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千葉の環境をめぐる出来事(2002年)

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《1月》
●1月1日
 「市川三番瀬を守る会」と「行徳野鳥観察舎友の会」は市川塩浜の護岸で「三番瀬で初日をみる会」を開いた。船橋海浜公園前でも「三番瀬を守る会」が同様の催しを開催。  関連ページ

●1月7日
 堂本暁子知事は定例記者会見で三番瀬再生計画の策定について触れ、「検討委員会が立ち上がるが難しい問題が山積しており、委員の意見も千差万別だと思う。比較的短い時間で意見集約ができるかどうかが課題」と述べた。

●1月11日  川崎製鉄千葉製鉄所は、千葉市が都市再開発を計画している「蘇我特定地区」(同市中央区)内にある同製鉄所東工場の土壌から、環境省の環境基準を超える六価クロムなどの有害物質が検出された、と発表した。

●1月16日
 三番瀬に関係するNGO16団体は船橋市内で会合を開き、「三番瀬再生計画検討会議」に参加するNGO委員4人を決めた。

●1月16日
 千葉の干潟を守る会などのメンバーが、独立行政法人港湾空港技術研究所(国土交通省所管)の干潟実験施設を見学。  関連ページ

●1月23日  手賀沼の水質が27年連続で全国ワーストワンとなったことが、環境省がまとめた2000年度の全国湖沼、河川水質調査で分かった。前年度ワースト2だった印旛沼はワースト3になった。

●1月24日  県地方港湾審議会は、県の千葉港港湾計画改訂案を原案通り可決した。計画改定は9年ぶり。改訂案は、船橋市沖の三番瀬を270ヘクタール埋め立てる「京葉港二期地区土地造成計画」と千葉市・幕張新都心前のマリーナ計画を削除。「干潟や浅瀬は埋め立てによる土地造成を行わず、適切に保全・再生・活用し、(海底の)しゅんせつくぼ地を埋め戻し、水域環境の向上を図る」ことを明記した。港湾計画改訂案が正式決定後、個別事業の計画に着手する。新たに「自然環境の保全・再生ゾーン」として位置付けられた三番瀬については、「三番瀬再生計画検討会議」によって策定される再生計画を港湾計画に盛り込むことになる。

●1月28日
 三番瀬の再生計画を専門家や地域住民が一般公開された席上で議論する「三番瀬再生計画検討会議」(通称・円卓会議)の初会合が千葉市内で開かれた。堂本知事は冒頭あいさつで、「新しい時代にあった公共事業の進め方のモデルにしたい。計画の最終決定は私が責任を持ち、必要な予算も確保する。十分に議論をつくす必要があるが、急ぐ必要もある」などと述べた。


《2月》
●2月2日
 環境省主催の「川口環境大臣と語るタウン・ミーティング」が千葉市内で開かれた。川口順子大臣は欠席。

●2月11日
 「三番瀬再生計画検討会議」のメンバーが専門的立場から三番瀬の保全・再生を話し合う「専門家会議」の初会合が浦安市内で開かれた。

●2月11日
 「市川緑の市民フォーラム」が「三番瀬の自然環境の保全と市川市臨海部のまちづくりについての市民提案(U)」を発表。  関連ページ

●2月12日
 海上町など1市2町にまたがる産廃処分場の建設問題で、地元住民約440人が、建設を予定している産廃業者を相手取り、処分場建設の工事差し止めを求める仮処分を千葉地裁に申請した。

●2月15日
 三番瀬を守る会が三番瀬再生計画検討会議の会長に要望・意見書を提出し、円卓会議で議論の焦点となっている猫実川河口域の緊急調査などを求めた。  関連ページ

●2月17日
 市川市は、三番瀬再生と臨海部のまちづくりについて広く市民から意見を聞く「行徳臨海部まちづくりシンポジウム」を初めて開いた。

●2月17日
 県自然保護連合は、「房総の自然と環境を守る」シンポジウムを千葉市内で開いた。  関連ページ

●2月20日
 三番瀬を守る署名ネットワークが県に対し、「東京湾の貴重な干潟・三番瀬の埋め立て計画の撤回を求める」署名の最後の分として約2万7000人分の署名を提出。累計は30万7347人分。

●2月24日
 ラムサール条約の科学技術検討委員会で湿地復元部会座長を務めるビル・ストリーバー博士を講師にした「湿地復原の原則と指針」の講演会が市川市内で開かれた。主催は日本湿地ネットワーク。講演会に先立ち、ビル氏は三番瀬と行徳野鳥保護区を視察した。  関連ページ

●2月24日  富津市田倉産業廃棄物処分場の建設差し止め仮処分を申し立てていた住民が「仮処分勝利住民集会」を同市内で開催。


《3月》
●3月2日
 千葉の干潟を守る会など7団体が、猫実川河口域の市民調査を行った。  関連ページ

●3月5日
 小櫃川河口・盤洲干潟(木更津市)の隣接地に大型レジャーランド(遊戯施設「民話・童謡の里」)の建設が計画されている問題で、「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」は、少なくとも木更津市環境市民会議の結論がでるまでは建設について判断を保留することを求める要請書を同市の宅地課長に提出した。  関連ページ

●3月10日
 「千葉の干潟を守る会」など7団体が「脱埋め立て宣言! 三番瀬の保全をめざす集会」を市川市内で開催。  関連ページ

●3月15日
 三番瀬を題材にした遠山元子個展「三番瀬を描く展」が20日まで船橋市内で開かれた。  関連ページ

●3月16日
 県が、県内環境の状況や環境保全への取り組みなどをまとめた2001年版の県環境白書を公表。大気や水質状況が横ばいで推移する一方、騒音と悪臭への苦情が増加。県民一人一日当たりのごみ排出量は1970年代の高度成長期を抜いて過去最多となっている。

●3月19日
 「三番瀬再生計画検討会議」が第2回会合を船橋市内で開催。

●3月24日
 シンポジウム「首都圏にダムはもう要らない」(八ッ場ダム問題を考える in 千葉)が千葉市内で開かれた。主催は「首都圏のダム問題を考える市民と議員の会」。  関連ページ

●3月26日
 県が産廃不法投棄の取り締まりを強化する独自の「県産廃条例」(「千葉県廃棄物の処理の適正化等に関する条例」を制定。施行は10月1日。

●3月28日
 三番瀬埋め立て計画をめぐり、市川市行徳漁協が約20年前、金融機関を通じて転業準備資金約43億円の融資を受けた問題で、県企業庁臨海建設課は、同庁の特別会計に2001年度計上していた資金の利息分約1億2900万円の予算執行を見送り、次年度(2002年度)に繰り越すことを決めた。

●3月31日
 船橋海浜公園前の三番瀬で「“干潟まつり” 2002 三番瀬海辺のつどい〜見る!踊る!食べる!遊ぶ!作る!学ぶ!歌う!」が開かれた。主催したのは、同実行委員会と「三番瀬を守る署名ネットワーク」。  関連ページ


《4月》
●4月13日
 千葉の干潟を守る会と外環反対連絡会が「市民から問う環境破壊」と題する講演とパネル討論を船橋市内で開いた。  関連ページ

●4月17日
 「三番瀬再生計画検討会議」の第3回会合が浦安市内で開かれた。三番瀬海域で実施予定の市川航路の浚渫や覆砂について、「円卓会議の議論とは別個に、県がいろいろな事業を決めたり、実施するのは問題だ」などの批判がだされた。  関連ページ

●4月26日
 「三番瀬再生計画検討会議」の下部組織「海域小委員会」の初会合が船橋市内で開かれ、三番瀬の現況調査や覆砂事業などについて議論が交わされた。  関連ページ

●4月26日
 都心と成田空港を30分台で結ぶ「成田新高速鉄道」の建設主体の第三セクター「成田高速鉄道アクセス株式会社」について、県が会社設立の登記申請を行ったと発表。2010年度の開業に向けて具体的に動き出した。

●4月26日
 日本野鳥の会県支部は、成田新高速鉄道計画について、「通過予定地域の印旛沼には絶滅危ぐ種の鳥類などが生息している。路線変更や地下トンネル化などで鳥類との共生を図ってほしい」とする要望書を堂本知事に提出した。

●4月28日
 千葉の干潟を守る会など7団体が、2回目の猫実川河口域市民調査を実施。  関連ページ


《5月》
●5月1日
 首都圏1都6県で1999年度に処理された産業廃棄物のうち、最終処分(埋め立て)のため都県境を越えて搬入された量は千葉県が最も多かったことが、環境省の廃棄物広域移動調査で分かった。

●5月2日
 「残土・産廃問題ネットワーク・ちば」と「おびつ川の水を守る会」は、県外の残土を受け入れないための条例制定を求める署名にとりくみ、1万2847人の署名を千葉県知事に提出した。  関連ページ

●5月3日
 小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会主催の「盤洲干潟学校(観察・学習会)」と、千葉県野鳥の会主催の「小櫃川自然観察会」が開かれた。  関連ページ

●5月3日
 「盤洲干潟学校」が終ったあと、参加者が移入種「サキグロタマツメタガイ」の採取調査を行った。  関連ページ

●5月11、12日
 千葉県自然保護連合と追原ダムを歩く会が、群馬県長野原町に計画されている八ッ場(やんば)ダム予定地を見学。  関連ページ

●5月15日
 三番瀬「海域小委員会」が2回目の会合を市川市内で開催。木更津市の小櫃川河口部の砂を三番瀬にまくという覆砂事業について、船橋市漁協の委員は「断腸の思いで断念する」と述べ、中止を明らかにした。  関連ページ

●5月15日
 富津市田倉の産業廃棄物処分場建設差し止めの請求訴訟を、関係住民142人が千葉地裁木更津支部に提訴した。

●5月17日
 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設促進期成同盟会の通常総会が千葉市内で開かれ、県内区間の早期完成を求める要望書を採択した。同盟会では同日、財務省、国土交通省、日本道路公団など各関係機関を訪問し、要望書を提出。総会に出席した堂本知事は、あいさつの中で「成田空港やアクアラインに直結する道路の完成はなんとしても必要なこと。県の財政は厳しいが、県民や同盟会とともに事業促進に取り組んでいきたい」と語った。

●5月19日
 県は、ごみの発生抑制や減量化を進め、資源循環型社会を構築するため、「県廃棄物処理計画」を策定。

●5月21日
 「三番瀬再生計画検討会議」の下部組織「護岸・陸域小委員会」の初会合が船橋市内で開かれた。

●5月26日
 「三番瀬再生計画検討会議」が、浦安市日の出の干潟で県民らを対象とした三番瀬視察会を開催。

●5月26日
 「三番瀬再生計画検討会議」の第4回会合が浦安市内で開かれた。


《6月》
●6月9日
 市川市の真間山の斜面林の一部「旧木内家別邸跡地」をつぶして6階建て6棟のマンションを建設するという計画がもちあがっているため、「真間山の緑地を守る会」のメンバーなどがJR市川駅前でマンション建設反対のアピール行動を行った。  関連ページ

●6月11日
 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設促進県民会議の総会が千葉市内で開かれた。堂本知事をはじめ、県内選出の国会議員、道路沿線の首長ら約200人が出席。あいさつに立った吉成代表世話人は「成田空港の暫定滑走路完成で圏央道の必要性はますます高まっている。本年度も力強く活動を進めたい」と話した。

●6月14日
 自民党県連の三番瀬問題検討委員会が千葉市中央区内で開かれた。出席した堂本知事は、再生計画検討会議で年内をめどに再生計画のアウトラインが示されるとの認識を示した。

●6月14日
 三番瀬「海域小委員会」が3回目の会合を市川市内で開催。三番瀬で発生する青潮のメカニズムと対策を中心に議論した。

●6月18日
 県は、市原市の市原港海底土砂から最大で土砂1グラム当たり1万5000ピコグラム(ピコは1兆分の1)のダイオキシン類を検出したと発表した。海底土砂の環境基準は設定されていないが、同数値は全国で過去最悪の値。

●6月19日
 千葉県野鳥の会は、成田空港と都心を結ぶ成田新高速鉄道計画の有力ルート案が印旛沼を横断していることについて、自然環境の保全を重視するよう求める要望書を千葉県知事と成田市長、印旛村長に提出した。  関連ページ

●6月19日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が2回目の会合を船橋市内で開催。

●6月21日
 「千葉県自然保護連合」や「八ッ場ダムを考える会」など千葉、群馬両県の4団体は、「八ッ場ダムへの負担金支出中止を求める要望書」を千葉県知事へ提出した。  関連ページ

●6月23日
 「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」が木更津市で「東京湾の干潟 盤洲干潟・三番瀬保全をめざすシンポジウム」を開催。  関連ページ

●6月23日
 環境団体などが猫実川河口域の市民調査を実施。  関連ページ

●6月26日
 堂本知事は県議会6月定例会で三番瀬再生計画検討会議について答え、「7月の会合で再生の目標がまとめられる予定」「年内にアウトラインが示されると思っている」と述べた。

●6月30日
 「水に土に大気に汚染が拡がる千葉県の環境を守っていこう」と題する集会が千葉市内で開かれた。主催は「残土・産廃問題ネットワーク・ちば」。  関連ページ

《7月》
●7月1日
 小櫃川河口・盤洲干潟(木更津市)に植生していたハママツナ群落が絶滅状態になっている問題で、「金田の海を守る会」は、現地調査と原因究明、対策など求める要望書を県知事あてに提出した。  関連ページ

●7月3日
 三番瀬にかかわるNGOでつくる「三番瀬市民会議」(旧名称・三番瀬環境NGO会議)が第6回会合を船橋市内で開催。

●7月4日
 県議会6月定例会に公明党が提出した「『自然再生推進法(仮称)』の早期制定を求める意見書(案)」について、県自然保護連合代表の牛野くみ子さんが、意見書を国に提出しないよう求める要請書を商工労働環境生活常任委員会委員長に提出した。

●7月5日
 成田新高速鉄道の建設主体となる第三セクター「成田高速鉄道アクセス」と、運行業務を担う「京成電鉄」が国土交通省に申請していた鉄道事業の許可が同省から下りた。

●7月9日
 千葉の干潟を守る会など団体が「三番瀬円卓会議の運営等についての意見書」を円卓会議の岡島成行会長に提出した。意見書では、小委員会の新規委員選出の選考基準と選考経過を明らかにすることや、県の責任者が論議の内容や会議の方向を縛るような発言をやめさせることなどを求めている。  関連ページ

●7月12日
 環境団体などが猫実川河口域の市民調査を実施。  関連ページ

●7月12日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が3回目の会合を浦安市内で開催。

●7月13日
 県が、三番瀬に関する理解を県民に深めてもらうため、市川市内で「三番瀬勉強会」を開催。

●7月19、20日
 「三番瀬再生計画検討会議」の第5回会合が開かれた。正味10時間におよぶ討議の結果、「再生の目標」としての5つの骨子などを決めた。  関連ページ

●7月26日
 第二湾岸道路の建設促進を求め、関係6市でつくる第二東京湾岸道路建設促進協議会が千葉市内のホテルで総会を開いた。会議では、国土交通省関東地方整備局の鈴木克宗道路部長が「三番瀬の円卓会議の検討結果を踏まえて考えたい」と慎重姿勢を示したのに対し、白戸章雄副知事は「再生計画との調和を図りつつ、早期事業化に向けて国に調査の促進を要望するなど積極的に働きかけたい」と述べた。

●7月29日
 「千葉県自然保護連合」と「プロジェクトとけ」は、「県立博物館の統廃合計画に反対し、博物館機能の一層の充実を求める要望書」を千葉県知事に提出した。この要望書には50の団体と個人から賛同が寄せられた。  関連ページ


《8月》
●8月2日
 三番瀬「海域小委員会」が4回目の会合を開催。

●8月3日
 「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」主催の「盤洲干潟学校(観察・学習会)」と、千葉県野鳥の会主催の「小櫃川自然観察会」が開かれた。  関連ページ

●8月9日
 小櫃川河口域に植生している貴重植物のハママツナが壊滅状態になっており、また、シオクグについても3割以上が枯れてなくなっている問題で、「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」(略称・盤洲干潟を守る連絡会)は、調査と原因究明を求める要請書を千葉県知事あてに提出した。  関連ページ

●8月10日
 日本道路公団が建設中の主な高速道路13路線のうち、東京外郭環状道路(外環道)など10路線は、開通当初の2025年度の時点で、建設に要した金利負担が年間収入を上回り、累積債務が増大していく見通しであることが、道路関係四公団民営化推進委員会の試算で分かった。とくに1キロ約1000億円の建設費を要する外環道(三郷─市川、20キロ)は、年間80億円の収入に対し、3倍以上にあたる290億円の金利負担が生じ、100円の収入を得るのに375円のコスト(収支率375%)がかかる赤字路線になる、としている。

●8月13日
 千葉県自然保護連合が「護岸・陸域小委員会」に対し意見書を提出。市川塩浜地区で議論になっている護岸改修問題について、「高さ8mの堤防は不要であり、護岸改修は補強工事にとどめるべき」などとしている。  関連ページ

●8月20日
 東京外郭環状道路(外環道)建設ルートにある市川市堀之内の縄文後期・晩期(3000―3500年前)の「道免(どうめ)き谷津遺跡」から、焦げた土器やクルミ、トチの実などが多量に出土した。谷地の水が、保存の役目を果たしてきたもので、発掘作業に当たっている県文化財センターは、出土品を公開、発掘現場の見学会を開いた。

●8月21日
 船橋市漁協が空気の泡のカーテンで青潮の侵入を防ぐ「エアレーション」実験を三番瀬と外海を区切る堤防の切れ目で行った。

●8月22日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が4回目の会合を開催。

●8月22日
 鴨川市の本多利夫市長は、同市内で建設計画がある産廃最終処分場について、県が設置許可を付与することに反対するとの陳情書を堂本知事に手渡した。

●8月24日
 銚子、海上、東庄の3市町にまたがる産業廃棄物最終処分場の建設をめぐり、産廃反対東総住民連絡会が海上町で集会を開いた。

●8月28日
 高速道路計画の見直しが議論されている問題について、堂本知事は記者会見で、「いずれも必要性を強く感じる。どれだけ(貨物などの)輸送が楽になるか計りしれない」などと述べ、県内の高速 道路計画は事業推進が必要だとの考えを強調した。県内では、東京外郭環状道路(外環道)、第二東京湾岸道路、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、東京湾口道路などの高速道路が計画され、堂本知事はこれらの具体化や推進を国に働きかけている。

●8月28日
 「残土・産廃問題ネットワーク・ちば」が、県内各地の残土・産廃問題の対策を求める要望書を堂本知事に提出。

●8月28日
 国土交通省が来年度政府予算の概算要求を発表。そのなかで、「海域環境創造事業(通称・シーブルー事業)」の候補地として浦安市の海域を挙げたのに対し、同市の松崎秀樹市長は「地元と事前協議をしないで概算要求に盛り込むのは乱暴」と、計画の白紙撤回を求めた。

●8月30日
 オーストラリアでシギ・チドリの生態を研究しているフィル・ストロー氏が三番瀬と行徳鳥獣保護区を視察。

●8月30日
 2回目の三番瀬「専門家会議」が開かれた。


《9月》
●9月3日
 県企業庁は、千葉ニュータウン事業について、新住宅市街地開発事業法(新住法)に基づく事業はおおむね10年後には収束させるという抜本的な見直しを進める方針を固めた。

●9月3日
 市川三番瀬を守る会が市川市内で「三番瀬・緊急学習会」を開催。  関連ページ

●9月5日
 富津市田倉の産業廃棄物処分場建設差し止めを求める本裁判の第1回公判が千葉地裁木更津支部で開かれた。

●9月5日
 千葉県と千葉・市原両市が進めている「千葉・市原丘陵新都市開発計画」のなかで「開発熱度の高い地区」として位置づけられていた「市東第一土地区画整理事業」が不採算性を理由に事業休止に追い込まれていたことが明らかになった。

●9月8日
 外環反対連絡会や県自然保護連合などは市川市内で「1メートル1億円の道路は必要か〜外環道・第二湾岸道を考える」と題したシンポジウムを開いた。  関連ページ

●9月11日
 三番瀬「海域小委員会」が5回目の会合を開催。

●9月14日
 三番瀬を守る署名ネットワークが第6回対策会議を市川市内で開催。

●9月21日
 浦安市が、三番瀬の保全・再生をめぐり市民から意見を聞く初の「三番瀬シンポジウムうらやす」を開催。

●9月22日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が5回目の会合を開催。

●9月23日
 千葉の干潟を守る会などのメンバーが、横浜市金沢区にある人工海浜「海の公園」と自然海浜の「野島海岸」などを見学。  関連ページ

●9月28日
 「三番瀬再生計画検討会議」が第6回会合を船橋市内で開催。12月に中間報告をまとめることが決まった。

●9月28日
 地域の特性を生かした自然の保持・復元へ「ビオトープ」を有効に活用するため、県はビオトープの「推進マニュアル」と「事例集」の両冊子を発刊した。

●9月29日
 市川市が、2回目の「行徳臨海部まちづくりシンポジウム」を開催。

●9月30日
 国内唯一の公営ワクチンメーカーとして約半世紀の間、伝染病予防など公衆衛生の向上に貢献した県血清研究所が閉所になった。


《10月》
●10月1日
 産廃不法投棄の取り締まりを強化する「県産廃条例」(「千葉県廃棄物の処理の適正化等に関する条例」が施行。全国初めての「自社処分」規制も盛り込んでいる。

●10月2日
 県議会9月定例会で堂本知事は、共産党の小松敦議員の質問に答え、「千葉県はまだ必要な道路が多い」とし、「市川―松戸間の東京外郭環状道路は、地域経済、社会にとって整備が必要」と述べた。また、第2の東京湾アクアラインである東京湾口道路については、「利便性からも必要」などと答えた。

●10月2日
 千葉市内に2001年度に不法投棄された産業廃棄物が34件、3860トンに達し、前年度の投棄量の6倍以上になっていたことがわかった。

●10月4日
 さいたま市の財団法人「埼玉県生態系保護協会」は、松戸市幸谷に同協会が所有し、保全している山林の隣接地の山林の宅地開発を許可したのは社会的正当性を欠くとして、松戸市に261万9140円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁松戸支部に起こした。

●10月5日
 「吉野川河口干潟を救え!」と題するシンポジウムが東京都内で開かれ、千葉の干潟を守る会や三番瀬を守る署名ネットワークなどのメンバーも多数参加した。  関連ページ

●10月17日
 三番瀬「海域小委員会」が6回目の会合を開催。コーディネーター(議長役)の小埜尾精一委員が辞意を表明して途中退席。  関連ページ

●10月19日
 「八ッ場ダムを考える会」の講演会と総会が群馬県前橋市の群馬大学で開かれた。  関連ページ

●10月24日
 「海域小委員会」第6回会合で「三番瀬再生計画検討会議」委員の辞意を表明して途中退席した小埜尾精一氏が堂本知事と岡島成行・同会議会長あてに質問状を提出。

●10月28日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が6回目の会合を開催。

●10月29日
 千葉市若葉区小間子町の産業廃棄物不法投棄事件で、現場の土地を貸していたとして県警が廃棄物処理法違反の疑いで地主を逮捕。同容疑で地主が逮捕されたのは県内初。

●10月31日
 質問状を提出した「三番瀬再生計画検討会議」の小埜尾精一委員に対し、堂本知事と岡島成行・同会議会長が文書回答。


《11月》
●11月1日
 外環反対連絡会は、東京大気汚染裁判判決(10月29日)を受けて、市川市長あてに見解を求めるとともに、交通量抑制策の推進などを申し入れた。  関連ページ

●11月4日
 三番瀬「専門家会議」が第3回会合を船橋市内で開催。

●11月4日
 千葉県が「今なぜ住民参加なの?〜三番瀬円卓会議から政策提言型の民主主義・千葉モデル」を船橋市内で開催。

●11月5日
 「三番瀬再生計画検討会議」委員の小埜尾精一氏が堂本知事に同委員の辞表を提出。

●11月7日
 政府の道路関係四公団民営化推進委員会が東京都内で地方公聴会を開催。堂本千葉県知事も参加し、「現在の首都高速は渋滞が慢性化し、都心を通過しない環状道路の整備は最優先だ」と東京外郭環状道路(外環道)の早期整備の必要性を主張した。

●11月9日
 千葉県自然保護連合とNPO法人千葉まちづくりサポートセンターが「これからの博物館を考える」シンポジウムを県立中央博物館で開催。  関連ページ

●11月9日
 「三番瀬再生計画検討会議」が第7回会合を船橋市内で開催。年内に提出予定の「中間取りまとめ」案などを議論。

●11月9日
 県は、大規模公共事業の「事前評価制度」を導入することを決めた。本年度中に試行し、新年度から本格的な運用を始める。

●11月14日
 銚子、海上、東庄の3市町にまたがる産業廃棄物最終処分場の建設計画をめぐり、地元住民らが千葉市中央区の県庁前路上で、処分場の建設反対を訴える「24時間ハンガーストライキ」を行った。

●11月15日
 市川、浦安、船橋3市の市長と市議会議長で組織する京葉広域行政連絡協議会が、三番瀬の再生や行徳臨海部のまちくづくりなど9項目の要望書を堂本知事に提出。

●11月17日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が7回目の会合を開催。

●11月19日
 山武町が、県残土条例より罰則などを強化した独自の条例を制定。同町は「県条例は抜け穴が多く、違反が横行している」と危機感を強めていた。

●11月20日
 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の早期完成をめざす圏央道建設促進県民会議が千葉市内で県民大会を開催。事業促進に向けた5項目の大会決議を採択。

●11月22日
 八ッ場ダム(群馬県)をめぐり、「首都圏のダム問題を考える市民と議員の会」のメンバーら174人が、県が過去に負担した127億円の賠償と今年度以降の負担金を支出しないことを求める監査請求を県監査委員に行った。

●11月22日
 三番瀬「海域小委員会」が7回目の会合を開催。

●11月24日
 「三番瀬再生計画検討会議」が第8回会合を船橋市内で開催。中間報告起草案を議論した。

●11月26日
 廃棄物焼却炉などの設置者に義務づけているダイオキシン類濃度の自主測定結果を県が公表。排出期軍を超えたのは11施設だった。

●11月27日
 圏央道建設促進県民会議が中央の関係機関を訪れ、県内区間の早期完成を求める要望書を提出。


《12月》
●12月1日
 「常磐新線と沿線巨大開発を考える12・1県民集会」が柏市内で開かれた。同集会実行委員会が主催したもので、約300人余が参加。  関連ページ

●12月8日
 三番瀬「海域小委員会」が8回目の会合を開催。

●12月11日
 市川市は、東京湾沿岸保全基本計画を策定している県に対し、内陸地に設定された海岸保全区域を現行の海岸線に移すよう求める要望書を県に提出した。

●12月12日
 堂本知事は、三番瀬埋め立て計画を前提に市川市行徳漁協に融資していた「転業準備資金」問題を解決するため、「補償検討委員会」を発足させる方針を表明した。

●12月12日
 君津・市原地域と安房地域を中核とする県内の山砂関連事業者らでつくる「羽田空港再拡張埋立工法推進協議会」が、羽田再拡張工事は埋め立て方式を採用するよう求めて署名運動を開始。

●12月12日
 県の外郭団体「千葉県まちづくり公社」が、新たな工業団地(大栄物流団地)の着工を決定。県企業庁、県土地開発公社、区画整理組合などが内陸12、臨海5の計17カ所の工業団地を分譲中だが、これらの売れ残りは3月末現在で計453ヘクタールと膨大になっている。

●12月15日
 三番瀬「護岸・陸域小委員会」が8回目の会合を開催。

●12月18日
 「県残土条例」改正案のアクトラインが県環境審議会水質・廃棄物合同部会が了承された。

●12月19日
 市川市が三番瀬の再生と周辺のまちづくりに向けた地元の基本姿勢を「行徳臨海部基本構想」にまとめ、県知事に提出。

●12月23日
 「三番瀬再生計画検討会議」の第9回会合が開かれ、約1年間の議論を集約した「三番瀬の再生に向けての中間とりまとめ(中間報告)」を承認した。

●12月25日
 「三番瀬再生計画検討会議」の岡島会長が県庁を訪れ、「三番瀬の再生に向けての中間とりまとめ(中間報告)」を堂本知事に提出。  関連ページ

●12月25日
 銚子市の産業廃棄物不法投棄問題に取り組む「明日の銚子を礎(きず)く市民連合会」は、「不法投棄問題が改善されないのは県の怠慢が原因」として堂本暁子知事を相手取り「抗告訴訟」を起こした。

●12月27日
 環境省がまとめた2001年度全国水質調査によると、26年連続ワースト1位だった手賀沼が不名誉記録を返上する一方、河川では春木川(市川市)がワースト1位となった。

  

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