遙かな尾瀬(水芭蕉)

2007年06月01日(金)〜02日(土)

6月1日(金)自宅18:00〜22:30戸倉第一駐車場
6月2日(土)戸倉第一駐車場4:25〜(5:00までゲートにて待機)〜5:15鳩待峠5:20〜5:50山ノ鼻6:10〜7:10竜宮十字路〜7:50見晴(下田代十字路)8:00〜8:40東電小屋8:50〜9:35尾瀬ケ原三又9:45〜10:15山ノ鼻(自然観察路)11:00〜11:47鳩待峠12:00〜12:30戸倉第一駐車場12:45〜16:30自宅




























6月1日(金)晴れ

横浜の自宅を18:00に出発する。第三京浜と環状八号線が、いつも混雑しているので、関越の練馬ICまで、いつも2時間以上かかるが、今日は、以外と空いていて、1時間30分すぎには、練馬ICを通過する事が出来た。関越も空いている。沼田ICより、尾瀬戸倉方面に向かうが、順調に進む。戸倉第一駐車場に、22:30に到着する。

(駐車場は有料で24時間1000円である。戸倉には、スノーパーク尾瀬戸倉(900台)第一駐車場(280台)第ニ駐車場(250台)その他にも、何カ所か駐車場がある。)

もう、半分近くは、車で埋まっている。やはり、このシーズン(水芭蕉)が、一番尾瀬が人気のある時期で、梅雨入り前で、天気も晴れの予報であるから、この時期を逃すと、絶対に悔やむ。しかし、まだ22:30前だと言うのに、もう、半分は埋まっている。明日の朝、どうなっているか、、、、、。バスの時間は4:40である。それまで、車内で、シートを倒して、シュラフに潜り込む。かみさんは、分厚い、冬用の羽毛シュラフ、私は、夏用の羽毛シュラフである。

6月2日(土)晴れ
夜中、3:00過ぎ、トイレに行きたくて、目を覚ます。何と、駐車場は、もう満杯である。私の隣には、300シリーズのベンツが駐車していて、中には、シュラフも無しに、シートを倒して、二人膝を曲げて、縮こまって寝ている。なんか、哀れ、、、、、、、。トイレは、バス発券所にあり、まだ、時間が早く閉まっている。仕方なく、すぐ近くの側溝にて、小キジを打つ。しかし、女性は、トイレが開いて無くて、大変である。こんなにも、多くの人が来て、駐車しているのであるから、トイレだけでも、開放すれば良いのに、、、、何を考えているのか戸倉の観光協会は。

仕方なく、トイレが無いので、、、、、そこら中で男女がトイレをすれば、、、、草木も枯れ、、、環境破壊になる事分かってないのか、、、。

四時過ぎ、かみさんが様子を見に行くと、、、、、。タクシーと、バスが共通で900円との事で、一応、バス時間は4:40であるが、お客が集まりしだい、9人乗りのハイエースタクシーが出発するとのことなので、急いで、登山準備をして、トイレの前にある、自動発券機で、購入して列に並ぶ。

4:40しか、出発しないと思っている、駐車している登山者はまだ、時間が早いので、車の中でスヤスヤモードである。我々は、もう、4:30には、タクシーに乗って、鳩待峠へと向かう。何でも、早め早めが、安部家の家訓である。第一駐車場から、すぐ上の左側に250台駐車出来る、第二駐車場があるが、、、、。まだ、動きは無いようだ、、、、。

途中まで、水上方面に行く林道と一緒である。鳩待峠には、水上方面の林道と分かれて、3.5Km先にある。今から、確か、37年前、会社に入社して間もない頃、4月の末、1人で尾瀬に入り、見晴の小屋の木の根っこしか、雪が融けて無かったので、ツエルトで一夜を過ごそうと思っているとき、小屋の大型犬の縄張りか、、追い回され眠れない一夜を過ごした。鳩待峠より、水上のこの林道まで、舗装のされていない登山道をとぼとぼと、1人下ってきた事を思い出す。

ゲート前には、小型バスとハイエースタクシーが、何台も待っている。運ちゃんに聞くと、今年から、5:00でないと、ゲートが開かなくなった。バスも、タクシーも同じ料金で、共通券にして、入山時間も制限したみたいである。まだ、15分近くあるので、我々のタクシーは、前方で陣取っている。ゲートが開いた時、小型バスより、先にタクシーを通したので、鳩待峠に着くのも早く、かみさんとのトイレも早く、済ますことが出来た。

運ちゃんによると、混んでいる時は、一時間もトイレで並ばなくてはいけない、、、、。大分オーバと思ったが、帰る時、すれ違う人の多さは半端で無い。本当の様な気がする。(尾瀬の木道は、一万人で一杯になると運ちゃんの話)

鳩待峠の小屋の前には、汚れた腐った雪が、壁の様になっている。その木々の向こうには、残雪の至仏が見える。これから来る登山者の数を思うと、みなさん、考えは一緒である。急いで鳩待峠を出発する。すぐ、尾瀬に入山数をカウントする装置を通る。この装置が、各所に設置されてあり、年間の尾瀬入場者数をチェックしているのであろう。ちなみに、去年の入場者数は、33万人との事である。以前に比べたら大分減ったみたいであるが、まだ凄い数である。

すぐ、下りの階段が始まる。みなさん、どんどん、どんどん、下って行く。おじいさんも、お婆さんも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも子供も、、、、、その足どりの速い事。立派な木道になっているので歩きよいが、雨の時は滑って危ない。30年程前、会社の同僚とこの時期、電車で沼田まで来て、バスでここまで来たが、、、、。到着時間が遅く、尾瀬ヶ原にお昼頃到着して、まともに、水芭蕉も見ずに帰った事を思い出す。人のお尻しか、思いでは無かったような気がする。

今回は、時間が早く、以前の様な事はない。山ノ鼻には、6:00前に到着。小屋前には、ドーム型のテントが5個張ってあり、まだ、時間が早いので、テントの住人は、お休み中である。小屋前の丸太のベンチで、朝食のオニギリをほおばる。その前の湿地帯には、それ見ろと言った感じの、素晴らしい水芭蕉が咲いている。ホント絵はがきのとおりである。

トイレは素晴らしい水洗トイレで、入口にザック置き場があり、大小便器も綺麗である。協力金100円は仕方がない。早々に、用を済まし、竜宮に向かう。まだ、時間が早いので、木道には、数える程の人しかおらず、燧ヶ岳の下部に雲が湧き、何とも幻想的な景色になっている。

木道の周りには、これほどの、多くの水芭蕉を、私は今だかつて、自分の目で見たことは無い。澄み切った浮島に水芭蕉の軍団、その向こうに、蒼い空の下に至仏山。良く目にする尾瀬の絵はがきそのままである。これが、もっと時間が遅いと、人人人人、、、、で、木道も人の波で、良い景色も半減するが、時間が早いので立派なカメラと三脚を持った人たちの世界である。私も、その側で、バカチョンデジカメを構える。

見晴より今回、東電橋、、東電小屋、ヨッピ橋を渡り、尾瀬ヶ原三又に戻るコースである。そろそろ、小屋に泊まったハイカーが、登山ガイドに連れられて、木道ですれ違うようになる。見晴から、三条の滝へ行く道と分かれ、東電橋に行こうとしたが、分岐に、何やら、A4サイズの地図と注意書きがある。良く見ると、東電橋が、崩壊のため行き止まりと書いてある。しかし、数人の人が、。その注意書きも見ず通り越していく。

我々は、これから、元来た道を戻ろうかと、思案に暮れていたところ、向こうから来た人に聞いてみると、橋にトラロープが張ってあるが、注意して渡れば問題ないとの事で、、、、。我々も、始めのコース通り進む。時間も早く、通行止めの標識もあるので、誰1人来ない。

橋の両側のワイヤーロープが垂れ下がり、通りづらいが、橋は崩壊していないので、注意して渡れば問題ない。渡り終わった先には、太陽の光が燦々と降り注ぎ、水芭蕉とキンポウゲがこれでもかと言う感じで咲き誇っている。この場所を誰にでも教えたくない、、、、。独り占めしたい、、、、、、、。

東電小屋まで行くと、それなりの人が居て、休んでいた。各所にあるトイレは、それは見事な立派なトイレばかりであり驚く。東電小屋の先に、熊出没時の注意書きと、プロパンガスの上蓋とかなづちが置いてあり、これを鳴らして、熊に人間の存在を知らせて、この木道を通るように、、、との能書きが書いてある。

たしか、以前、東電小屋付近で、熊に襲われ、大けがをしたとの新聞報道があった事を思い出す。なるほど、なるほどと、納得しながら、進んで行くと、何やら、向こうで人が何か言っている、、、、、。側まで行くと、約100m程先の白樺の生い茂った林の中に、1m程の黒い物が動いている。

良く見ると、熊である。以前、燕岳の帰り、大分下りてきたとき、30m程先に、ハッキリと熊と遭遇したが、今回は、相当先なので、そんなにも驚きはなくて、冷静に見ることが出来た、、、。熊は、我々の事は感心なさそうに、白樺の林の奥に隠れてしまった。本当に熊がいるのだ、、、、、、。驚き、、、、、。

ヨッピ橋まで来ると、大分人も多くなってきた。尾瀬ケ原三又から、山ノ鼻までの、木道は、もう、時間も時間なので、行きも帰りも人人人人人だらけで、鳩待峠に帰る途中も、各、旅行会社の団体客で、コンニチハの挨拶をされても、あまりの人の多さに、勘弁願う。

この時間に、尾瀬ヶ原に入って、、、、、、山ノ鼻の自然散策路でも見て帰るのか、、、、。遅すぎる、、、。鳩待峠に到着すると、凄いの一言、、、、、。団体客の小型バスだらけ、、、、、。バス、タクシー共通券を即購入して、第一駐車場に向かい、温泉も入らず、、、帰路につく。





鳩待峠より至仏山









山ノ鼻










山ノ鼻ベンチ前










竜宮に向かう







竜宮に向かう














東電橋に向かう















水芭蕉










東電橋














橋を越えた所
(誰も来ない)













燧ヶ岳をバックに














東電小屋の前

















熊除けの鐘
(この直後熊に遭遇)













山ノ鼻自然観察園











山ノ鼻自然観察園





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