甲斐駒ケ岳(K戸尾根より)2967m
2012年08月24日(金)〜26日(日)
24日(金)保土ヶ谷駅22:00〜東名(御殿場IC)〜東富士道路〜中央高速〜(大月)〜須玉IC〜25:00道の駅「はくしゅう」
25日(土)「晴れ」4:30〜竹宇駒ヶ岳神社5:30〜7:50分岐8:00〜9:45刃渡り〜10:00刃利天狗10:10〜11:20五合目11:20〜12:40七丈小屋(泊)
26日(日)「晴れ」七丈小屋3:50〜4:40八合目5:15〜5:50九合目〜6:25駒ヶ岳山頂7:00〜8:00八合目8:10〜9:00七丈小屋9:25〜10:05五合目10:20〜10:55刃利天狗11:10〜12:30分岐12:40〜14:15駐車場14:30〜14:40尾白の湯16;30〜須玉IC〜山中湖IC〜道志道〜246号〜21:20保土ヶ谷駅


保土ヶ谷駅にて、TさんとSさんをピックアップして、日本三大急登のK戸尾根に行く。.道の駅「はくしゅう」にて仮眠して、翌日、竹宇駒ヶ岳神社より七丈小屋を目指す。神社の駐車場にはもう、登山準備をしている人がいる。

(甲斐駒頂上より鋸岳方面)

たぶん此処で仮眠して明るくなったので、行動開始したのであろう。我々も、早々に登山準備をして、出かける。直ぐ、竹宇駒ヶ岳神社が現われ、安全登山を祈願して、吊橋を渡り、尾白川渓谷と別れ、上を目指す。いきなり、尾根に出るまで、急な登り坂が続く。横手分岐まで2:30分の道程である。天気は最高。針葉樹林帯の中を行く。暑い。

粥餅石が出てくると、笹ノ平で、名のとおり、一面クマ笹尾根で横手駒ヶ岳神社との合流点である。これから、長い長い八丁登りが始まる。その内、両側が谷底までそぎ落ちているヤセ尾根の刃渡りが現れるが、杭のクサリが敷設されていて意外と歩き良い。その先に梯子が次から次へと現れ、それを登り切ると、刀利天狗に着く。小さな祠が2個鎮座している。その先からは、北八ケ岳か屋久島の白谷雲水峡の様な苔むした樹林帯に入って行く。

K戸山を巻いて、ドンドン下って行くと五合目小屋跡に着く。更地の奥に五丈石があり、回り込むと祠があり、その石壁に古屋義成氏のレリーフがあり1941年から五合目小屋を経営された氏の功績が書かれてある「小屋創設は1884年」。その下から屏風岩の登りが始まる。祠の右側から梯子が始まる。その先から、クサリ場、橋、急梯子の連続。雨天時は要注意で、慎重に行かなくてはいけない。それを越えると、すぐプレハブのこじんまりした第一七丈小屋が現れる。

一見すると、トイレかな?と思ったが、受付の戸で、二か所の戸を開け両側が床の真ん中の通路を進んで行くと、ジュース、缶ビールの入っているアイスボックスがあり、先にまた、戸があり、関係者以外入室禁止の張り紙があり、其処をノックすると60才前後の撫愛想なオヤジが出てくる。「三名宿泊お願いします」「この宿帳に記入して」「はい」「朝飯は6:00からしか出来ない」「お弁当は出来ますか?」「出来ない」「一泊夕食で一人7000円」黙って21000円を出すと、すぐ奥の部屋に引っ込んでしまった。また、ノックする。直ぐ、オヤジが出てくる。「ビールください」「アサヒスーパードライ:700円」お金を渡すとすぐ奥の部屋に引っ込む。しばらく休んでいると、ドンドン登山者が受付をしに来る。傍の床隅で様子を見ていると、皆さん、同じようなぶっきらぼうな対応である。

その内、Sさん、Tさんに、その小屋のオヤジがアルバイトしませんか?????。夕食の準備をしてもらえれば、バイト料一万円出すとの事。今夜は、満員で30名近い人の夕食の準備である。バイトは良いが、その金額に驚く。私には、女性2名借りたお礼に、プレミアビールをプレゼントされる。ラッキーラッキーである。オヤジに夕食の時間は?????。「分からん」「ムッムッ」「16:00過ぎにならないと人数がハッキリしないから、、、、」「夕食の準備が出来ない」オヤジは、出入り禁止の部屋から出たり入ったり忙しい。トイレに行く。意外と清潔でキレイ。トイレの下にビニール袋があり使用済み紙が其処に落ちる様になっている。糞尿も大きな黄色いタンクに収容され、満タンになればヘリで運ぶのであろう。

その内、Sさん、Tさんのご指名があり、部屋に入って行った。結局5:40過ぎに長机(6人〜7名)で待機していると、戸が開き、オヤジが精進料理用の御膳(6段重ね)を、各テーブルに配置する。見てびっくり、ビックリ。(内容:エビフライ2匹、白身魚フライ、マグロ刺身、イカ刺身、サラダ、ゆで卵、巨峰、トマト、オレンジ、タクアン、らっきょ、伊達巻、ゴボウ巻、トン汁食べ放題、、ごはん食べ放題)。彼女達に、バイトの内容を聞いて見ると御膳に盛り付けをしただけだった。食後の後片づけもない。おいしいバイトである。この小屋は北杜市管轄の小屋で、シッカリ領収書を記入。

19:00過ぎには、消灯で明日の天気を期待する。23:30頃、トイレに外にでると満点の星空で明日の天気は保障付である。以後寝床に戻るが寝つきが悪い。NHKの深夜便を3:20まで聞く。4:00前にヘッドランプを付け小屋を出る。皆さんも考えが同じで、八合目の御来光場で、日の出を見るみたいで小屋内は、登山準備に騒がしい。第二七丈小屋前の梯子を登る。その先に、第一キャンプ場、その先に第二キャンプ場がある。

樹林帯を抜けると、八合目に到着。時間は5時前で、日の出まで若干時間がある。ジィーットしていると、寒い。奥秩父方面から眩しい日の出が登場する。後ろを向くと、九合目の岩場の2本の剣が輝いている????。その先に山頂部もピンク色に輝いている。荷が軽いので快調に登るが、岩場、鎖場、梯子と次から次へと現れ、変化に飛んで面白いが、雨の時は要注意しないと危ない。巨岩の間を抜け、要所要所に昔の行者信仰の跡が随所に現れ、その凄さに驚く。

山頂手前の祠まで来ると、花崗岩の砂場になり視界が開け、鳳凰三山の先に富士山、伊豆半島、北岳の先に塩見岳、聖岳、赤石岳も見える。中央アルプス全山、北アルプス全山、御嶽、乗鞍、雨飾、浅間山、眼下を見ると影甲斐駒ケ岳もハッキリ見える。素晴らしい、、、、、。来た道を帰る。小屋にて荷物を整理していると、小屋のオヤジが野菜ジュースをプレゼントしてくれた。ぶっきらぼうな小屋のオヤジだが、根はイイ人みたいで、誤解を招く損な人みたい。週に一回食料の荷揚げをしているみたいで、頭が下がる。

帰路、竹宇駒ヶ岳神社近くの甲斐駒ケ岳温泉「尾白の湯(おじらのゆ)」(700円:赤湯、白湯の露天風呂。日本最高級「超高濃度:1kg/31600mgミネラル含有」)に浸かり帰路につく。





刃渡り










古屋義成氏のレリーフ












五合目上の垂直梯子
















八合目からの御来光











八合目より摩利支天と山頂









九合目より鳳凰三山と富士山









鋸岳









影駒ケ岳











尾白の湯






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