グランドキャニオン ハイキング
                                              
 2000年5月3日〜5月8日

 5月3日(水)保土ヶ谷駅に9:30分発成田エアーポートのグリーン車に乗り、一路成田空港に向かう。11:30到着、すぐ大韓航空の受付カウンターへ行く。空港内の人混みは、思ったほど混んでいなくて拍子抜けした。13:66発のke・001便は定刻より一時間遅れの出発となった。しかし、到着時間は定刻の到着である。飛行機の速度を少し上げれば済むことなのであろう。ゴーデンウイークなのに、以外と少ないのに驚いた。機内は、ほとんど日本人ばかりであった。ロサアンゼルスまで9:30の長旅である。5月3日(水)現地時間8:00到着入国審査後、税関終了後、荷物を又、国内線のターンテーブルに載せた。そして出口に浩子さんが待っていた。国内線には、歩いて10分程度歩いていかなくてはならず、経験していないと不安でしかたないと思う。

アメリカ国内線、ナショナルエアーラインのN7・304に乗る。ほとんど米国人で、日本人はあまり乗っていなかった。 ラスベガスまで、約1時間のフライトであるが、窓から見える風景は、地球のしわとでも言おうか、何にもない、木一本生えてない砂漠の上空を飛んで行った。飛べども、飛べども見漬す限り、木一本生えていなかった。定刻時間11:50予定通り、ラスベガスに到着した。出口に帽子をかぶった、青のフリースを着た少年が安部様の看板を持って待っていた。よく見ると、少年ではなく、ラスベガストラベルの高野さんであった。背の高さは、153cm程度の、可愛娘さんであった。
 
早速荷物を、7人乗りのバンに積み込み、いざフーバダムに向かった。ラスベガスの郊外を抜けると、すぐ砂漠で、四車線の幅の広いりっぱな舗装道路であった。高野さんは、なんどもこの道を利用して、お客を案内しているようであるが、いまいち運転に不安を感じるのである。それは、ついついセンターラインに寄り気味に走るので、対向車とぶつかりそうで心配なのである。と思いつつ車は、時速140km以上のスピードで走行していった。車窓は、見漬す限り、大きな石ころが、散らばっていて、草が申し訳なさそうに、点々と生えていただけである。

 フーバダムの近くになってくると、車の渋滞が始まりだし、ダム駐車場に入る車で動きが鈍くなってきた。みんな、そこに車を置いて展望台に上り、そこからのダムの眺めを楽しもうとする人でいっぱいであった。そこからの眺めは最高で、高さ約280mのロックフェルダムで、ダム湖の長さは、400kmにも及ぶ大規模ダムである。私も、いろいろなダムを見てきたが、これほど迫力あるダムは、初めてである。このダムの建設作業員の、住居がラスベガスの郊外に建設され、そこの従業員の金を目当てに、ラズガスが作られたと言う噂もあるが、しかし、そうとう大人数の作業員がいたことであろう。このダムの水が満杯になるのに、約17年もの年数をかけて、水を満杯にしたそうである。

このダムの水と、水力発電のおかげでラスベガスの町が、こんにちの世界的に有名な町になることができたのであろう。しかし、外は暑い、こんな日向に登山をすると、熱射病になるのがおちであると思いつつ一路、車はグランドキヤニオンに向かったのである。ここから、260km程あり、車で3時間程度かかるとのことである。途中 R・66の国道の、いかにも、昔のアメリカを感じさせる、ドライブインに立ち寄って、名物おじさんから、ソフトクリームを買ったのであるが、なかなか、ほんとうの、ソフトクリームが出てこないのである。こっちは、英語が理解できず出されたものが、正解と思っていたのであるが、そうでもないようである。

一路グランドキヤニオンに向かう。いけどもいけども、両側は砂漠で、草が申し訳程度に生えているぐらいで、何にもない一本道を、時速140kmでぶっ飛ばしていった。遠くには、サンフランシスコ山(3000m以上)の山を見ながら行く。この地点でも2000m程度あるのである。言われなければ、こんなに高度があるとは思えない程、平らな平原である。グランドキヤニオンの看板の所で、写真を撮っていたら,かっこいいオートバイに乗った、中年暴走族のアベックが、寄ってきて写真を撮ってくれと言うので撮ってあげて、お返しに我々もいっしょに撮ってもらう。もつと英語を話すことが出来たならば、もっと楽しい旅行になるはずであるが、なんせ、話せないのでしかたがない。

そうそうに、ヤパパイロツヂにチックインして、サンセットの美しい、ヤパパイポイントに行く。時間は、19:00時過ぎなので、一般の観光客が、良いポイントに陣取り夕日の沈む瞬間を、写真に納めようと待ちかまえていた。ほとんどが日本人でJTB、ジャバネスク等の団体旅行人たちであった。この時期、アメリカは日本みたいな長期休暇が無いので人が少ないのであろう。グランドキヤニオンの、写真を出発する前、何度となく目にすることがあったが、実際のこの目で見るのとその規模、渓谷の深さ、広さ、この神々しい、何ともいえない神秘の雄大さに、言葉を失う。

みんなグランドキヤニオンの向こう側に、ゆっくりと太陽が沈む瞬間をただ黙って見ている様は、人間が自然の偉大さに畏敬の念を払う瞬間である。自然の偉大さに感銘をうけ、明日、今見たグランドキヤニオンの谷底に向けて、プラトーポイントまで、下り3時間、’登り6時間のハイキングが始まるのである。そのために食料の買い出しにトウシヤン町のスーパーまでいく。閉店間際に何とか、滑り込みセーフで、明日の食料やミネラルウォーターを買うことが出来、ほっとして、スーパーの隣にあるステーキハウスにて遅い夕食を摂る。

ここでのガイドの高野さんおすすめ品は、カウボーイステーキとのことで、それを注文する。でかいボールに、山盛りの野菜サラダ、草履みたいなステーキ、大きなジャガイモ、ビーンズ、フライドポテト、カウボーイステーキだけあって、なかなか半端な大きさでなかった。3人でビールを飲んで7000円程度であるから、そうたいして高い値段では無いようである。お腹いっぱいになり、夜のグランドキヤニオン公園を、飛ばして一路ヤパパイロツヂへ帰り、明日の準備をして寝ることにする。

5月4日  3:30頃日を覚まし、今日の行程のチェックをしつつ、朝を迎えるロツジ前5:30集合で日の出を、グランドキヤニオンのマーサーポントに見に行く。日の出は、日の入りに比べて、見るポイントにもよるが、迫力は日の入りの方が、迫力があつた。渓谷がみるみる朝日に照らされて、今日我々が行く、ブライトエンジルトレルコースが、ハツキリと浮かび上がってきた。あの地点まで、約1000mの高度差、約3時間の下りそして6時間の登りが、待ちかまえていることを思うと、気合いを入れて行かねばと思う。


ハイキングポイントはブライトエンジェルロツジのホテルを通り抜け、グランドキヤニオンの渓谷の見える展望台の脇を通り、トレルヘッド(2090m)から、スタートである。そこにミユール(ラバ)ツアーに参加する人も、ここからスタートするのである。準備体操後、いざ、谷底に向けて出発した。

時間は6:20出発、朝日に浴びたトレルを、一歩一歩踏みしめて下っていった。下地は、赤土でありスパッツが無いと、靴下と靴の間から、赤土が進入してきて大変である。露天掘りの5m程度のトンネルを2箇所通り抜け、本格的な下り坂になった。岩壁を這う様に作られた登山道は、ラバも兼用の道でミエールツアーの方が、優先権があり我々は、その一行を先に通さなければならない。後ろから、カウボーイハットにジーパンをはいた黒髪の女性が、ミユールに跨って降りてきた。

もう一頭つながれたミュールには枕木が2〜3本縛り付けられてあり、登山道の修理でもいくのであろう。快適な下山で、1/2マイルレストハウスまで来ると、ベンチと水場とトイレが整備されていて、なかなか快適なトレルである。今はまだ、朝早く日陰なので気持ちいいが、太陽が昇るってくるとさぞかし暑いことだろう。3マイルレストハウスで、初めの休憩に入る。ハウスには、水道が完備されていて暑い日中は、ほんとの意味でのオアシスになることであろう。

 我々は、それを通り過ごし、展望の効く所で大体憩を取った。眼下にこれから行こうとする道が、数百メータにもおよぶジグザグ道が付けられていていた。上を見上げると首が痛くなるほどの大岩壁で、下を見ると足がすくむほど、高度感がある大絶壁である。遥か彼方に我々が目指すプラトーポイントまでの道が、ハツキリと浮かび上がってきた。だんだんと、高度を下げてくると植生の変化が目立ち初め、サボテンの群落が現れだし頭が赤いトカゲがちらちらと眼に付くようになってきた。

こんな何にもない所で良く生活しているものだと感心してしまう。谷底まで行くと、(インデアンガーデン)川が流れていて、緑豊かなオアシスを形成しているのであるがそれ以外は、砂漠的気候で、生物が生きられない世界みたいでる。みんな、インデアンガーデンで一息付けて、プラトーポイントに行く人は、左のトレル。ファントムランチへ行く人は右のトレルへそれぞれ分かれていった。我々は、左の道を行く。緑のオアシスから分かれて余り変化のない平原を進んでいった。

両側には、サボテンの花が満開で、360度見上げると、ゴツゴツした赤い地層をむきだしにした大岩壁が迫ってくる。 プラトーポイントに行くと、鉄の柵がしてあり、そこからの眺めは、これまた大迫力で、コロラド川まで何もさえぎるものが無く、真っ逆様に500mの谷底になっていた。足がすくむ思いであるが恐いもの見たさで、柵を乗り越えて覗き込んだ。いやはや、これほど大迫力のローケーションは、私もあっちこっち行ったが、なかなか見あたらない感動ものであった。

ここで十分休養を取って、トレルヘッドまでの恐怖の登りが待っていようとは、だれも思ってなかった。 時間は、10:00前である。だんだんと、太陽が、昇ってきて日差しが強くなってきた。プラトーポイントには、我々しかいなくこの雄大なグランドキヤニオンを、独り占め出来てこれほど贅沢なハイキングはないだろう。余りゆっくりとしていると、帰りの登り返しがつらくなるのでそうそうに引き返す。インデアンガーデンまで、0:30分程度で戻ることが出来た。他の連中はこれからプラトーポイントまで行くのであろう。

何もない平らな平原を行くとなると、低いサボテンの群落しかなく、暑くてたいへんである。歩くのが嫌な人は、ラバに乗ってのトレッキングがあり、ちょうど、インデアンガーデンまで下ってきて休憩していた。この暑さではラバも大変である。まして、アメリカ人の大きな巨体を乗っけているのであるから、見た目以上えらいと思う。高野さん、30分で一回休憩しましょうというが、私は60分で一回休憩しましょうと、強がりを言っていたが、 初めのピッチは、調子よく登っていったのであるが、君江が、暑くてたまらないと言いだし、ザックにあった雨傘を取り出して差すと、日陰が出来思ったより涼しく、この方法で登っていった。
 
今度は、私が少し気分が悪くなりだし、頭がボーとなりだしたので君江が差していた傘を借りて登りだした。太陽がますます、高くなりだし我々の頭上に容赦なく、照りつけだした。他のトレッカーも少し登っては、少ない日陰を探して休憩をしていた。 そのうち、暑さだけでなく左足下部がケイレン仕始めた。少し休憩を採って登り始めた。すると、今度は右足下部がケイレン仕始めた。また休憩して、少し登り始めたら今度は、左足太股がケイレンし、少し歩くと今度は右足太股がケイレンして、だんだんケイレンが、徐々に体の上の方に向かってくる感じで、背中までケイレンが迫ってきた。

 これ以上歩くことが出来なく。3マイルレストハウス付近で、大休憩を取る。靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、素足で足を放りだしていると、日本人トレッカーが心配して、話しかけてきた。いやはや、登山歴約30年近くなるが、こんな事は初めてであった。体力はあっても、そこら中ケイレンしまくり、驚き、桃の木、山椒の木である。 しかし、なんや、かんや言いつつも約9:00時間で、下り返してきたのは標準タイムである。ブライトエンジョルートレイルヘッドに16:20到着。プライトエンジョルロツジにて、さっそく、ビールで乾杯としやれ込んだ。

高野さんに、カウンターにてビールを買いに行ってもらったのであるが、なんせ、彼女見るから少年ぽいので、カウンターのお姉さん、未成年と思いIDカードを見せろと言っているらしく、なかなからちが明かない。まして、君江のティーシャツが、ネコちやんマークの可愛いやつで、後ろ姿だけでは50才近いおばさんとは、思っていなくてなかなからちが明かなかったが、君江が振り向いた途端カウンターのお姉さん理解したみたいであった。初めからわたしが買いに行けば良かったと、ビールで乾杯しつつ思った。

しかし、これほど美味いビールは久しぶりであった。 高野さんも、そうとう好きらしく、ビールを一気に空けてしまった。その後ビジターセンターへ行って我々に、高野さんからプレゼントがあった。それは、グランドキヤニオンのピンバッジとUSAの国立公園のパスポートで、各国立公園のビジターセンターに行くとスタンプが置いてありパスポートの中に空欄があり、そこに押すようになっている。その空欄を埋めるのには、相当のお金と暇がかかるようだ。でも、それをみんな埋めてみたいものである。変なプレゼントより、よっぽど、このパスポートの方が我々にとってはありがたい。

まだ時間が早いので、ホテルで一服後、グランドキヤニオンの夕日の美しい、ちがうポイント、マリコパポイントへ案内しましょうと、言う事だったが、高野さんも疲れているようなので、ここで解散することにした。 夕食は、ヤパパイロツジのレストランにて摂る。各自好きなものを摂って最後に清算したのであるが、どうも、支払金額が少ないようである、レジのおばさんは、現地のイデアンの人で、カードで支払いをしたせいか機械の操作がいまいちあやふやで、取った品物より明らかに少ない金額で請求された。このまま、だまってテーブルについて食事をした。しかし、いまいち食欲がなく全部食べることが出来なくて残念であった。


5月5日   6:45ロツジ前、集合して、一路モニメントバレーに向けて出発する。その前に、レストランにて、お湯をもらって日本から持ってきたカップうどんを三人で食べる。 途中、NHKのBS放送で、中継していた。インデアン(ナバホ族)の見晴台(ウォッチタワー)に、立ち寄った。そこから見る風景は、マーサーポイントから見る景色より、渓谷に広がりがあり、遥か彼方に、インデアンが馬に乗って、駅馬車を追いかけ回している風景が目に浮かぶ。まだ、時間が早いためか、だれも、いなくこの雄大な景色を、我々三人で支配していいのだろうか? 今日の道中は、長いので彼女の好なカセットテープを、ガンガンかけながら、モニメントバレーへと向かった。車窓の前後左右、見漬す限り砂漠で、どこまでも続く、まっすぐな一本道が続いているのみである。

余り単調なのでうとうとしてきた。途中、いかにも、西部劇に、出てきそうなドライブインに立ち寄る。中は、スーパーと、ギフトショップであり、インデアンに関するお土産が、たくさん置かれてあったが、以外と高いのには驚く。やはり、日本と同じ人件費が高いのであろう。 モニメントバレーは、国立公園ではなくナバホ・インデイアン居留地内で、ナバホの人々が、管理、運営する、ナバホの公園であった。公園入り口で、入園料を払い、ビジターまで行く。センターの前には、バレー内のダートロードを走るツアーの受付の小屋が、5〜6軒あつた。我々は、それには参加せず、高野さん運転する車で、園内に入っていった。

道は、未舗装で、車が走ると赤土の砂煙が上がり、雨でも降ると、ぬかるんで、四輪駆動車でないと走れない道である。各要所要所に、展望台があり、そこでインデアンのおばさんが、屋台を出して、ドリームキャチ、首飾りなど売っていたが、あまり積極的に商売していなくて、ただ然って座っているだけであった。ときどき、屋台めがけて赤い砂煙の攻撃にも関わらず、じっと座り続けているのには参った。園内に、インデアンの居留地があり、そのなかに、伝統的住居のホーガン(赤土で固めた住居)があった。

今は住んでいなくて、観光用に見せているだけである。テレビのコマーシルに出てくる、モニメントバレーのビユートより、断然実物の方が、迫力があり、雄大であった。日本であれば、その近辺に、多くの土産物屋が、軒を連ねてさぞかし賑やかであるが、なにせ、ここはUSAアリゾナ州で、ただただ、見漬す限りなんにもない。

 西部劇の映画のシーンによく出てくる。ジョン・フォードポイントに行く。そこには、裸馬が数頭いて、三郷妹のビュートをバックにした、絶好の写真ポイントであった。ビジターセンターで、モニメントバレーのビュートがよく見えるレストランで、地元料理おすすめ品の、ナバホタコを注文したが、ピザ生地の上に、ビーンズ、トマト、キュウリ、レタスなどなどが、山ほど乗せてあり、さあ食えと言わんばかりの、盛りつけであった。しかし、料理以上に窓から見える景色は、なんとすばらしいこしであった。

 今日は、まだこれから、レイクパウエルへ向かうのである。途中、通称お化けエントツで、有名な火力発電所があり、見る角度によってエントツの数が変わるそうな。エントツの数はともかく、こんな、何にもない広野に、突然巨大な異物が、眼に飛び込んできて驚いた。何もこんな所で、火力発電しなくてもいいような気がするが、この地域で、石炭が大量に採取出来るのであろうか? ふつうのツアーであれば、たぶん通過する。絶景ポイントに、案内された。車が数台置ける程度の空き地に駐車して、木々がまばらしか生えていない砂漠地帯を、16分程度登って行くとなんと、我々の足下に、約300m〜400mもの、深く切れ込んだ馬蹄型した渓谷が、眼下に広がっていた。

川底の緑の地帯には、キャンプ場があり、簡易トイレも、何とか確認出来た。こういう所で、ラフティングしてみたいものである。その雄大な景色を後にして、レイクパウェルに向かった。巨大なダムの前に、これまた巨大なアーチ式橋があり、そこからの眺めも、なかなか半端ではない。周りは、赤い岩盤で、草木一本生えていなく、よく映画のロケに使われるそうである。ここから、船に乗って、数時間いって、それから、何時間か歩くと、赤い岩石の橋が、見ることが出来るのであるが、時間がないので割愛する。

 ここから、約2時間程度(250km)走って、今日の目的地、ザイオン国立公園に着いたのである。そこは、雰囲気が、ヨセミテ国立公園に、よく似ていて、左右に大岩壁が迫り、渓谷には清流が流れ、緑豊かな木々が密生していて小鳥がさえずる楽園であった。やはり人間、緑があるとほっとする。今日のロツジは、なかなかな物で、公園入り口のすぐそばにあり、ロツジ内に、プールとジャグジーがあり、ロツジの周りには、色とりどりの花々が咲き乱れていて、バックには、ザイオンの急峻な岩壁が、夕日に照らされていて何とも、言えない、落ち着いたのんびりしたロツジであった。

また、室内も擬っていて、全体に、インデアンの住まいをイメージいていて、天井は、高く、ゆっくりと大きな扇風機が回っていた。テラスは、線路の枕木を再利用した物で、犬杭の抜いた跡があり、環境にも配慮したロツジ(ZION DESERT PAERL INN)であるみたい。ロツジ内には、レストランが無いので、少し歩いた所に、ギフトショップと、レストランが数件あるので、行ってみることにする。10分も歩けば、もう町はずれで、何にもない寂しい所である。ピザが美味いと評判の店に入る。3人で、ピザー枚と、スパゲッティとビールで、量が多いので満腹である。噂どおり、なかなか美味しいピザであった。誰もいない夜道を、君江と二人して夜空を仰ぎつつロツジに帰っていった。


 5月6日  ロツジを8:00に出て、一路ザイオン国立企園の、ビジターセンターに行き、パスポートにスタンプを押してもらいに行く。その後、昨日通った、トンネルを抜け、エンジェルランディングハイキングへいこうと、トンネルにさしかかったところ、車がストップしていた。なんでも、トンネル内で、車が動けなくなったみたいである。

トンネル内に、何カ所か、大きな窓が開いていて、脇見していて、縁石に乗り上げて、車が動かなくなったみたいである。あまりにも、雄大な景色で、見とれる気持ちはわからんでもないが、もう少し注意してほしいものである。30分近く待たされて、やっとトンネルを出たところに、駐車場があり、そこから、ショートハイキングの始まりである。

すぐ、急な階段があり、40〜50m登り切った所で、平らな岩道に変わり、見上げると両岸には、スパット切れ落ちた、岩壁が広がっていた。10分程度行った所で行き止まりで、そこからザイオン渓谷が一望に見漬すことが出来、パラグライダーで飛んで行きたい気持ちである。 下の道路に、車を止めて、我々を見ているのか、岩壁を見ているのかわからない。我々は、遥か遠方の人に、わかるように手を大きく上げて振ってみたのであるが、余りにも遠すぎて、分からないみたいである。こんなに、すばらしい大自然を、我々だけで独り占めするのは、気が引けるおもいであった。

 ラスベガスまでは、これから3時間の道のりであるが、州によって時差があり、ユクルはネバダ州で、時差が1時間あり、ラスベガスは、時計を1時間戻さなければならない。一時間得したみたいである。途中の町で、マクドナルドに入り、標準的なハンバーグと飲み物を注文したが、なんと、コップのサイズのみで、いくらでも飲み放題であった。ほとんどの人は、車に持ち込んでいて、これで採算が採れるものであろうか。と思いつつ、我々の車はラスベガスへ向かっていった。

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