カナディアンロッキーハイキング(1996年
                               
     
8/10(土)カナデアン航空004機にて(17:45発)成田空港より一路カナダのバンクーバへ向かった。成田空港で一人の外人客が乗り遅れて20分程遅れたのであるが、この日はお盆休みの初日で、出国ダッシュで、飛行機の離陸待ちで結局60分遅れの出発となった。

バンクーバまでの飛行時間は、実質8時間30分であるが・、時差の関係で到着が8月10日午前10時05分の予定が11時30分に到着した・入国手続き、荷物の受取やらで(成田の受付を最初にした関係で?出てくるのが遅く)乗り継ぎの時間が無くなり、現地係員と国際線と国内線との間を(約1キロ近く)ダッシュしてようやく12時30分のカナデアン航空CP672便に搭乗する事が出来た。

約1時間10分のフライトであったが、窓から銀色に輝くレニアー山を始め、釣り鐘を天高く延ばし、雪を上から振りまいた、特徴有るアシニボイン山を手に取る様に見る事が出来大変感激した. カルガリーに着くと現地係員がいて、すぐ我々を発見してくれた。関空から来る近藤夫妻の到着が遅れていて40分程持った。話によるとカルガリーで乗れないお客も何人もいたようである。国際線と違って国内線は、余り待ってくれないみたいである。我々夫婦と、近藤夫婦を乗せた大型ランドクルザー?は、一路バンフに向けて出発した。

車の通行は右側通行で、駐車違反は2000ドル、公共での喫煙達反も2000ドルとの話であった。道路は広い片側3車線である。左遠方に新宿の高層ビルが4個かたまっている所がカリガリーのダウンタンである。車はみんな昼間でもライトをつけて走行している。郊外に出ると、同じ方向の車か判断するため。又 動物に車の存在を知らせるためにライトを点灯しているのである。道路はあくまでまっすぐで、北海道の富良野の風景を何倍も大きくした風景の中を時速100キロ以上のスピードで約2時間程かけて
パンフスプリングスホテルに到着した。

そこは、森の中にあるドデカイ中世の巨城である。出迎えは、スコットランドの兵隊きんのスタイルのペルボーイでかっこいい青年であった。入ってみると、正しくそこは、正真証明の中世のお城である。天井には何百万円もするような豪華なシャンデリアがぶら下がっていて、床もいかにも高価そうなデザインの繊毯が敷き詰められ、柱も年期の入った大理石で、壁には中世の肖像画が重々しく偉そうに飾ってあった。

このホテルに今日から5日間お世話になると思うと、何故かしら、我々にとっては、場違いな雰囲気のホテルであった.やはり、世界的に有名なホテルだけあって、世思各地のジジ、パパ軍団が、カメラをぶら下げた団体でいっぱいであった


8/11(日)今日は、ガイドの日系三世のピーターと日本人夫婦の6人と私たちの合計8人のパーティーで
サンシャインメドーハイキングにでかけた。パンフから車で40〜50分の所にゲートがあり、そこで他のツアー客が30人程乗り込んできた・その外人客はゲートまでしか車が入ることが出来なくてみんなこのバスを利用するしかないのである。そこから30分程、急坂を(冬季はスキーコース)あえぎあえぎオンポロパスは登っていった。窓の外を見るとバンフのカスケイドマウンテンの巨岩が手に取るように見え、針葉樹林の森を遥か彼方に望む事ができた。

サンシャインメドーは、冬季はスキー場ですばらしくスケールも大きく、日本のスキー場を3〜4個合体したような広さで、滑降コースも何キロにも及ぶとのことであった.冬季も一度来てみたいものである。我々は、約6キロ程度のハイキングコースで、カナデアンロッキーの山々を遠方に見ながら歩くコースで、周り一面お花畑のなかをのんびりと歩いていった.遥か彼方に、かの有名なアシニボイン山を望む事が出来感激した。上空から見るのと違ってやはり地上から見た方がはるかに迫力があった。

このコースは、小きな湖を何カ所も回るコースで、ベアーレイクという名の湖もあり、たぶんそこにクマがたくきん出没したからその名が付いたのであろう.この広い山野に我々のパーティーしかいなく他のパーティーはどのコースに行ったんだろうか?

これだけ雄大な所なので、コースはいくらでもあり、日本みたいに込み合うことはないようだ.ガイトのピーターは、カナダの大学でアウトドアの学科を専攻していて、4月〜8月まで休みなのでこのガイドのアルバイトをしているとのことであった。将来は国立公園のレインジャーの仕事に付きたいとの話であった.被はロッククライミングが趣味でバンフの岩壁を相当登っているみたいである。今度来たときは、彼に案内してもらいたいものである。

バンフの1日は長く朝6時頃から夜10時近くまで明るい。ハイキングから帰ってきてもまだまだ日が高いので、タクシーを飛ばしてサルファーマウンテンヘ行く事にした。そこは、ゴンドラで10分程度で標高的2300Mまで運んでくれ、展望レストランから見るバンフの山々が手に取る様に見えた.夜の8時頃ようやく太陽が沈みかけ、雲の合間から夕日が万年雪を戴いた山々に射し込む様はなんとも言えない神々しさがあった.こんな風景を見ながら食事をする事が出来なんと幸せ!!!!

バンフと言ったら温泉である.バンフスプリングス温泉をチェックした.写真で見ていたので余り期待していなかったが、日本の温泉と段違い.もろプールで水着着用で首のあたりまで、じいっと浸かっているだけである.まきしく温水プールである.

8/12(月)今日はコロンビア大水原とカナデアンロッキー観光である.9時にホテルの玄関にガイドの三野氏がリンカーンで迎えにきた。今日のツアーは我々ともう一人名古屋から来ている杉山さんで合計4人のツアーである。さすがリンカーンである。出足は少し遅いが走り出すと時速100キロ以上でもシピックみたいにうるさくなく、ほんと静かで、揺れも少なく快適なドライブである。

どこまでもまっすぐな道路の左右に、紺碧な青空の彼方にロッキーの岩山が連なっていた。
キャスルマウンテン(2751M)は日本のクライマーに見せれば、よだれが出て来そうな岩山である。穂高にあるジャンダルムを数倍大きくしたような岩壁を何個も連ねた岩山であり、その下には、氷河から流れだした手が切れそうな清流がパンフスプリングスホテルの側を流れている。











ペイトレイク

















レイクルイーズ















ポウ滝に向かって流れているのである.その川で釣りをすれは多分デカイキングサーモンが釣れることだろう。コロンビア大氷原に行くまでの街道は、かの有名なスイスの登山家ウインパーがアルプスの山を一ケ所に集めたようだと、その風景を見て絶賛したとのことである。確かにスバラシイ!!!途中
ペイトレイク、ボウレイク、レイクルイーズの湖を見た。まさに、これがカナダの湖だ!!!といわんばかりの、それは素晴らしい湖であった。コロンビア大氷原は、世界的に有名なので全世界から観光客が押し寄せ、氷河の中腹までタイヤが1.5mもある雪上車で運んでくれる。に乗るための順番持ちでたいへんだった.

我々の乗った雪上車は、日本人観光客でいっぱいで.JTBと近畿日本ツーリストのお客がほとんどであった.その中に我々が紛れ込んだようだ。すぐにその雪上車は、斜度18度のガレ場を下り始めたが、なにせ座席が1.5Mのタイヤの上にあるので実際は2.5M以上の上から下を見おろすので、斜度は30度近くある様に見えなかなか迫力のあるドライブである.その昔は、キャタピラだったので氷河を削るため運行を中止したときもあったが、今は特殊なタイヤなので氷河を余り削ることもないので運行の許可がでたそうである.

さすがカナダである自然に対する配慮がぜんぜん日本と違うみたいである。氷河の厚きが最高300mもあるのに!!.氷河の中腹に到着して車外に出たとたん、さすが氷河である.寒くてすぐウインドブレーカーを着込む。ホテルで買ってきた小瓶のジョニウォーカーで氷河の解けた水でオンザロックとしゃれこんだ。何万年も、そこにあった氷河が私の胃袋の中に入ったと思うとなんとも言えない感激があった。このコロンビア大氷原の右遠方にあるワープティクピーク(2755m)から解けた氷は、何と太平洋、大西洋、北極海へ流れ出ている世果でも珍しい山である.

8/13(火)今日はアグネスレイクのハイキングであったが、ピーターの提案でアグネスよりもっといいエイフルレイクのハイキング(テンピークス)に同行の山口県の柳井から来ている山下氏に同意を得て、変更した。モーレンレイク(カナダの古い方の20ドル札の裏に描かれている)の脇からスイッチバックで針葉樹林帯の急坂をひたすら登っていった.約50分程度でエイフルレイクとセンテネルパスの分岐でひと休み、そこから見るモーレンレイクの紺碧な水の色とテンピークスの岩壁の見事な調和した風景は絶対このカナデアンロッキーにしか無い素晴らしい景色である.我々はそこから、エイフルレイクトレルを約3Km程登りエイフルレイクに向かった。

途中アメリカから来た老夫婦に出会う。仕事をリタイヤしたので二人してキャンピングカーで何カ月もかけてカナダの山々を歩き回っているそうな。日本人もこの様な生活をエンジョイ出来れは何と幸せなことだろう。左手に氷河をまとったテンピークスの岩壁、右手には紺碧の空にエイフルピークの天を突くような鋭い岩峰.その谷間のお花畑の中を誰もいないトレルを我々4人だけで歩くのは、非常にもったいなく思う。スイス ツエルマットのトレッキングは遥か彼方にマツターホルン、モンテローザ、メンヒ、プライトホルンを見ながら歩くコースであるが、カナデアンロッキーのトレッキングは標高が、3000m前後しかないので、その山懐に深く入ることが出来るので迫力はカナデアンロッキーの方が上である。

ホテルに6時頃帰ったが、まだまだ陽が高くスプリングホテルのプールでひと汗流す事にした.プールには我々と親子ずれしかいなく、優雅に泳ぐ事が出来た。ジャグジーもあり温泉みたいに暖かく、部屋の風呂を使うより、ここで洗っていく事にした。他の観光客は見る所が多いのか、ぜんぜんプールには寄りつかなかった。いつもバンフ市内まで行って食事をしていたが、今夕はホテルのレストランに挑戦しようと意気込んで、君江もめかし込んで行った.しかし、予約を入れてから1時間程待ってコースを頼むと2時間以上もかかるのであきらめバンフ市内まで、てくてく歩き、いつも利用している日本レストラン(四季)で、キツネうどん、玉子丼等、いつもの食事をした。日本より安くておいしい!!。

 8/14(水)バンフスプリングホテルの1階にある貸し自転車屋にて、マウンテンバイクを借りてバンフ近郊をサイクリングした。バンフから北西2〜3キロのところにバーミリオンレイクがあるのでそこに行く事にした。すぐ町外れにカナデアン鉄道のバンフ駅があった.広大な針葉樹林の森の中にぽつんと小きな駅舎があるだけで、他には何にもない寂しい駅である.線路が一本だけカルガリーに向かって、どこまでもまっすぐに線路が続いていた.カナデアン鉄道の列車に乗って、ゆっくりとカナデアンロッキー山々を見ながら旅をするのもいいなあ−と思う.

トランスカナダハイウェイに沿ってバーミリオンレイクのサイクリングロードがあり、上のハイウェイと違って景色を楽しみながらのんびりと、走って行くとなんと、あのアメリカの象徴である白頭ワシが、我々の上空をかすめながら飛んで行った.バーミリオンレイクは、三つの湖からなり水深も浅く水草が多く群生していてトンボが我々の周りに寄りつき逃げようとしない。バンフ二番目の湖で、わざわざ日本からスケッチプックを持ってきたので、このすはらし風景を写生する事にした。

空は紺碧な空、山は岩壁と氷河、森林限界から下は、濃い緑色した針葉樹林の森、湖は風も無く波一つ無くマウントランドルの岩峰を、鏡のように写し出されていた.観光客もだれもいなく、我々だけがこの雄大な景色を独り占めしているのが、非常にもったいない気持ちである。速くの水草の水面に動く物体を発見したので、双眼鏡を取り出しいてみると、アラスカでも遠くからしか見る事が出来なかったビバーを発見したのである.水草の間を行ったり来たりしていて、何か物でも運んで巣作りでもしているのであろうか?湖の周りには、ゴミーつ落ちていなくて、塵籍も置かれてなかった.公衆トイレも若い公園管理人が朝早くから掃除に精を出していて、清潔であった.にもかかわらず蚊やブヨが多くだいぶん、体のあっちこっち刺されてしまった.

昼はバンフに戻り、スーパーマーケットでパン、ジュース、サラダ、スイカを買い、ボウリバーのベンチで食べていると、ボウーリバーの対岸にムース?、ヘラジカ?が数頭のんびりと草をついばんでいた.又その側にカモも優雅に隊をなして泳いでいた。孫を乳母車に乗せて、ゆっくりと歩いている老婆、ベンチで雑誌を読んでいる人、カヤックで景色を楽しみながら優雅に漕いでいる人、キャンピングカーで何日も滞在してバカンスを楽しんでいる人、日本人もこのぐらい余裕があれはいいのに!!。と思いつつ貧乏症なので、サンダンスキャニオンのトレールにマウンテンバイクで向かった。バンフ公園博物館の脇の橋を渡り、右折して川沿いに走ると、グランドの脇に牧場があり、乗馬用の馬が何十頭も册の中にいて、これからお客をのっける準備をしていた.

ルート図を見ると、自転車も馬も同じコースであるので少し心配したが、その心配が的中した.牧場からすぐはずれると、舗装した道では無く、オフロードの馬の足跡がたくさんあり、登ったり下ったり、石ころだらけの悪路だったので、いくらマウンテンバイクでも降りて押す結果になった。途中、乗馬ツアーの一行に出会って、マウンテンバイクから降りて待っていると、約15〜16頭の馬隊が狭い林道ですれ違ったので、馬がより大きく見えた.日本では馬方がたずなを持って先導するが、ここでは各自、馬を操作していた.最後の馬の鞍には荷物が縛り付けてあり一日中、山野を馬に乗ってツアーしてきたのだろう.今度来たときは、ぜひとも乗馬にも挑戦してみたいものである。サンダンスキャニオンのトレールは、バーミオンレイクの対岸(ポウーリバー)で、湖の側を走るのではなく川沿いに走って行くコースで又違った景色を楽しむことができた。

8/15(木)今日でバンフともお別れで、ここならもう一度来てもいいなあ−と思う。ガイドの三野氏がホテルまで迎えに来てくれ、一路カルガリーに向かった.途中1988年カルガリーで行われた、冬季オリンピック会場に立ち寄ったが、この時期閑散としていて、なんだか寂しく聖火が今だに、細々と青い空に向かって燃えていた。カルガリーから飛行機で2時間10分でバンクーバーに到着したが、着く前に左遠方に白銀の鎧をまとったマウントレニアがひときわ高く、雲海の上に頭を突き出していた。

バンクーバーはカナダで三番目に大きな都市で、西新宿のビル群が何個も集中しているところである。我々の泊ったホテルはランドマークホテルで42階の高層ホテルであった。29階が我々の部屋でそこからバンクーバ市街が一望に見えく世見でも都市の近くにある公園としては、一番大きいスタンレーパーク(周囲的10キロ)、バンクーバーのヨットハーバなども手に取るように見えた。さっそくマウンテンバイクを借りて、スタンレーパークをチェック.右手にバンクーバのヨットハーバを見ながら右周りのサイクリングロードである.

新宿御苑を何倍も大きくしたようで、中に動物園、水族館、植物園、プール、その他いろいろな設備があり、到底一日では周り切れない自然そのままの広大な公園であった.今回の旅行は、久しぶりに一カ所に定着した旅行であった.しかし、まだまだもっと一カ所にゆっくりした旅行に行きたいと思う。

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