原発ゼロをめざす官邸前行動

〜首都圏反原発連合 ミサオ・レッドウルフさんが講演〜


千葉の干潟を守る会・千葉県自然保護連合43周年記念行事〜




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 千葉の干潟を守る会と千葉県自然保護連合は(2014年)2月22日、合同で43周年記念講演会を開きました。講師は首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさん。演題は「直接行動の力『首相官邸前抗議』」です。

 ミサオさんはイラストレーターです。2007年に反原発団体「NO NUKES MORE HEARTS」を立ち上げ、主宰者となりました。2011年の福島第一原発事故のあと、ほかの反原発グループと反原連を結成しました。以来、毎週金曜の官邸前抗議をはじめ、さまざまなデモ・抗議活動を繰り広げています。

 2012年3月29日にはじまった官邸前抗議行動は、今年(2014年)2月に90回を超えました。2012年6月29日は20万人が参加しました。その後も、数千人、数万人が参加する行動を続けています。首都の官庁街の中心で抗議を2年も毎週持続しているのは世界でも例がなく、奇跡に近い、といわれています。毎週金曜の抗議行動は全国各地に広がっています。こうした脱原発運動の広がりによって、日本ではいま「稼働原発ゼロ」が続いています。


大勢で国会を囲み、政府にプレッシャーをかける

 ミサオさんは、官邸前抗議行動をはじめたいきさつや抗議行動のやり方、自身の思いなどについて話しました。
    「私たちの行動の意図は、大勢の人で国会を囲み、それをマスコミに報道してもらう。そのことによって政府に圧力をかけるということだ。だから、警察とのトラブルは避けるようにしている。トラブルが起こると行動が続かなくなる」

    「反原連がほかの団体と違うことのひとつは、相手に声を直接聞かせなければいけないということで、音響を工夫していることだ。また、声をそろえるようにしている。そのほうが相手にプレッシャーをかけられる。スピーチも、ほかの団体は参加者に向かってするが、私たちは首相官邸に向けてやっている。そのほうが効果は大きい」

    「反原連は、原発再稼働に怒ったり、原発についてさまざまな思いをもつ人にたいし、抗議の場を提供しているにすぎない。そういう反原連のやり方に賛同している人たちが自発的に参加している」

    「官邸前行動は、初回の行動のときから午後8時終了を厳守していた。そのことによって警視庁麹町警察署との信頼関係が築けてきていた」

    「安倍政権のもとで再稼働の動きが強まっている。これから先どうなるかわからないが、できるかぎりのことを続けていきたい」

 ミサオさんは、今年2月9日投開票の東京都知事選についても思いを語りました。
 この選挙では、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏と元首相の細川護熙氏がともに「原発即時ゼロ」を掲げて立候補しました。しかし、自民・公明推薦の舛添要一氏に敗れました。ミサオさんは、「脱原発派が一本化し、何としてでも勝ってもらいたかった」と話しました。


「金曜行動が続いていることに安心感を覚える」

 参加者のアンケートでは、多くの人が講演の感想を書いてくれました。一部を紹介するとこうです。
    「参加者を拡大したり、脱原発運動を統一させたりするためにどんな努力をされているのか、それがよく理解できた」

    「毎週金曜日の決まった時間に行動してくださっているため、一人で何ができるのかと思っている人も、そこに行けば声だけでも出して自分の気持ちを言えます。そういう場があるので、ほんとうにうれしいです」

    「市民の自発性をひきだす抗議行動が生まれた経緯がよくわかりました。党派にとらわれない運動のむずかしさを実感しています。一人ひとりの市民の思いを大切にした運動の輪を大きくしていきたいと思います」

    「金曜行動が続いていることに安心感を覚えます。仕事もあり、なかなか参加できないのですが、都合がつけばいつでも行けるという安心感です。行動に参加すると、元気がもらえます。たくさんの人を見たり、いろいろな人と話をしたりすると、元気がでます」

    「若々しい行動形態、たのもしいかぎりです。うれしく思います。最近はいろいろなことからしりぞいていましたが、私も官邸前行動に参加したくなりました」





首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさん



ミサオさんの話に聞き入る参加者



ミサオさんとスタッフのみなさん



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