10/24,1998
撮影日は1998年9月20日
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ひさしぶりに剣山スーパー林道へ行く計画であったが、朝起きてみるとあいにくの雨である。とりあえず計画どおりに支度して待ち合わせ場所へ向かったがいっこうに止みそうもない。雨のスーパー林道は霧がでたりして危険であるし、今日は同乗者が2人居るので安全策をとって中止にした。それでもあきらめきれずに一人で神山町まで車を走らせたが雨はやみそうになく、昼前に帰途についた。 佐那河内村までくると、国道わきの小さなコスモス園で雨の合間にツマグロヒョウモンが吸密しているのをみつけた。とくに珍しくもないが撮影することにした。 |
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ツマグロヒョウモンは南方系のチョウである。昭和40年代には徳島でも希にしか見かけないチョウで、小学生の頃始めてこのチョウを見たときは興奮のあまり採集ネットの手元が狂って取り逃がし、悔しい思いをした記憶がある。最近は県内どこでも普通に見ることができる。ヒョウモンチョウの仲間では最もポピュラーなチョウになってしまった。 これも、地球温暖化の影響なのかもしれない。ちなみに、同じく南方系のチョウであるイシガケチョウも多くなっている。
ところで、このページの写真はすべてツマグロヒョウモンの雌で、雄は全く異なった模様をしており、他のヒョウモンチョウとよくにている。 雌だけが異なった模様を持つ理由はカバマダラに擬態しているためと考えられている。マダラチョウ科のカバマダラは沖縄以南に生息しており、体内に毒性のある物質を蓄積して鳥などの捕食者が敬遠するという。 最近手に入れた魚眼レンズを試すことにした。魚眼レンズは画面の対角線の角度が180度もあるレンズで周囲が大きく歪むのが特徴である。 |
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Photo1は一般的な焦点距離100mmのマクロレンズで撮影したもので、バックが大きくボケてチョウがきれいに浮き上がっている。女性のポートレート写真と同じような手法である。Photo2,Photo3,Photo4は魚眼レンズで撮影したもので、周囲の環境まで広く写っており私たちが野外で実際にチョウを見るときの感じに近い。 ちなみに、Photo2とPhoto3を撮影したときのチョウとレンズ間の距離は10cm程度まで近づいている。このぐらいの接写になると、魚眼レンズの特徴である周辺の歪みもほとんど気にならなくなるから不思議である。
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