八ヶ岳 阿弥陀岳 南陵

11/6(土)車を飛ばして、川瀬さん宅へ行く。もう準備が出来ていたらしく、車にザックを積み込んでいざ出発である。夜の中央高速を快適に走り、小淵沢icで降り一路立場川を詰める。

11/7(日)立場川大橋手前のキャンプ場入り口の林道を詰めて行ったのであるが、キャンプ場先にゲートがあり、しまっていて、営林署の許可がないと通行不可との事で、この道は諦め、他の道を探すことにする。よく見ると八ヶ岳美術館の先を右に曲がって別荘地帯を、通り抜けると、阿弥陀への登山口が有りそうなので、その林道を走っていくと、途中林道が分かれていて、旭小屋、広河原とあり、どちらの道も阿弥陀岳へ行くルートであるが、広河原の方が、阿弥陀南稜に近いので、そのまま、真っ直ぐに未舗装の悪路を、登っていった。

橋を波り約500M程度行ったところに、砂防ダムが現れ、じやかん行きすぎた感があるのでここで車を止めて、仮眠する事にする。空を見上げると、満天の星空で、ケアンズで南十字星を見て以来の、久しぶりに見る、すばらしい夜空であった。

 5:30過ぎ、少し窓を開けていたためか、川瀬さん、毛布一枚だけなので、寒くて上下のノースフエースの防寒着を身に着けても、寒かったみたいである。私は、厳冬期用のウェザーのシュラフで寝ていたので何ともなかった。外に出てみると、すばらしく良い天気で真黄色に染まったカラマツの紅葉が見事であった。少し行きすぎた可能性があるので、そうそうに朝食を澄ませ、戻ることにする。我々の感が当たっていた。 200M程度戻ったところに阿弥陀岳への道標を見つけた。道は正しかったのである。車を林道の脇に突っ込み、いざ阿弥陀南稜へと向かった

少し下っていくとすぐに、広河原の川を渡り南稜の取付きがあり、暗い樹林帯の急吸を登っていく途中、土が扶れていて、原始人が住んでいそうな、大きな横穴が開いていて、その上の育むした、急坂を登っていった。約20分程度で、南稜の尾根にでることができた。余り踏まれていない尾根道を、忠実に登っていくと旭小屋から来る道と合流した。立場山までの高度差620Mひたすら、樹林帯の薄暗い尾根道を、登りどうしである。

左側は樹林帯、青ナギである。右側は、45度以上は有りそうなガレ場で何百メータに落ち込んでいる所がそこからの展望は、すばらしく、白く輝く北アルプス、南アルプスの山々これから目指す阿弥陀南稜のP3、P4 の岩壁が間近に見えて、なかなか迫力ある様相を呈した。無名峰から本格的な岩稜コースで、Pl、P2は難なくクリアした。

P3は、岩峰の基部から広河原沢側へ50M下り気味にバンドをトラパースし、広河原沢第三ルンゼ右股最上部にあたるlの落。の3〜。級程度の岩壁をのぼった。はじめ、空身で、登ろうと数メータの所にある、ホールドに手を掛けたとたん、岩が崩れた。砂岩の中に堅い岩石が混ざりあって、あまりハーケンも利きそうもない。

しかし、樋状の落口の手前に、ハーケンが打ち込んであり、そこにヌンチヤクをかけ、ザイルを通して一安心である。しかし余り頼りに出来ないハーケンであった。樋状の壁を乗り越し、テラスの上に10m程度の壁があり上部に古いハーケンが打ち込んであり、その上部に岩が突き出たところがあり、そこをビレーポイントにして、川瀬さんを迎え入れ、私が懸垂下降で、下に降りていき、ザックを背負ってトップロープでP3を登りかえした。

そこを過ぎると、痩せ尾根で慎重にP4を巻いていくと、阿弥陀岳(2805M)の頂上に出ることが出来た。頂上からの展望はすばらしく、風も無く、澄み切ったスカイブルーで、赤岳、横岳を始めとして、八ヶ岳連峰が、迫力ある岩壁を間近に見せてくれた。富士山をはじめ、中央、南、北アルプス、御嶽、乗鞍、後立山連峰の山々が見え最高にすばらしいロケーションであった。 下山は、来た道を慎重に帰った。



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