放射性物質から生命を守るために

〜小櫃川の水を守る会が総会と講演会〜




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 「小櫃川(おびつがわ)の水を守る会」(関 巌代表)は(2014年)8月24日、総会と講演会を木更津市中央公民館で開きました。参加者は50人です。

 小櫃川は房総丘陵の清澄山系に源を発し、南房総の君津、木更津、袖ケ浦を流れる川です。千葉県内では利根川に次いで2番目に長い川です。小櫃川の下流には、君津、木更津、袖ケ浦、富津、市原5市の水道取水場があります。
 その小櫃川の上流に産業廃棄物処分場が計画されたことから、大切な水道水源を守ろうと、地域住民がたちあがって同会が結成されました。1988年のことです。
 その後も、上流域のあちこちで産廃・残土処分場の計画がもちあがりました。「守る会」はこの26年間、産廃・残土処分場の建設をやめさせることを中心に運動を進めてきました。
 2011年は、君津・富津両市において、水源地への放射性廃棄物(1kgあたり8000ベクレル以下)の埋め立てが新たな問題として浮上しました。そこで、放射性廃棄物の搬入をやめさせるため、「放射性物質から生命(いのち)を守る市民の会」を結成し、運動をつづけています。放射性廃棄物の搬入中止を求める署名は、小櫃川を水源とする水道利用者35万人の1割にあたる3万5000筆の署名を集めました。

 2014年度の方針では、こんなことをうたっています。
「私たちは、全国で湧き上がっている脱原発と再生可能エネルギーを求める闘いに連帯し、原発と廃棄物問題を根本から見直す地域内主義の運動を住民のなかから展開する」
「産廃最終処分場の水源地への設置に反対するとともに、産廃・残土の他地域からの持ち込み・埋め立てに反対する。君津市残土条例の地域内処理の原則を県内に広げる」

 総会のあと、「放射性廃棄物等撤去請求事件について」と題して広域近隣住民連合会の小林博三津(ひろみつ)さんが講演しました。
 広域近隣住民連合会は、手賀沼終末処理場がある我孫子市と印西市の住民でつくる市民団体です。1kgあたり8000ベクレル超の放射性物質を含む指定廃棄物が手賀沼終末処理場に一時保管されています。連合会は、その撤去を求めて訴訟中です。小林さんは一時保管の経過や訴訟の状況、県・関係市の動きなどをくわしく話しました。
 つづいて4人から特別報告がありました。KGM君津廃棄物最終処分場設置を中止させた運動、鋸南町の汚染土壌埋め立て反対運動、指定廃棄物最終処分場問題、そして放射性廃棄物を埋め立てている大平興産大塚山産廃処分場(富津市)で漏洩が起きている問題です。
 そのあと、放射性廃棄物最終処分場の問題などをめぐり、活発に意見が交わされました。



〔小櫃川の水を守る会第28回総会の講演と特別報告〕




小櫃川の水を守る会の総会であいさつする関 巌代表








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