ゴルフクラブ用語集 【ゴルフ便利帳】【トップ


ウッド

アイアン


クラブ用語辞典

●オーバーサイズ
俗に「デカヘッド」とも呼ばれる。ヘッド容量の大きなウッドクラブやフェース面積の広いアイアンのこと。これに対し、平均的なものをミッドサイズと呼ぶ。

●慣性モーメント
運動している物体が外部から作用を受けたときに、その作用に逆らって一定の運動を続けようとすること。例えば、トウ寄りに重量があるヘッドの場合、重量の重い部分の慣性モーメントが大きいため(トウが前に動こうとするため)、芯をはずしてボールを打ってもフェースが開きにくい。

●キックポイント
シャフトのしなりが最も大きくなる点。これがグリップ寄りにある場合を手元調子、ヘッド寄りにある場合を先調子、中間にある場合を中調子と呼ぶ。シャフト先端からのパーセントで表すと、およそ40%が先調子、42%が中調子、44%が手元調子。

●キャビティバック
キャビティとは「くぼみ」や「へこみ」のことで、アイアンヘッドの背面を凹状にデザインしたものを言う。これによって重量を周辺配分でき、スウィートエリアを拡大できる。

●グースネック
ネック部分がガチョウ(グース)の首のように曲がっているもの。これによってヘッドがシャフトより後方に位置するので、レートヒットしやすく球を捕まえやすい。オフセットとほぼ同じ意味で使われる。

●コンポジットクラブ
比重の違う素材を複合生成したクラブ。カーボン素材と金属素材、軽い金属(チタンなど)と重い金属(真鍮など)を組み合わせることにより、低重心化、ワイドスポット化を可能にする。

●周辺重量配分
キャビティバックアイアンのバックフェースのように、重量をヘッドの周辺部分に分散させること。これによってスウィートエリアが広くなる。

●重心角(重心アングル)
クラブを平らな机の上などに置いたときのフェース面の向き(角度)。フェース面が上を向くほど重心角は大きく球を捕まえやすい。また、パターの場合、フェースが真上を向く状態をフェースバランスという。

●重心距離
シャフトの軸線とヘッドの重心点を垂直に結んだときの軸線から重心点までの距離。これが長くなればなるほどヘッドをコントロールしにくくなる。

●重心深度
フェース面から重心点までの距離。この距離が長くなればなるほど重心深度が深いといい、同時に球が上がりやすくなる。

●重心高さ
ソールを地面に密着させたときの地面から重心までの高さ。

●スウィングバランス
スウィングウェートともいい、スウィング中のヘッドの効き具合をいうが、それは計測できないために静止状態で計測している。軽い順にAからEまで5段階に分け、さらにそれぞれを0〜9まで10段階に細分化している。

●スウィートスポット
いわゆる芯のことで、ヘッドの重心点とフェース面を垂直に結んだフェース面上にある。

●スコアリングライン
フェース上に刻まれた溝のこと。

●ソール
クラブが地面と接地する部分。トウからヒールにかけて丸みのあるものをラウンドソール、またはロールアップソールという。凸状のレールが付いているものは「ゲタばき」ソールと呼ばれている。

●ディープフェース
フェースの高さが高い(厚みが厚い)こと。最近はディープフェースで重心の低いものがハードヒッター向きとされている。

●トウ&ヒールバランス
ヘッドの重量をトウとヒールに分散させることにより、スウィートスポットの範囲を横に広げ、方向性の安定を図ったクラブ。

●トップライン
アイアンの最上部の線。これに対しフェース面最下部をリーディングエッジ、最後部をトレーリングエッジという。

●トルク
シャフトのねじれのこと。シャフトはしなると同時にねじれが生じるもので、ねじれが大きすぎるとショットが不安定になりやすい。

●バウンスソール
リーディングエッジよりもトレーリングエッジの方が下に突き出したアイアンソールの形状のこと。サンドウェッジなどがそのよい例。

●バックフェース
フェース面の裏のこと。

●フェースバランス
パターに使われる言葉で、ヘッドの重心がシャフトの延長線上にあるもの。机の上にパターを寝かせ、ヘッドを机から出したとき、フェース面が真上を向く。

●フェースプログレッション
シャフトの軸線からリーディングエッジまでの距離をいい、通常ウッドでは大きくアイアンでは小さい。アイアンの場合フェースプログレッションが小さくなるほどグースネックになる。

●フレックス
シャフトのしなりのこと。しなりの柔らかいものから順に、L、A、R、S、Xとある。

●フロー設計
アイアンの番手ごとに仕様を変化させ、打ち安さを出した設計のこと。番手ごとにウェートを変化させるウェートフロー、ネックのオフセット度を変化させたオフセットフローなど様々ある。

●ライ角
クラブを正しくソールしたときにできるシャフトと地面とで作られるヒール側の角度のこと。このライ角が合っていないとボールの方向性が不安定になる。この角度が大きいものをアップライト、小さいものをフラットという。

●ロフト(リアルロフト)
シャフトの軸線に対するフェース面の上向きの角度のこと。この角度が大きいほどボールは高く上がりやすい。


(注)ロフト
アイアンの場合はクラブを基準ライ角、フェースの向きををスクウェアにした状態で、そのシャフト軸線とフェース面との傾きを測る、という方法で各メーカーがほぼ統一されているが、ウッドの場合は測り方が違うメーカーがある。その測り方は、
1、アイアンと同じようにシャフト軸線を基準とし、フェース面をスクウェアにした状態で測定
2、クラブをソールした状態で(シャフトの傾き、フェースの向きは無視)、ソール面と直角に交わる面とフェース面とのなす角度を測定
の二つがある。1をリアルロフト、2をオリジナルロフトと呼んでいる。

(注)フレックス
シャフトフレックスの測定方法も何種類かあり、硬さの基準も統一されていない。よく、「あのモデルのシャフトはRでも硬い、とか柔らかい」と言うことがあるが、これは基準が統一されていないからである。
測定法の代表的なものは、
1、片持ち式(順式)・・シャフトのバット側(グリップ側)を固定し、チップ(ヘッド側)に一定のおもりを下げてシャフトのたわみ量を測定
    〃  (逆式)・・チップ側を固定し、バット側におもりを下げる
2、振動数測定法・・シャフトのバット側を固定し、シャフトを振動させて一定時間に何振動するかを計測
3、3点支持測定法・・シャフトの両側を固定し、中央部に一定の曲げ幅を持たせる。中央部には固定された秤が付いていて、真っ直ぐになろうとする力を測る
それぞれの測り方には一長一短があり、併用しているメーカーもあるが、同じフレックスのシャフトを使ってもトルク、キックポイント、シャフト重量、ヘッド重量の違いにより、振った感じは違ってくる。
カーボンシャフトが主流になり、その多様化が進んでいるため、シャフト選びがますます難しくなってくる。 


付録

●ヘッドスピード
ドライバーを使ったときのインパクト直前のヘッドの速度のこと。平均値とされている速度は、男性が40m/s、女性で30m/s。ヘッドスピードの5倍がキャリーのおおよその飛距離。
●ボール初速
一般的には、ヘッドスピードの1.5倍くらい。ボール製造の段階で規制されるルールでは、ヘッドスピードが48.8メートル毎秒の時、秒速76.2メートル以下でなければいけない。

●クラブの番手別呼び名

<ウッド> <アイアン>
1番・・ドライバー 1番・・ドライビングアイアン
2番・・ブラッシー 2番・・ミッドアイアン
3番・・スプーン 3番・・ミッドマッシー
4番・・バッフィ 4番・・マッシーアイアン
5番・・クリーク 5番・・マッシー
6番・・スペードマッシー
7番・・マッシーニブリック
8番・・ピッチングニブリック
9番・・ニブリック