汚染土埋め立てを許さず、自然を守ろう!

〜鋸南町の住民300人が県庁前で抗議集会〜




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 鋸南町(きょなんまち)の汚染土壌埋め立てに反対する抗議集会が(2014年)6月11日、千葉県庁前で開かれました。集会を開いたのは「鋸南町の環境と子どもを守る会」です。

 鋸南町は南房総の玄関口です。町ではいま、「汚染土壌埋め立て処理施設」が大きな問題になっています。採石業者の鋸南開発(株)が採石場の掘削穴に汚染土(ヒ素、鉛、水銀などを含む)の埋め立てを計画しているからです。同社は、採石場で大規模な深掘りなどの許可違反を重ねたうえ、「跡地の埋め戻しは場内発生土でおこなう」とした県への誓約書をホゴにし、他地域から搬入する汚染土で埋め立てを計画しています。

 町民は、「こうした事例が許されれば、7カ所もの採石場を抱える狭い鋸南町は汚染土最終処分場の町になりかねない」「観光の町が汚染土の町になってしまう」と危機感をつのらせています。

 町民は「鋸南町の環境と子どもを守る会」を結成し、近隣住民の8割以上に上る反対署名を集めました。町の漁業組合や地域団体なども反対決議をあげました。町議会も反対の意見書を採択しました。

 ところが、県は汚染土壌埋め立てを認める方針です。そこで、町民300人が県庁前で抗議集会を開きました。町民は「汚染土埋め立て反対」「鋸南町に汚染土はいらない」「自然をこわすな」などのプラカードを掲げ、汚染土壌施設計画を許可しないよう訴えました。

 集会のあとはデモ行進です。「県は事業を許可せず、県民の生活と環境を守れ」「県は観光の町をつぶすな」「鋸南町の自然をこわすな」「森田知事は町民の声を聞け」「県は業者の不正行為に加担するな」などと唱和しながら、千葉市の中心部を行進しました。

 デモ行進に参加したある町民はこう述べました。
 「今回の汚染土最終処分場を認めると、ほかの採石場跡地もつぎつぎと汚染土が埋め立てられることになる。そうなると、美しい自然と観光を売りにしている鋸南町は大打撃を受ける。だから汚染土の埋め立ては絶対にやめさせたい」




汚染土壌埋め立て処理施設を許可しないよう県に訴える鋸南町の住民=県庁前



千葉市中心部をデモ行進し、「鋸南町の自然を壊すな」 「森田知事は町民の声を聞け」などとアピール







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