愛鷹山(越前岳1507m、呼子岳1313m)

2007年08月05日(日)晴れのち曇り

自宅5:30〜東名御殿場IC経由〜愛鷹山登山口〜7:10山神社駐車場7:25〜8:10愛鷹山荘8:22〜8:50鋸岳展望所9:05〜9:40富士見台9:55〜10:15越前岳10:50〜11:45呼子岳12:00〜13:10大沢橋上部13:20〜14:05山神社駐車場14:15〜14:30富士遊湯の里16:00〜18:30帰宅

来週の末、北アルプスの常念岳に行くための、足慣らしと、ワンちゃんサロンのお客さんの渋川さんと、富士山の展望が良い愛鷹山(越前岳)に行く。以前、十里木高原より、越前岳を2月の寒い雪のある時期、往復したことがあるが、ガスっていて、何も見えなかった。


富士見台からの富士山
(五十銭紙幣の図柄)


今回は、十里木の手前の愛鷹山登山口の山神社から、越前岳、呼子岳を廻って、山神社に下りてくる周遊コースである。


御殿場ICを降りて、富士サファリパーク方面を目指す。十里木の手前に、愛鷹山登山口の標識が現れ、本線より、左の林道をしばらく進むと、山神社の駐車場が現れる。20〜30台は駐車出来る(舗装はされていないが)。その隅には、簡易トイレが設置されてあり、掃除もシッカリされている。

愛鷹山の登山は、ここから始まる。山神社の前には、愛鷹山周辺の登山コースが書いた案内板もあり、ここで、これから登る、越前岳、呼子岳の位置を確認する。神社の鳥居の所に、松永塚があり、能書きを読んでみると、「昭和三年十月十七日、魔の足高で遭難した松永君に、須山学生団は同情し、登山道さえあったらと、その六峯に登山道を創設した。この塚は足高山登山道の開祖となった松永君と学生団の六氏を偲ぶと共に、登山の安全を祈願する。」その文を読みつつ、進んでいくと樹齢何百年はする、大きな株の側に、控え気味に山神社の御神体が鎮座していた。

暗い、杉林の中を登って行くが、陰気臭く、この蒸し暑さに、汗が滝のように落ちる。45分程登ると、愛鷹山山荘が、樹林帯の中に現れる。その前に、有料トイレ50円と、一張り分しかない、キャンプサイト、美味しい美味しい銀名水が、山の斜面から湧き出ている。小屋の前に門扉があり、シッカリカギが掛かっていて、利用する場合は事前に予約が必要で、5〜6人しか、宿泊出来ない、こじんまりした、普通の家みたいである。

ここで、一息ついて、鋸展望所に向かう。周りは、落葉樹の緑が濃く、目には良いが、何せ、この蒸し暑さには参る。丁度木々の間に、鋸岳の稜線が見える所に、申し訳ない程度の空間と、鋸岳展望所の看板が置いてある。やはり、名の通り、鋸の歯の様な稜線が見える。鋸岳から、位牌岳は、一般向きでないので今回はパスする。ここまで来れば、だいぶん高度も稼ぎ、尾根道に出たので、若干涼しい風が出てきた。富士見台まで、周り木々で邪魔され展望はきかないが、富士見台に来ると、視界は突然開け、富士の雄姿が飛び込んできた。そこには、ご丁寧に、写真様のやぐらが設置されてあり、ここに登って、写真をどうぞ、、。しかし、良く注意しないと、ぐらぐらしているので、登るには、危険である、、、、。

ここに、またまた、能書きがあった。ここは、かの有名な、岡田紅陽(富士山の撮影に一生を捧げた紅陽が、戦前、戦後ここに訪れ、撮影された場所で、昭和十三年発行された五十銭紙幣の図案に採用された)が撮影に訪れた地である。随分古い話しで、私は知らない。

又、見通しの利かない、尾根道を進んでいく。左側は、やたら危険の標識がぶら下がっていて、我々は、右側の細い尾根道を突き進んで行くと、またもや急に、視界が開けたところが、愛鷹山の最高峰、越前岳(1507m)の頂上にでる。真新しい頂上の標識で、富士山をバックに記念写真を撮り、古ぼけたペンチで、昼食のお茶を沸かしていると、人の声がしてきた。その人達は、十里木高原から、来た人たちで、この山に登るのには、一番近道で、道も問題無いので、中高年の人達が、そこそこ登って来たが、山頂は静かで、ゆっくりと、入道雲の中に見える、富士山を堪能する事が出来た。

昼食も終え、鋸岳方面に向かおうと、腰を上げていると、下の駐車場にいた、中年男性四人組が、鋸岳の方からやって来た。我々と、同じ時間に出発したのに、やけに遅い。四人組に挨拶をすると、その中の1人が、ここまで来る途中、沢沿いの道で、なかなか涼しくて気持ち良かったとのこと。しかし、以外と大変だったそうで、頂上を通り過ぎ、一段下がったところで、ホット一息着いた様子。

いままで、晴れていた空模様が、ガスが出てきたので、早々に下山する。急な痩せ尾根をどんどん下る。以外と、道がぬかるんでいて、良く滑るので、特に底の柔らかいハイキングシューズは要注意である。最近、やたら、軽く、底の柔らかい靴があるが、行く場所によっては、有る程度、底の硬いビブラムで、くるぶしまである、ハイカットの登山靴の方が安全である。

呼子岳(1313m)の頂上は、10人も立てない、小さな頂上で、ガスで何も見えない。その先の大岳方面は、廃道になっていて、しっかり、トラロープが張ってあった。来た道を戻り、割石峠へと向かう。ガスは益々濃くなってきた。まさか、この付近が1300m前後の山中とは思えない雰囲気で、谷間に高山植物が咲き、山深い、2000m以上の高山の様子である。

割石峠で、その様子を写真に収めていると、下から、中年男性1人、このガスの中登ってきた。その人は、これから、鋸岳から前岳を通り、山神社に下るとの事。私は、登山地図を広げて、前岳から、下るルートは、載っていないと言うと、その人は、その先から、林道があり、山神社に降りる道があると、自信満々と言う。靴を見ると、だいぶん履き慣れた革靴と、年期の入ったザックを背負っているから、相当この山に詳しそうであるが、この空模様、家族に、行き先を言ってきたのか、、、、、。この天気、道も一般的でない。足を滑らせば、、、、通る人も少ない、、、。自信過剰は禁物。

我々は、今、その人が登って来た道を下る。早速、ゴロゴロした、沢の道である。水の流れはないが、、、。岩が濡れているので要注意である。ここより、大沢橋まで地図だと50分である。岩には、ケルンと白ペンキでマーキングしてあるので、心配なく、、、、それを目印に下って行けばよいが、、、、、最近の大雨の影響で、随分道がいたんでいる。水が流れていないので、沢の真ん中を下っていく。

まだお昼過ぎだと言うのに、、、周りの雰囲気はガスに包まれ、もう夕刻の雰囲気である。一時間過ぎても、まだ大沢橋に着かない。又、いままであった白ペンキのマーキングも、見あたらなくなった。しかし、心配することはない、このまま、沢に下って行けば大沢橋に出ることは間違いない。それは、地図で確認すれば分かる。大沢橋まで滝も無い。

一休みして、沢を下って行くと、サボーダムに行き着く。地図には載っていないので、サーボダムの脇を捜すと、本来の道があり、その道を少し下った所に大沢橋がある。やはり、沢を下ると、コースタイムの二割増しになる。そこから、30分程で、山神社の駐車場に到着する。来た時は、5〜6台いた車は、いなく、軽自動車とキンキツーリストの小型バスのみであった。その小型バスのフロントガラスには、越前岳〜呼子岳と書いてあり、この天気、このコース。色々な人がいて、ペースも体力も、技量もまちまち、、、、、。事故がなければと祈る。

我々は、そうそうに、富士遊湯の里の露天風呂に浸かり、帰路についた。





山神社駐車場のトイレ










山神社(松永塚)










山神社の御神体?














愛鷹山荘の銀名水














愛鷹山荘










鋸岳展望所












越前岳














呼子岳













割石峠



















沢道














富士遊湯の里
(大野路)

















樹齢400年シイの巨木風呂














巨木風呂





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