雨ケ岳(1771m)本栖湖

2008年11月22日(土)快晴

自宅5:30〜139号〜本栖湖〜8:05割石峠8:20〜9:13A沢貯水池分岐9:20〜9:45端足峠(はした)9:55〜
11:20雨ケ岳11:55〜12:45端足峠12:55〜13:12分岐〜14:00割石峠14:10〜(東名大和トンネル事故)〜18:30自宅

三連休の初日だけあって、東名高速の出足は早い。まだ6時過ぎなのに、混雑している海老名SAを横目でみながら、御殿場ICに向かう。

雲一つ無い、素晴らしい朝焼の冨士山が目に飛び込んでくる。何度見ても、冨士山の朝焼けは感動の一言である。早起きは三文の徳である。静まりかえった山中湖湖畔を快調に飛ばす。湖畔の温度計はー4度を示している。人影は見えない。

道の駅「富士吉田」には、相変わらず、、、全国からのキャンピングカーが、ここで寝泊りしている。ここの道の駅には、冨士山の伏流水が湧き出ていて、夏場は、皆さん並んで大きなペットボトルに伏流水を入れている姿を見かけるが、、今の時期は誰もいない。湧き水の脇の協力金箱が侘しげである。


道の駅の高台に富士山頂にあったドームが朝日に照らされ銀色に輝いている。その右奥の針葉樹林の先に新雪を纏った冨士山が見える。朝焼けは、ほんの一瞬でもう冨士山は、何時もの冨士に変身している。我々は、青樹ケ原樹海を抜け、本栖湖の先にある割石峠に向かう。峠は、山梨県と静岡県の境で、丁度そこに、一軒のうす寂れたレストランがある。レストランの裏手の物干し竿に、何故か苔の球が沢山吊してある。そこを左折した所に天徳宮入口の看板があり、20台は駐車出来る空地があるそこに駐車する。

国道を渡った所に、東海道自然歩道の看板があり、そこから、雨ケ岳の登山開始である。すぐに、右、本栖湖5k 左、田貫湖方面の標識が現れる。我々は、田貫湖方面に行く。杉林の日の届かない、陰気臭い林道を進むと、東海自然歩道の立派な立て看板とトイレが現れる。水洗トイレではないが掃除は行き届いている。トイレの入口に何やらペットボトルを半分に切った中に、銀色に光るものがある。中を覗いて見ると、可愛らしい鈴が6個入っていた。上の能書きを読んで見ると、この付近、熊が出没するので、この鈴をご利用くださいと書いてある。

この時期、熊は冬眠中なので、要らないとかみさんに主張したが、最近の地球温暖化のため、冬眠せず、チョロチョロしていると恐いので、借用しようとの、かみさんの意見で、ザックにつけて行くことにする。南面の高低差の少ない落葉樹の中を行く。殆ど紅葉は終わっていて、モミジ、カエデ、オオバの葉を掻き分けながら行く。要所要所にシッカリした木の橋が架けてあり心配ないが、数箇所、道が痛んだ所があり、多分冨士宮市から依託されて、老夫婦が登山道を腰を曲げながら修理していた。ご苦労様と一声かけて通過する。

左下に、意外と大きな長方形のA沢貯水池が、木々の間から見える。左前方を見上げると、これから登ろうとしている雨ケ岳の稜線がハッキリと見える。晩秋の快い日を浴びながら50分程でA沢貯水池からの分岐に着く。一本たてていると、A沢貯水池から、親子連れと単独中年男性と出会う。

二組とも、休憩もせず、端足峠に登って行った。我々も、その後ろを追う。かなりのスピードでなかなか追いつかない、、、。しかし、10分もすると、杉の樹林帯の中で親子が息を切らせて休憩していた。それ以後ついて来る気配は無い。しかし、単独中年男性の気配は無い。端足峠まで高度差260mを25分で快調に登りきる。先行の単独男性も、今しがた着いたばかりである。軽く会釈して、彼は雨ケ岳方面に登って行った。峠からの冨士山は、目の前に何も遮るものが無い。雄大そのものである。

木々の間からは、本栖湖の半島がハッキリ見え、こんもりした竜ヶ岳もすぐ真近かに見える。竜ヶ岳までの標高差200m。雨ケ岳の標高差は500mで、ここから、コースタイムだと1時間50分の登りばかりの急斜面である。我々も、気合を入れて、雨ケ岳に向かう。さすが、この付近は寒く、日陰の尾根道に5〜6cm程の霜柱がいたる所にあり、登山靴で踏みしめながら行く。右手の木々の間から、南アルプスの北岳が白く輝き印象的である。八ヶ岳も一週間前は、殆ど雪がなかっが、今は、真白である。

右は、ブナ林であまり見通しが無いが、左は全面熊笹で覆われているので、素晴らしい展望で、冨士山と駿河湾と伊豆半島がハッキリと見える。殆ど、休みなしで1時間25分で、雨ケ岳に着いてしまった。先発の単独男性が10分程前に着いたらしく、我々の速さに、少し驚いた様子である。頂上には、先客が10名ほどいた。何処かの山の会みたいである。

雨ケ岳頂上の記念写真を撮ろうとすると、標識の下に、山の会の高年夫婦のザックが無造作に、ふたが開いた状態で置いてある。悠然と昼食をとっている。、、、。最近の高年登山者は常識が無いのか登山のマナーが悪い。困ったものである。我々は、登山者の邪魔にならない場所を選び、雄大な冨士を見ながらランチタイムとする。相変わらず、山の会の中高年グループは腰を上げる気配は無い。我々は、早々に、端足峠に下りる。分岐で出会った親子は、出会う事はなかった。少し心配したが、多分、竜ヶ岳に行ったのであろと思い割石峠に向かった。



道の駅「富士吉田」から富士








割石峠から雨ケ岳







割石峠のレストラン









鈴の置いてあるトイレ









クマ除け鈴










クマ注意の看板









雨ケ岳の稜線









分岐手前









分岐手前



















端足峠から竜ヶ岳










端足峠から本栖湖









端足峠








稜線から八ヶ岳









稜線から北岳









雨ケ岳より富士山





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