檜洞丸(1601m)神ノ川ヒュッテより

2007年05月22日(火)曇りのち晴れ

自宅5:00〜6:40神ノ川ヒュッテ(道志)6:55〜7:05登山口(670m)〜8:03(1170m地点)8:10〜9:00熊笹の峰9:10〜9:40檜洞丸頂上(1601m)9:50〜10:18熊笹ノ峰10:25〜11:24犬越路トンネル分岐11:30〜11:38犬越路避難小屋12:10〜13:00神ノ川ヒュッテ13:30〜15:30自宅

今週末、平塚組と檜洞丸へ西丹沢自然教室より、行く計画を立てているので、その、下調べとして、道志の神ノ川ヒュッテより、偵察に行く。この時期、檜洞丸付近は、シロヤシロが咲くので有名である。頂上より、熊笹の峰を通り、犬越路までは、同じコースなので、行ってみる。

神ノ川ヒュッテの手前に、エビラ沢橋が最近整備され、ベンチと東屋があり、エビラ沢の滝(20m程)が勢い良く流れ落ちている。ここより、良く整備された舗装された林道を進むと、日陰沢橋の所に、御立派なトイレが出来ている。その先は、頑丈なゲートで、閉鎖されていて、行き止まりである。30年前は、この様なゲートも無く、舗装もされていなく、難なく犬越路トンネルまで行く事ができた。

最近は、丹沢の林道の殆ど全て、頑丈な鉄のゲートで、一般車を閉め出している。ここのゲートの脇には、絶対に入ることが出来ない、大きな岩をゲートの脇に置いてあり、オートバイも絶対に入っちゃダメダメの措置を講じている。人が何とか、すり抜ける幅しかない。車は、神ノ川ヒュッテの駐車場に一日300円で駐車出来るが、誰も駐車していなく、ゲートの前の片側にもう、4台の車が駐車していた。私も、相模、多摩、湘南の車の中に、横浜ナンバーの車を、遠慮がちに駐車する。

時間は、まだ6:40過ぎだと言うのに、皆さん出足が速い。ゲートを潜り、舗装された道を10分程進むと、袖平山と檜洞丸の分岐の標識が現れる。檜洞丸は、林道へ進まず、すぐ、林道の崖に設置された、階段を登っていく。自然の猛威は凄く、階段は、土砂で埋まり、相当道が荒れている。無理矢理に階段を設置したために、、、、崩壊するのは当たり前である。

急階段を乗り越え、ジグザグの杉林の道を登っていくと、眼下に、神ノ川の河原が広がっている。上を見上げると、杉林のジグザグ道が、果てしなく続いているように思われる。ここの標高は670mで、熊笹の峰は1523mで、高低差853mである。地図を見ると、一気に、この熊笹の峰の稜線まで突き上げている。

ザックが軽いので、それほど苦にはならないが、しばらく登っていると、私の前方に、大きなザックを背負って、喘ぎながら登っている人がいた。丁度、犬越路トンネルの林道に出たところで、その人と一緒になる。話しによると、昨年の夏から、登山を始めた65才の人で、今年の夏、燕から、(かの有名な北アルプス表銀座コース)槍ヶ岳に行くための、訓練とか、、、、。

始め、しばらく一緒に登っていたが、その人は額から溢れんばかりの汗を流し登っている。あまりのゆっくりなので、先に行ってくださいとの事で、分かれて頂上で会うことにする。ザックが大きいので、何が入っているのかと聞くと、カメラが趣味で、カメラの道具が詰まっている様子。ここから、熊笹ノ峰、檜洞丸、犬越路、神ノ川ヒュッテまでのコースは、それなりの時間を要するので、少し心配である。

平坦な道は無く、登りばかりの道で、一息つける場所もなく、ただただ登り一本の道である。ようやく、1300mあたりから、杉林から抜け出し、落葉樹の青葉が目に優しい樹林帯へと登ってきた。ここまで来ると、風も爽やか、景色も爽やか、日の光も燦々と降ってくるので、この上なく爽快である。大きなブナの木も姿を現し、これぞ日本の山という感じである。

熊笹の峰から、白石沢の西丹沢自然教室方面が見える。雲は多目であるが、天気はまずまずである。しきりに鹿のキーン、キーンと言う音がして、私を警戒している様子である。又、ミミズクのホーホーと言う音も間近に聞こえる。ここまで、来れば、あと頂上まで80m足らずなので、楽勝である。ここからは、気持ちの良い、ブナ林の尾根道で、バイケ草の大きな葉を掻き分けながら、檜洞丸へと向かう。肝心の、シロヤシロツツジ(別名ゴヨウツツジ)(H13.12.1誕生の皇太子の長女愛子様のお印の花)や紫色の東国ミツバツヅジの花は、まだまだで、つぼみもまだ堅く、開花するまで一週間ほどかかりそうであるる

頂上には、平日の午前10時前だと言うのに、7〜8人の登山者が、各、思い思いの木のテーブルで、早昼食をとっていた。頂上は、一面のバイケソウの大きな葉で囲まれていて、歩くのに、踏みつけないように注意しなくてはいけない。私も、早昼食をとるため、テーブルにザックを置き、時計をザックの肩のベルトに着けてきたので、時間を見ようとしたら、何んと時計がない、、、、、。頂上の周りを慌てて捜したが見あたらない。

どないしょう、、、、、、、、。高度計(10000m)、方位、ソーラ、気圧も計れる優れ物の時計である。頂上で飯など食べている場合ではない。近場にいた若いアンチャンに時間を聞いて、今来た道を下り、時計を探しに行く。途中1人、登山者と出会ったが、ひっとして、その人に高級時計を拾われた可能性もあるので、、、、心配である。小さな目を目いっぱい開け、登山道をシッカリ下を見て歩く。

丁度、バイケソウの大きな葉の群落が終わり、両側が切り立った痩せ尾根の露出した土の上に、私を待っているかのように、高級時計は有った。良かった良かった、、、、、。これで、カミさんに怒られずにすむ。いつもは、腕に填めるのであるが、腕が汗ばんで、気持ちが悪いので、ザックに着けたのであるが、、、、しっかり止まっていなかった。反省。

時計が見つかり、急にお腹が減りだし、熊笹ノ峰で食べようと思ったが、高年男性2名が、しっかり店を広げて、テーブルを占領していたので、犬越路の避難小屋まで行くことにする。時間はまだ、10時20分である。檜洞丸から、ここまでは、道もシッカリしていて歩き良いが、ここから先の、縦走路は、大分道が荒れている。

頂上に、このコースの注意書きがあった事を思い出す。ハシゴ2ケ所、鎖場が3ケ所あり、犬越路まで、急坂と上り下りが続き一般向きではない。昔は、随分このコースも人が入り、道も整備されたが、最近は、車乗りつけ楽チンコースが大流行なので、、、、。登山道のコンクリートの杭を見ると昭和35年の文字が見える。

熊笹ノ峰から、犬越路の痩せ稜線の両側には、シロヤシロ、ムラサキツヅジの花が今が見頃である。あまり、花に見とれていると、足場が悪いので、とんでもないことになる。ひらけた稜線から、真新しい犬越路の避難小屋が見える。行って見ると、確かに新しく、外は一見、何の変哲もない、小屋であるが、中に入ると、完全ログハウスで、あまり新しすぎて、目映い。テーブルの上には、一冊の登山ノートが置かれてあり、それぞれの山の思いがノートに書かれてある。私も、一言コメントする。何も無い小屋であるが、こんなにも美しい、清潔な小屋で有れば一泊したいものである。

小屋の外のテーブルで、コンロを出して、ラーメンを作っていると、下から話声がした。西丹沢自然教室から汗をいっぱいかいで、ふうふう言いながら登ってきた、高年二組の夫婦である。時間を見ると12時近い。これから、昼食をとって、檜洞丸に向かうのか、、、、。頂上まで、休憩無しで、コースタイムだと二時間四十分もかかる。格好はそれなりの格好をしているが、、、、。

見ていると、檜洞丸から下りてきた、高年の男性に、色々聞いていたが、無理はしないように忠告を受けている。私はラーメンを食べながら、彼らのやりとりを聞いていた。最近、自身の体力を過信して、遭難している中高年が多い。登るので有れば、もっと、早い時間に出発しなければいけない。何かあった時にも、時間に余裕があれば、気持ちに余裕があるので、慌てずに対処出来る。何事も早め早めが肝心である。早々に店終いして、神ノ川ヒュッテの駐車場に向かった。









エビラ沢(F1:20m)
















神ノ川ヒュッテの公衆トイレ
















檜洞丸への登山口











美しいブナの木々






























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