白馬岳(2932m)
コースタイム

2004年8月28日)
栂池高原駅8:10〜栂池自然園駅8:40〜9:20休み9:40〜10:15天狗原〜11:00乗鞍岳〜12:00白馬大池12:50〜13:30小蓮華山13:55〜14:28三国境14:40〜15:20白馬頂上15:40〜15:55白馬館

2004年8月29日)
白馬館6:00〜6:20白馬頂上6:30〜6:50三国境7:00〜7:30小蓮華山7:45〜8:55白馬大池9:30〜10:00乗鞍岳〜10:20お花畑10:30〜10:55天狗原11:10〜11:50栂池ヒュッテ〜栂池自然園駅12:10〜12:40栂池高原駅

8月27日(金)曇り

夜、平塚組と、諏訪SAにて、落合、一路、中綱の民宿に向かう。夏休みの最後なので、中央高速が、混雑しているのではないかと、思ったが、以外と、空いていて、ガラガラであった。諏訪SAを21:30頃出て、中綱湖の民宿に、23:00過ぎに到着した。道も、昔に比べれば、相当良くなったみたいである。


8月28日(土)曇りのち晴れ

民宿の朝食を、弁当にして貰い、栂池ロープウェィのりばに向かう。朝、7:30からでないと、運行していないので、あまり早く行っても仕方がないのであるが、早めに、行ったつもりが、そこそこの時間になった。キップ売り場の前に計りが置いてあって、10Kg以上だと、荷物代として、別料金である。各自、自分の荷物を、計りにかけ、目方を計ったのであるが、女性軍は、何とか、10kg以下で、セーフであるが、男性二名は、14kgと、16kgで、オーバ−していたが、10kg以下と申告して、無事、ゴンドラリフトに乗り込む。

栂池自然園まで、ゴンドラリフトと、ロープウエィを乗り継いで、往復3000円である。始め高いと思っていたが、乗ってみると、それだけの価値はありそうである。ゴンドラリフトは、定員6名で、ザックが6個入ったので、身動き出来なく、鉄塔を通過するたび、揺れが大きく、あまり気持ちの良いものではない。鉄塔の数、33個あり、途中、白樺中間駅を通過して、栂の森駅(1581m)に向かう。下車して、ロープウエィ駅まで、少し歩くが、霧雨模様で、これからの天気が不安になってくる。

天気が悪いので、状況により、白馬大池まで行って、帰ってきても良いと思い、行くだけ行ってみる事にする。ロープウエィに乗り換えて栂池自然園駅(1829m)に行く。外に出ると、霧雨状態なので駅舎にて上の雨具のみ着て出発する。最後の夏休みの土、日なのでもっと人が多いと思ったが、以外と登山客は少ない。

栂池ヒュッテの川の手前より、登山道に入り、樹林帯の腐った木の階段を登って行く。登り始めると、すぐ暑くなり、雨具の下に着ている上着を脱ぐ。他のパーティが、我々を追越して行ったが、そのスタイルは、上下の雨具に、ロングスパッツのいで立ちなので、我々以上に暑いと思うが、黙々と、上を目指して登っていった。

しばらく、登っていくと、先ほどのパーティが、上着を脱いでいた。あまり、降っていないので、もっと雨具の下も、脱がないと、蒸れて気持ち悪い。この状態での、服装の管理はなかなか難しいように思う。今まで、霧雨であったが、銀冷水まで来ると、見る見る空が開けてきて、雲の切れ間より、青空が、顔を覗かせてきた。

樹林帯を抜けると、天狗原の湿原である。、立派な木道が敷設されてあり、一瞬、あの尾瀬に来たのかと、間違う程である。木道の脇には、大きな野いちごが今が旬とばかり、大きな実をつけており、乾いた喉には、その酸っぱさがたまらない。天狗原の先に、風吹大池からの合流点があり、今から30年程前、東洋電機の山岳部で、白馬岳の登った時、風吹大池で、そうめんを作って食べた事を思い出す。あの時の美味しかったこと、その側で、泳いだやつがいた事を、思い出した。

木道が、終わると、岩のゴロゴロした乗鞍岳(2436m)の急な登りが始まる。この頃から、超大型の台風が近づいているとは思えない、青空が広がり、乗鞍岳の稜線が、ハッキリ見え、眼下に雲海が、びっしりと敷き詰められている様子が伺われる。岩自体が大きく急なので、緑の太いロープが、上から延ばされてあり、残雪の頃は、これを頼りに登っていくのであろう。しかし、今は、雪も無いので、かえって、そのロープが邪魔な位である。

ロープ帯を過ぎると、もっとでかい、大岩帯で、まだ少し汚い雪渓があちらこちら残っていて、見苦しい限りである。もっと早い時期に来れば、ガイドブックの写真に載っているような、立派な雪渓を拝むことが出来たが、この時期では仕方がない。乗鞍岳の稜線は、稜線と言うより、高原みたいで、そこからの展望は素晴らしく、白馬三山を始め、雪倉岳、朝日岳が見え、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳が、雲海の上に、迫力ある岩稜帯を見せていた。

大きな、ケルンの先まで来ると、白馬大池の真っ青な池が目に飛び込んできた。ここで、文句無しの記念写真を一枚。これから、白馬大池経由、小蓮華山(2769m)の稜線の先に、白馬岳(2932m)が大きく構えている姿が見える。こんなに、天気が良くなるとは思っていたので、非常に、我々はラッキーある。東京の連中は、こんな大型の台風が来て、天気が悪いのにと、、、、、思っているに違いがないが、おおハズレである。

白馬大池の気持ちよいベンチで、民宿で作ってもらった弁当を広げ、これが夏空という雲を見ながらこれからの登りに備える。左手に、白馬大池を見ながら、小蓮華山へ向かっていく。乗鞍岳より見る、大池と違って、叉なかなか、感じが変わって良い。まもなく、ハイマツ帯に突入していき、ガラ場とハイマツの入り交じった、だらだら坂が、雷鳥坂である。

急にハイマツから飛び出した、大きな鳥がいたので、雷鳥かと思ったが、良くみるとホシガラスだったのでガッカリ。名のとおり、この道で、雷鳥に出会う確率が非常に高く、我々も、下山時、四羽の雷鳥に出会うことが出来、叉その側に、石で囲われたコマクサにも、出会えて非常にラッキーであった。

小蓮華山(2769m)の頂上に着くころから、ガスが出始め、ハッキリと見えていた、白馬岳も、ガスの中にはまり、左側を見ると、急峻な崖で、晴れていれば、その迫力は、倍増する事であろう。遠くに、三国境に通じる、登山道がハッキリとトラバースしている様子が分かる。木が一本も生えていないガラ場である。

三国境頃に着く頃には、天気も悪くなってきて、大分疲れが溜まってきたのか口数も少なくなってきた。ここから、コースタイムだと、1時間なので、みんなにハッパをかけて、もう一回休んだら、頂上だと言って、出発する。結果的には、休み無しで、40分で、ガスの白馬岳頂上(2932m)に着いてしまった。写真を撮り、早々に白馬館に向かう。

白馬館は、日本一大きな山小屋で一度に1200名も収容出来る山小屋で、金さえ出せば、ベッドの個室まであり、レストランでは、美味しいシチューやケーキまで食べる事が出来、モンベルの店まである。今日は、天気が悪いと思ったのか、宿泊客は少なく、150名とのことであった。我々は6名のパーティなので、畳6畳の個室であった。これも叉ラッキー普通は、この部屋は12名である(枕が12個ある)。

夕食も、さすが日本一だけあって、今までの山小屋の食事と違って、なかなか良い。トイレも清潔で、談話室には、大型のハイビジョンテンビが備え付けられてあり、今ギリシャのアテネ行われているオリンピックの女子のシンクロの競技が行われていた。結果はロシアについで銀メダルだった。

皆さん、疲れたのか、夕食後個室に戻り、布団を敷き、19:00過ぎには、就寝体勢に入り、横になり電気を消してみた。部屋が異様に暑く、掛け布団がなくても平気である。窓からは、満月に近い月の光が差し込んできて、寝付きが悪く朝方まで続いた。聞いて見るとみんなもそうであったみたいである。何故か分からない。寝酒がなかった為かもしれない。

8月29日(日)曇り

4:30に起床。みんな、あまり寝てない様子。他部屋の連中、登山支度のため、騒がしくて寝ていられない。コンロにて、お湯を沸かし、インスタントのお雑煮を作り、余った食料で朝食を済まし、小屋を6:00に出て、白馬岳頂上に向かうが、少しガスっていて、記念写真には不向きである。下を見ると、白馬の大雪渓が見え、この高度差はなかなか迫力ある。登りとは違った景色を楽しみながら、来た道を、栂池自然園に向けて、下山した。栂池高原駅にある栂の湯700円(本当の天然温泉、ゴンドラリフト券があれば100円割引)にて、汗を流し帰路についた。

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