大山(九十九曲より)

2006年06月17日(土)曇り時々晴れ

日向薬師〜日向ふれあい学習センター駐車場8:30〜(九十九曲)〜9:45見晴台10:10〜11:15大山山頂12:20〜13:05見晴台13:15〜14:10日向ふれあい学習センター(クアハウス山小屋 : 鉱泉経由)帰路


梅雨の晴れ間をついて、運動不足の解消のため、丹沢の大山へ行く。大山へは、何度も、大山神社から、ヤビツ峠から、不動尻からと、登っているが、今回は、日向薬師より、大山へ向かう。国道246号より分かれ、大山、日向方面を目指す。

七沢温泉方面に行かず、日向方面を目指す。狭い田舎道を進んでいくと、小さな橋を渡るとすぐに、日向薬師のバス停兼無料駐車場があり、そこにトイレもある。トイレは古いが掃除は行き届いているので、用を足すのに、気持ち良い。


駐車場の周りには、今が旬のアジサイが咲き誇っていた。特に白いアジサイが目立つ。ここで、駐車して大山に目指しても良いが、コンクリートの舗装された道を40〜50分歩かなくてはならない。基本的に、どうせ歩くのであれば、登山道を歩きたいので、行ける所まで、車で行く。

途中、日向山荘を過ぎ、奥へ車を進めていくと、一の沢浄発願寺の三重の塔が左手に見えてくる。建築してまだ新しいみたいであるが、寺自体は、それなりに歴史があるみたいである。この時期のアジサイとマッチして、なかなか趣がある。

林道行止まりに、日向渓谷の伊勢原市無料駐車場(50台程度駐車可)があり、そこに駐車する。その上を偵察に行くと、ふれあいの森日向キャンプ場の上からも、大山の見晴台に行けそうである。NHKの気象予報士のお兄さんの話によると、今年は山ビルが、異常発生しているみたいであるから、山に行かれる方は要注意とのことであった。

駐車場に車において、妻が登山靴を履いていると、スパッツに何やら動く物があり、良く見ると、うわさに聞いていた山ビルである。体長30mm程度で、焦げ茶色した山ビルは、頭を持ち上げ、尺取り虫みたいに、移動しようとしていた。山ビルを地面に落とし、足で踏みつぶしにかかったが、やつは、小さく丸まって、靴で潰そうとしても、なかなか、潰しづらかったが、漸く、あの世へ行ってもらった。ほんの、油断したスキに、駐車した車止めにあった、杉の枯れ葉から、這い上がってきたのだ。

九十九曲の登山口は、日向ふれあいセンターの脇から登る。登り口には、小さなお地蔵様が祀ってある。やはり、噂に聞いていた、山ビルの注意書と、その下には、大きな容器に、塩が入っていて、発見したときは、速やかに、この塩で処理してくださいとのことであった。なかなか、油断のならない登山になりそうである。

登り始めて、すぐ、丸太を組んだ橋が現れる。昨夜来の雨の影響で、大分沢の水量も増している。沢の上流を見ると、5m程のサボーダムから、勢い良く、音を発たてながら落ちている。その音が、深い杉林に響き渡っている。この付近も、鹿が出るのか、鹿除けの柵が、ふれあいンターの周りに敷設されてあった。

やはり、名のとおり、小さな曲がりが、すぐ出始め、これでもか、これでもかと曲がりが続くが、着実に高度は稼いでいく。風が無く、杉林の中で、標高もそれほどもなく、この時期の登山は、蒸し暑く最悪である。汗が、身体の至る所から湧き出てくる。見晴台まで、行けば、景色も良く、この無風状態から、抜け出すことが出来ると思いガンバル。

見晴台の手前の平らな歩きよい道に出る手前に、身の丈ほどの、優しい顔をした、お地蔵様が立っていた。ここまでの道程ご苦労様と今にも言わんばかりの、優しい笑顔である。この先からは、道幅も広く、気持ちよい風が頬にあたり、尾根道に出たせいもあり、明るくなってきた。途中、日向ふれあいの森から来る、つづら坂と合流する。

見晴台の東屋には、以前、そこで雨宿りしていた、登山者に落雷が落ち、死亡事故があったので、今は、シッカリした避雷針が設置されてある。その先には、木のテーブルとイスが、10個以上設置されてあり、これから、大山に登る人、下山してきた人が、それぞれ、この場所で、一息つけて、各目的地に向かうため大休憩していた。

お地蔵様から、見晴台までの道は、あまり急な登りもなく、歩き良かったが、ここから先は、道も狭く、階段も多くなってきた。最近の大雨の影響か、随分道が、えぐられている箇所がある。雨水は木の階段を越えることは出来ず、階段を迂回するので、増す増す、道は抉られていく。もう少し、いい方法はないものかと思う。

この道は、いつも下山時に使う場合が多く、今回、登りに使ったが、随分感じが違うものである。階段が多く、やはり、下山に使ったほうがいいみたいである。大山の電波塔が見え始めたが、そこから僅かな距離であるが、暑さのため汗が吹き出る。頂上に着いたとたん、雲が見る見る、裂けてきて、青空が見え始めた。久しぶりに見える青空で、刷毛で掃いたような、筋雲が現れだした。

頂上には、みな思い思いの場所で、この梅雨の晴間から、見える景色を堪能しつつ、お弁当を広げていた。途中、中年男性1人での登山を多く見かけた。女性だけの登山は少なかった。女性は小グループで来ていた。大山頂上で中年の男性が、中年の女性をナンパしていた。三人組の女性の内、1人は、その男性の誘いにのり、不動尻方面へと一緒に下山していった。

奥社裏手にある、トイレの前のベンチでは、オオカミとシェパードの黒い色のミックス犬がいて、頭部とシッポのみ残して、あとは、全部バリカンでライオンカットしてある。さすが、オオカミの血筋だけあって、男性が、顔を触りにいこうとして、犬に威嚇された。山に犬を連れてくることの問題も、最近発生している。連れてくるのは、とやかく言わないが、犬をリードを付けて、糞の始末だけは、しっかりして欲しいものである。

下山も、同じ道を帰るが、見晴台まで、登りと違って、あっという間に着いてしまった。見晴台からは、大山の頂上のアンテナがハッキリと見える。みんな、この暑さで、まいっているみたいであるが、中年オヤジは、上半身裸になって、ビールを飲んでいた。私も飲みたいが、グッートガマンして、下の駐車場に向かう。登る最中は、雲で隠れていた下社の神殿が、山中にハッキリと浮かび上がってきた。ここから、下社を見るのは初めてで、新鮮な思いをしつつ下山した。

下山後、「日向の湯クアハウス」山小屋の鉱泉(800円)に入る。キャンプ場のお風呂だから、どうせ狭く小さいものと思っていたら、それほどでもなく、湯船から、お湯が溢れ、掛け流しの湯で、洗い場も8人程あり休憩所、トイレも清潔で奇麗。大山登山の汗を流し帰路についた。

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