大輪の朝顔を咲かせるための基本

朝顔作りの基本

朝顔は育てやすい植物のひとつです。この朝顔を普通に咲かせるのは非常に簡単なのですが、より大きい花を咲かせようと 思った時にはそれなりの栽培をしなければなりません。大輪に咲かせるには、朝顔が良く育つ環境を栽培する人が作って あげなければなりません。それにはある程度の基本を知っておく必要があり、朝顔の成長と共にどれだけ施せたかが開花期に 影響が出てきます。こう書いてしまうと難しく感じてしまうかもしれませんが、何事も経験です。余程の間違いを しない限り、咲かないと言う事はありません。また、夏に咲いた花を見るとまた来年も咲かせようと思わされるのも大輪 朝顔なのです。頑張って皆さんも育ててみてください。


朝顔の特徴について

朝顔を育てる上で、朝顔の特徴を知らなければ良いものは出来ないでしょう。朝顔の特徴を良く理解した上で栽培を行って いただければより良いものが出来ると思います。 まずはじめに朝顔は「つる性植物」である事。朝顔を知っている方なら 誰でも判ると思いますが、朝顔が伸びていくと朝顔は茎を何かに絡ませて伸びていこうとします。こういう事を「つる性」 といいます。このサイトで目指す大輪は、このつる性を利用した栽培方法で蔓を行灯に絡ませて栽培致します。

朝顔を育てる上で一番大事な特徴はこれかもしれません。日中は太陽光線が朝顔の成長を抑制し、朝顔は夜に伸びる 性質があるということ。この特徴をいかに抑えられるかが良い苗作りを左右するといって過言ではないと思います。 この特徴を抑制するするための手段として、日当たりの時間が長い場所で育てるという事と、夕方までには鉢の表面が 乾くような潅水のやりかたを行う事が大事なのです。もし、用土が乾かなかったらどうなるかと申しますと、苗が鉢の 水分を取り込んで一晩にしてスッと伸びてしまいます。これを「徒長」と言い、朝顔栽培においてはあまり良い物とは 言えません。 目指す苗作りは、本葉の3枚目以降が同じような場所から出てきて、どれが何枚目だか判らないくらい 引き締まった苗が良いのです。

大輪系の朝顔には、青斑入り蝉葉と黄斑入り蝉葉それに黄蝉葉という種類があります。 黄斑入り蝉葉と黄蝉葉は主に 切込み作りの時に使用する品種で花の色が綺麗で花柄も色々あります。しかし大きく咲かせるには青斑入り蝉葉の方が 花が大きく咲くため大輪の行灯作りには青斑入り蝉葉が使用されます。このサイトでは大輪朝顔を咲かせるため、青斑入り 蝉葉を使用します。

朝顔は短日性植物という特徴があり、夏至を過ぎた頃から日が短くなってきたのを感じ取り蕾をつけます。ですから 遮光栽培をすれば早く花を咲かせる事も出来る植物なのです。朝顔を栽培している方からよく有る質問の中に 「蕾がつかない」と言うのが有ります。こういう場合の原因のひとつに「光害」というものが有ります。これは栽培場に 街灯の明かりや部屋からこぼれた明かりが朝顔に当たると日が長いと勘違いをしてしまい蕾をなかなかつけないという ことが有ります。都会や住宅地ではよく有る事ですのでこういう点でも気をつけた方がよいと思います。

朝顔は朝咲くと言う事、朝咲くから朝顔なんでしょうけど実際には午前1時ごろから開花がはじまっております。 直射が当たるとすぐにしぼんでしまいますが、日陰において置きますと昼頃までは十分に鑑賞できます。しかし、 次の花のためには早めに日光に苗を当てた法がよいと思います。



大輪朝顔基本の五箇条

環境   

朝顔は非常に陽当たりを好みます。ですから出来るだけ長い時間日光が当たる場所が必要です。最低でも1日に6〜7時間 の陽当たりがあれば育てられます。また、ある程度風通しが良い方が害虫などの発生が少なく抑えられたり、鉢の乾きが 良いので徒長を抑える事が出来ます。

わずか3ヶ月の栽培期間ではありますが、朝顔は発芽と共に根を急速に発達させて育って行きます。根は、育って行く上で 一番大事な部分であり、根が良いものでなければ大輪は望めないと言って良いでしょう。その根を良くも悪くもするのが 用土です。朝顔の用土に求められるのは、水はけが良い事、肥持ちがある程度良い事です。では水はけが良ければいい だろうと砂のようものばかりを用いると、夏の日差しに当たった時にアッという間に乾いてしまい朝顔が枯れると言う事が あります。ですから、栽培する方の環境に応じてさまざまな用土を配合する必要があります。

肥料

肥料には大きく分けて有機肥料と無機肥料に分けられますが、どちらも肝心な事は必要以上に効かせ過ぎないということです。 肥料を効かせ過ぎますと肥料当たりを起こして、最悪の場合枯れてしまうからです。育ちが遅くても決してあせらずに 育ててください。有機肥料は、未発酵の状態で使用しますと植物に悪影響を与えてしまいますので、必ず発酵済みのものを 使用して頂きたいと思います。有機肥料は与えるために前もって準備が必要な事があったり、発酵の段階で悪臭を放つなどの 問題があるため、使いにくいと思います。そういう場合には無機肥料を使う事をお勧めします。無機肥料はいわゆる化成肥料 のことで、嫌な臭いもなく成分も数値となって表されておりますので、生育段階に応じて与えられる長所もあります。私は 元肥に有機質の物を使いつつ、無機肥料の液肥を与えております。

種子

育て方が良くても、肝心な種の質が悪ければ大輪が咲きません。出来ればお近くの朝顔会に入会されて良質な種を入手するのが 一番良いと思います。

管理

これが一番肝心かもしれませんが、管理を怠っていては決して良いものは出来ません。朝顔は非常に成長が早いので、管理を 怠りますと徒長してしまったり、枯らしてしまったりします。また品種によっては肥料に強かったり弱かったりがありますので 鉢によっては加減が必要だったりします。その他にも色々とありますが、要は愛情を持って育てる事が大事だという事です。

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