奥多摩つづら岩
                                                     
 2001年3月10日(土)
つづら岩は、御岳山から大岳山、馬頭苅山へつながる馬頭苅尾根の稜線上にある。大岳山の特徴ある山容は、東京方面からも、確認できると、案内書に書いてあったので行ってみることにする。武蔵五日市駅に、川瀬さんと8:00集合する。五日市駅で待っていると、つるつる温泉の、汽車の形をした自動車が、入ってきた。

温泉と駅とのシャトルバスで、日の出山のふもとにある公共の温泉である。北秋川沿に、小岩方面に向かう途中、千足のバス停があり、神社の手前を、千足沢沿いに急坂を登っていくと、簡易トイレが置いてあり、それより上も舗装はされていたが、路面が凍りついていて、車で上っていくことが出来なくて、簡易トイレ付近に、駐車する。

横浜から、真っ直ぐ来れば、ここまで約2時間30分ぐらいである。来る道を、もう少し、研究すれば、もっと早く来れそうである。登撃道具一式、ザックに詰め込んで、つづら岩まで1:30の登山の始まりである。登り初めてすぐ、先ほどの凍りついた路面を過ぎたのであるが、ここを、車で上らなくて良かった。上がっていると多分滑って、車が崖にぶち当たっていたことだろう。しかし、そこを通過すれば、舗装された道路が続いていて、10分は、時間短縮出来たことであろう。




道路の行き止まりより、本格的な登りになった。うっそうと、茂った杉、檜の植坤の道を登って行くと、天狗の滝が現れだした、高さ30Mはあり、なかなか立派な滝である。その左岸上部に、天狗岩があった。左右二つのフエースに別れていている。思ったより陰気臭くはなく、明るい岩壁である。

我々の目的地は、つづら岩なので、先を急ぐ事にする。ここから先が、急坂の始まりである。途中の、不動滝(綾滝)も、高さ30M程度はあり、水量があればなかなかな、立派な滝である。ふもとから、もっと近くにあれば、人気の出る滝である。馬頭苅尾根から派生している沢筋の急道を、30〜40分登り続けると、尾根道に出ようとするところの左手につづら岩が現れた。

岩壁は、南面で、日当たりが良く、岩も下から見る限りテラスもあり、高さ40M、幅60Mで三つ峠の小型版みたいである。ここまでくるのに、ふもとから、やはり1:30かかった。ザイルなど、登撃道具一式担いで、ここまで来るのは、少し大変だった。まず、始めは、一般ルート50M、W級 星一つのルートである。南面の一番右端に位置した所から5M程登り始め、左ヘバンドをトラパースし、カンテからフエースを直上した所に、ビレーポイントがあった。

ピトンがニカ所打ってあり、スリングが三本通してあったが、いまいち古そうだったので、あまり加重を加えると不安がよぎったが、そこで練習をした。クラックのいたる所に、古いピトンが打ち込んであって、私も記念に、一本ピトンを討ち込んだのであるが、なかなか、上手く入って行かなく苦労した。よっぽど打つ場所を選択しないと、奥まで入っていかなかった。

ガストン・レビフアーの本に、ピトンが効いていると、ハンマーでピトンを打つと、金属音がして、ピトンが歌っているように、聞こえるとの文章があったが、そのとおりであった。後から来た、女性二人ずれが、岩壁の上から、換を出して、下を覗いていた。彼女達も、ロッククライミングをやるのであろうか。マツターホルンに行ったときの、高橋さんみたいな、おばさんだったりしてはと、川瀬さんと話していたが、下には降りてこなく、ただのハイカーだった。

 我々も、上部まで行ってみると、そこから見える景色は素晴らしく、丹沢連山始め、富士山が間近に見え、表から見る景色と異なり、違った趣があった。ATK山岳会にとって、ちょうど良い練習場かもしれない。

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