南町はいま、汚染土埋め立て処理施設の工事が着々と進んでいます。森田知事は『映画を通じ、千葉県のすばらしい魅力が多くの方に伝わることを願っている』と新聞でコメントしましたね。そこが汚染土の町になってもいいのですか。業者の不正を黙認して、町民を苦しめる政治をするのですか。南房総・鋸南町をつぶすような政治をするのですか。森田知事は、千葉県と県民を守るために知事になったのですよね。県民の幸せ、安全を守る行政を推進してください。認可違反を繰り返す採石業者に汚染土壌の埋め立てを許可することはありえないことです。法治国家としての役目を果たしてください」
 そして、
     「鋸南町に汚染土はいらないぞ」
     「鋸南町の自然をこわすな」
     「森田知事は県民の声を聞け」
     「われわれは鋸南開発を許さないぞ」
     「千葉県は汚染土壌埋め立て許可をするな」
     「千葉県は南房総をつぶすな」
 と声をあげながら歩きました。




小雨が降るなか、千葉中央公園で集会



集会であいさつする鋸南町の白石治和町長



「鋸南町に汚染土はいらない」「千葉県は南房総をつぶすな」
「森田知事は県民の声を聞け」と声をあげて行進する参加者




抗議集会とデモ行進には450人の町民が参加






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