頭高山(303m)ずっこうやま秦野市

2007年03月03日(土)曇りのち晴れ

秦野9:00〜10:15震生湖10:50〜12:00頭高山12:25〜13:30渋沢駅〜鶴巻温泉経由帰宅


先週、車で行こうと思ったが、出足が遅く、東名高速の渋滞にはまり、横浜の三渓園の梅見に変更した。しかし、今回、車はやめて、電車で、秦野から、渋沢丘陵を越えて、頭高山の桃の花を見に行く。

秦野駅は、弘法山がある出口は、何度か降りたことがあるが、今回、それとは、反対側に下車する。降りると、大きなケヤキの側に、地元出身の詞家の前田夕暮の石碑がたてられてある。中学時代国語の教科書に載っていた短歌を思い出す。

   「ひまわりは、金の油を、日に浴びて、ゆらりと高し、陽の小さよ。」  そこに、彫られてある碑は、秦野のタバコの葉を詠った碑であった。駅前の新しい広い道を真直ぐ進んで行くと、突き当たりに、今泉の涌水池、震生湖方面の標識が現れる。町中の路地を進んで行くと、最近、秦野市が今泉の涌水池を整備したばかりで、5〜6台駐車出来る、こじんまりした駐車場があり、池の周りには、桜の木が植えられてあった。お寺のすぐ裏であり、住宅街の中にあり、あまり、感動するものではない。

秦野も、少し前までは、畑ばかりののどかな所でであったが、畑の間に新しいマンションや、新興住宅街が出来上がり、家々の間に、畑がある状態である。標識に従って行くと、今日は、3月3日のひな祭りである。秦野農協手前にある、、今泉の公民館前では、子供達が、太鼓を打ちならしていた。そのまわりには、ヤキソバ、タイヤキ、植木、野菜の即売会の準備に婦人会の人たちが、忙しく動き回っていた。我々は、それを横目で見ながら、住宅街を進んで行くと、小学校の隣に、歴史ありそうな落花生工場が現れた。併設された売店件住居になっているが、古いだけで、いまいち活気がない。

ここで、地図を見て、行く方向を確認していると、そこの奥さんが出てきて、親切に震生湖の行き方を教えてもらった。落花生の製品の試食を勧められ、ピ−ナッツ菓子を購入するが、別に、試食品をビニ−ル袋に、一杯入れてもらい恐縮する。その袋には、白笹神社みやげと大きく書いてあった。その僅か先に白笹橋を渡ると、関東三大稲荷神社「白笹神社」があり、それなりの立派な神社である。ここの、白笹うどんが名物らしく、しきりに、落花生屋のおばさんが勧めていた。

ここより、住宅街を抜け、幅広の道路を渡ると、漸く、渋沢丘陵へと登っていく。畑には、今年は豊作の大根が無造作に畑の土手に、置いてあり、何とも勿体無い思いをしつつ、登っていく。野生の菜の花畑が広がり、大山方面の鷹取山、浅間山の山並みが、ハッキリと見え始める。舗装された農道をユックリと進んで行くと、ゴルフ場のネットが見え始め、乾いたゴルフの打撃音が聞こえ始め、その音に誘われて、下って行くと、震生湖湖畔にたどり着く。ヘナブナのメッカなのか、みな、自分のポイントへボ−トを移動させ、一心に浮きを見ている。一周10分程度で周れる湖の湖畔に、福寿弁財天が奉られてあった。弁天様の側には、盛りが過ぎた水仙と今が盛りの菜の花が咲いている。

弁財天から、上の道路に通じる道を登って行くと、震生湖の駐車場があり、10台程度駐車できる。又、渋沢丘陵に戻って、頭高山へと向かう。舗装道路から分かれて、トレッキング道に入るとログハウスの自然薯の販売所があったが、今は終了していた。その脇には、化け物の大根が無造作に畑の中に飛び出ていた。側には、梅畑があり、満開の梅の匂いが、ほのかに匂ってきた。暖かい雑木林を進む。渋沢駅方面と、頭高山方面近道の標識が現れ、近道の畑の中を進んで行くと、栃窪神社へ2分との標識があり、寄り道して拝みに行くと、なにやら、みかん畑の左下から、犬の鳴き声が、半端な数では無い、上から見る、犬舎の規模からすると、何百匹の泣き声である。風の向きで、犬の糞の臭いが強烈である。

良く見ると、二階建ての立派な家に愛犬ハウスの表札が見える。近所の人はさぞ、鳴き声と糞の臭いで大変であろうと思いながら、元来た道に戻り、雑木林の抉れた、陰気臭い暗い道を進む。一人では決して歩きたくないみちである。そこを抜けると、本来の道と合流する。峠を越えて行くと、いかにも里山という、日本の元風景の明るい道を歩いて行くと、ようやく、頭高山方面から、来た老夫婦に出くわす。

天気は高曇りで、丹沢方面は霞んでいるが気温は高く、汗ばんで、防寒服を腰に巻きながら歩く。ようやく、頭高山の登山口に到着する。菜の花の花中に、簡易トイレがあり、随分カットされた桃の木の根付近から、桃の花のつぼみが膨らんでいた。この付近に、桜の木と桃の木が沢山植えられていて、その時期になれば、人がでそうである。頭高山頂上手前には、八重桜の里があり、ここからの丹沢山塊は、なかなかの見ごたえがある。ここで、標高260mであり、頂上まで、43mの標高差で、左周りと右回りの標識があり、左周りが近道である。

頂上には、小さな祠があり、303mの頭高山の立て標識があるのみで平凡な頂上である。ここまで伐採用の軽トラックが入っていて、老夫婦が、間伐材を車に載せて下っていった。頂上には、男性が一人いたのみで、静かな、明るい頂上である。ベンチに座ると、国道246号と大井松田の市街が目の下である。高さの割には、素晴らしいロケ−ションである。

渋沢駅に行く途中、秦野で一番古い白山神社の杉が鳥居の前に二本あり、なかなか見事である。又、駅に行く途中若竹の泉があり、沸騰させると飲料可との標識があり、そのまま飲む気にはなれない。今まで曇っていたが太陽が顔を出し始めると暑くなり、かえり、鶴巻温泉に下車して、鶴巻温泉弘法の里湯の露天風呂(2時間1000円、単純アリカリ泉、ph7.4 温度26度で加熱している)に浸かり帰路についた。




前田夕暮の碑











白笹神社(関東三大稲荷)











震生湖










震生湖湖畔の菜の花









渋沢丘陵











渋沢丘陵の梅










頭高山登山口の簡易トイレ
と桃の花








頭高山手前の早咲き桜










頭高山頂上より、大井松田方面












白山神社(杉の大木が有名)













若竹の泉











鶴巻温泉(弘法の里)





トップに戻る  検索一覧  追加一覧