剣岳

剣  岳

                                   2001427日〜30

4月27日(金)23:00 川瀬宅に行く。連休前日なので、中央高速が混雑しているのではないかと思ったが、以外と空いていた。

4月28日(土)豊科IC下車、大町へと向かう。深夜なので、道路は空いていて、3:00過ぎには、扇沢の無料駐車場に着いた。しかし、空いている場所はわずかで、みんな、車内にて仮眠していた。我々も始発まで、時間があるので、車内にて仮眠する。空が明るくなったので、トイレに行く。もうチケット売場に、列が出来ている。7:30始発なのであるが、我々も、早々に朝食を済ませ、列に並ぶことにする。結構、山とスキーをする人が多く、100人近く並んでいた。その脇に、旅行会社の主催する、パックツアーが、我々の側をすり抜けていった。

ここから、トロリーバス、ケイブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、やっと室堂に、到着した。

そとに出ると、一面の銀世界で、立山、大日岳が、すぐそこに、雄大に迫っていた。我々の目指す、別山乗越は、立山連峰の左端に位置していて、そこを越さなければ、剣に行くことが出来ない。

スキー道具一式、ザイル、登山道具一式担いでの、登りはきつく、天気が良いので、思った以上に暑くシャツ一枚になって、歩き出す。夏だと、みくりが池の青々とした湖面を見ることが出来るのであるが、今は、完全に雪の下に埋もれていて、白一色であった。殆どがスキー客で、純粋な登山者は、思ったほど多くは無いようである。

黙々と、別山乗越に向かって登り出す。雷鳥平に、ロープ塔が設置されてあり、距離は短いが、なかなか楽しめそうである。川瀬さんは、持ってきたビッグフットを履いて、滑ったのであるが、荷物が重いのと、板の長さが短いので、何回か転倒したみたいである。私は、滑らずに歩いて行った。私に追いつくのに、大分遅れて登ってきた。

別山乗越に12:00過ぎ、到着して、早速下から担ぎ上げたスキーを試す。剣御前方面に登っていき、頂上から、滑出したが、雪がザラメだったので、あまりスピードが出なく、私でも滑ることが出来た。剣沢に向かって、一気に行きたいところであったが、あまり、下まで行くと登りが大変なので、適当な所で止めにする。川瀬さんは、小屋前からビッグフットで滑って、下で待っていた。

あまり天気が、良いので、ここでもっとゆっくりしていたかったが、剣山荘で、のんびりしようと言うことになり、重いザックを担ぎ、スキーにて剣山荘に向かった。板が短い為か、荷物が重い為か、転倒すると大変なので、足腰に力を入れて踏ん張って滑って行ったが、何度か転倒し、ようやく剣山荘に着いた。ちょうど、山岳警備隊の人が、剣御前に帰る時で、別山尾根ルートを、確認したところ、ルートは、しっかりしており、前剣の雪面の下りを注意した方が良いとのこと

今夜の宿泊客を、小屋のオヤジに、聞いてみたところ、8名とのこと、例年でも14〜15人程度とのことであった。
やはり、穂高の涸沢と違って、東京方面から遠くて、値段が高いのと、危険とのイメージがあるのだろうか。夕方、4人組が17:00過ぎ、疲れ切った、様子で小屋に到着した。彼らも明日剣頂上に向かうのであろうか。人が少ないせいで、部屋は二人一部屋であった。たしか、西穂高山荘の時も、二人一部屋であった。なんだか特したみたいである。


429日(日)

5:00日の出である。鹿島槍方面から、太陽が昇ってきたが、少し雲が多く、しっかりとしたご来光を拝む事が出来なかったが、まずまずの天気である。

まずは、6:40アイゼンを付けて、雪面を急登して一服剣へと向かう。そこから雄大な前剣の急峻な雪壁が、目の前に迫り、迫力満点である。まだ、時間が早いせいか、ある程度潜るが、雪質がしっかりしているので、登り安いが、下りを注意しなければ行けない。

前剣の先に、門というところがあり、夏場は、しっかりとしたクサリがあるが、この時期は、完全に雪に埋まっていて、急峻な雪壁をトラバース気味に登っていく。雪の付いた平蔵谷の岩稜を越していくと、平蔵避難小屋跡が、完全に雪に覆われていて、コンクリート屋根のみの姿を現していた。すぐ上側に、簡易トイレが設置されていて、雪が付いていなくて使える状態であった。
夏場は、一方通行で、カニのタテバイを登るのであるが、この時期上部に雪が付いていて危険なので、下り専用のカニのヨコバイを登り降りに使っていた。この付近から、完全に、岩稜のコースで、頂上付近のみ雪稜になっていて、頂上の祠もまだ雪の下に埋まっていた。

頂上に早月尾根から登ってきた人達がいた。叉、これから早月尾根を登ってきている人がいて大変そうである。剣山荘で一緒になった、山梨から1人で来ている小池さんも登頂して、一緒に記念写真に収まった。頂上からの景色は、雲一つなく最高の天気で、槍、穂高を始め、後立山連峰が、すぐ目の前に見えた。
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