宝永山(富士山)2693m

2011年02月26日(土)晴れ



自宅4:50〜6:20水ケ塚(須山口)6:40〜7:25一合五尺〜8:20二合五尺(御殿庭下)8:30〜三合目(御庭中)宝永第三火口分岐〜9:35宝永第二火口〜10:00宝永第一火口分岐〜10:20宝永火口10:35〜11:15御殿庭上11:35〜幕岩分岐〜12:45須山口下山歩道分岐12:55〜13:15水ケ塚〜14:30自宅


先週、水ケ塚に行った時、宝永山が気になり今回行ってみる。各登山口はこの時期閉鎖されているので、水ケ塚に車を置いて宝永山に向う。駐車場の前に須山口登山口の案内があるが、固くゲートはクサリで鍵がかかっている。その脇を通り抜け林道へと入って行く。完全に凍結しているので、ストック2本でしっかり突いて行く。両側は2m程のササで覆われているので、見通しは悪い。ササが「ガサガサ」と大揺れした。心臓がバックンバックン、、、、、。スグ其処に大鹿がビックリして逃げていってしまった。こっちもビックリ。

(宝永山斜面)

足元を見ると、二本爪の鹿の足跡だらけである。御殿庭下まで来ると、やっと木々の間から朝日が射しこんで来た。此処から幕岩方面に行ける道であるが、誰も行った気配はない。宝永火口に続く道も踏み跡がない。樹林帯の中で溝らしい道があるが、倒木で荒れている。雪があるので、何処でも歩けるが、ルートを見失うとヤバイ。良く見ると、、、、赤布がぶら下がっているので、それを目標に雪を掻き分けて行く。


三合目付近まで来ると、日陰の樹林帯なので積雪も膝上ぐらいまであり、踏み跡も無くラッセルに苦労する。宝永第二火口まで来ると、やっと富士の宝永山が見えてきた。振り返ると、愛鷹山の越前岳、位牌岳が眼下に見える。高度計を見ると2300mを越えている。樹林帯を抜けると、意外と雪は少なく地肌が見えている所もあり、特に宝永山の岩山から下部は殆ど着雪していない。

富士宮口五合目との分岐の所に、なにやら建築物がある。近づいて確認すると、地質調査総合センターの「山体変動観測装置」である。レーザーらしき反射板が3個縦に敷設されてあり、宇宙から富士山の変動を絶えず監視しているのであろう、、、、、、。

(宝永山より山頂)

富士山も何時噴火してもおかしくない?。此処から火口を見ると火口が三個あるのがハッキリ分かり驚く。稜線に出た途端、急に風が強くなり、体が飛ばされそうになり、ピッケルを雪面に突き刺し体勢を保持する。六合目の宝永山荘がハッキリ確認出来る。第一火口まで夏道で10分足らずであるが、風が強く難儀する。六合目小屋からの合流点から、火口に下るルートがあるはずだが、斜面の雪面のみで、完全に消失している。

遠くに火口に続くルートがうっすらと確認出来るので、それに向ってトラバースを開始する。ピッケルを差込みアイゼンを雪面に食い込ませて行く。意外と雪面がシッカリしているので心配ない。しかし、風が強いので要注意である。大岩だらけの火口に到着する。時たま突風が吹き体が飛ばされそうになる。ここから一時間ほどで宝永山の山頂に着くが、、、、この風だと何時飛ばされてもおかしくない。風の合間を見て三脚で写真を撮り、火口から直接第二火口へと下って行く。少し下ると、今までの突風が嘘のように風が無い。御殿庭上に下るには第二火口の縁を越えなくてはならず、やはりその縁を越えるには突風と対面していかなくてはならない。

御殿庭上まで来ると、今までの風が嘘のようで、ようやく此処で富士山頂を見ながらランチとする。雲一つ無いブルースカイに飛行機雲が西の方向に二つ走っている。昔、英国航空がお客サービスに富士山に近づき過ぎ、乱気流に巻き込まれて墜落した事があるから油断禁物である。此処から幕岩経由で水ケ塚に下るが、踏み跡が無く、赤布を探しながら、ラッセルしながら苦労して駐車場に戻る。





須山口登山道










登山道









二合目










ラッセルに苦しむ











五合目












地質調査総合センターの「山体変動観測装置」











御殿庭上より宝永山









宝永山火口






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