御坂黒岳(1793m

2006年12月23日(土)晴れ

自宅5:30〜東名御殿場IC〜8:00三ッ峠入口8:10〜9:20御坂峠9:30〜10:10御坂黒岳頂上〜10:13展望所11:00〜11:40御坂峠11:45〜12:25三ッ峠入口〜道志紅椿の湯経由〜帰宅

朝起きると星が輝いている。快晴間違いない。早朝にもかかわらず、随分車の出足が良い。東名高速は、一般乗用車の数が多く、東名厚木過ぎまで混んでいた。御殿場に近づくにしたがい、だんだんと冨士山の姿がハッキリ始出し、薄惚けた白色から徐々にピンク色に変わり始めた。今日は雲一つ無い空に、朝焼けの冨士山が良く映える。

山中湖畔の温度計はマイナス5度を示していて、温度差の影響で、湖から白い蒸気が湧き上がっていた。この寒さの中、もうボ−トを出して釣りをしている人がいる。何処にも物好きな人がいるものである。三ッ峠入口には、もう車が3台駐車していて、一台は、第一測量の仕事車で、他は春日部と八王子ナンバ−であった。八王子ナンバ−のランドクルーザーの人はもう出かけていないが、春日部ナンバ−の二組の中年夫婦は、これから出発する様子である。

この付近に、駐車スペ−スが5〜6台あるが、シッカリとトラロ−プで囲ってあるので、少し上の林道の脇に駐車する。我々も、春日部の中年夫婦の後を追って、八時過出発する。このコ−スは、由緒ある歴史の道で、御坂峠には、日本一高い御坂城址がある。馬も越えた立派な道である。標識に従い進むと、御坂城址の規模を示した地図と、御坂黒岳よりの冨士山の写真入りの看板が現れる。林道を進んでも良いが、すぐ大きな杉の間を進む様に、古ぼけた木の標識が置かれてある。ここから、御坂峠への登山道が始まる。

暗い杉林の中を進んで行くと、先ほどの林道と合流して、サボ−ダムの所で、その林道はお終いになっていた。それを左手に見ながら、ジグザグの杉林を登っていく。壊れた丸太の橋を渡り、小さなお地蔵様を右手に見ながら、グイグイ高度を稼いで行く。三ッ峠入口は、標高1010mで、御坂峠は1525mで、標高差515mを、コ−スタイムだと一時間半である。杉林を抜けるとブナ林に変わり歩きよい。日向の枯れ葉を踏みしめながら、登っていくと、木々の間から、絶えず左手に白く輝く冨士山の雄姿が見える。

先行の春日部の中年二組夫婦に追いつくが、追い越しても良いが、後につかれるのが嫌なので、ある一定の距離を置いてついて行く。だんだん、温度が上がり、暑くなってきたので、50分程度登ったところで、前の春日部組が休憩したので、我々が先に行く。我々も休憩しても良かったが、一口お茶を飲んで御坂峠へと向かった。確かに道幅がそれなりにあり、昔、この道を馬が越えていったのにはうなづける。結局、殆ど休み無く一時間十分で御坂峠に到着した。

峠には、今は休業中のトタンぶきの古ぼけた御坂茶屋がある。今登ってきた道を振り返ると、木々の間から冨士山が見え、峠越しに、南アルプス、八ヶ岳が、木々の間から見える。ここに御坂城址の詳しい能書きの標識があった。{「山城」空堀。東西700m南北500mの規模である。天正10年(1582年)御坂の合戦のおり鎌倉街道御坂峠の頂上付近を中心にこのような塁壕を構築し、北条氏が甲州侵攻のおり拡大修復した。}確かに峠越しに、今も昔の空堀の跡が分かる。

御坂茶屋の裏手には、小さな小屋の中に御坂天神が祭られていて、鈴と古ぼけた賽銭箱が置いてある。登山の安全を祈願して黒岳方面に進むと朽ち果てたトイレが登山道の左下に現れた。何故かトイレの戸が無く、便器の周りに枯れ葉が散らばっていた。ここまで来れば、あとは楽勝である。ブナ、ミズナラの落ち葉の積もった、明るい尾根道をルンルン気分で行く。日陰には、昨夜、相当気温が下がったのか6cmはある霜柱が至る所に顔を出していた。それを踏みしめながら登る。木々の間から、右手に八ヶ岳、左手に冨士山を見ながら、のんびりと歩いて行けば自然と黒岳の頂上に着くと思ったが、頂上付近の岩混りの急坂を登り切なければ黒岳の頂上にはいけなかった。

頂上は、木々に邪魔されて、見晴らしは悪いが、シッカリと山梨百名山の標識がある。ここじゃ絵にならないので、ここより2〜3分先の展望所に向かう。ここからの、眺めは素晴らしく、雲一つ無い冨士山の手前に箱庭の様な河口湖が広がっている。今にも飛び込んで行きそうになる。右手遠方には、南アルブスの白い峰々が全山確認出来、素晴らしいロケ−ションである。ここで、おにぎりとラ−メンを作っていると。漸く春日部の中年夫婦、二組も到着して、この素晴らしい景色に歓喜の声を上げていた。

あまり天気がいいので、上昇気流が発生してきた。雲が御殿場方面から湧き出してきて、富士山の周りにまとわり出したので、我々は早々に引き上げ、道志川温泉の椿の湯(三時間1000円)に浸かり帰路についた。(冨士山の写真を撮るには午前の早い時間が勝負である)





籠坂峠からの富士山












河口湖よりの御坂黒岳









三ツ峠入口











御坂峠登山口











御坂峠











御坂天神












戸の無いトイレ











展望所より赤石岳、荒川岳











展望所よりの河口湖








道志川温泉(紅椿の湯)







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