広河原沢第三ルンゼ(阿弥陀岳)
2000年1月29日〜30日

1月29日(金)  22:15川瀬宅22:30〜

1月30日(土)  〜中央高速(小淵沢IC)〜1:00林道広河原線終点(社内にて仮眠)7:20〜7:50
           中央稜分岐手前8:05〜8:45右俣分岐9:05〜10:30第二ルンゼ出合〜11:30
           三段30m大滝上部(昼食)12:30〜下山開始13:30〜第二ルンゼ出合14:50〜
           15:50駐車場16:30〜19:00川瀬宅(夕食後)〜21:00帰宅


1/29)
川瀬さん宅経由で、一路八ヶ岳に向かう。天気が良く星がきれい。中央高速の小淵沢ICを降りて、富士見高原有料道路へと向かう。深夜なので係員はいなく、無料にて通過する。道路の両側には、少し雪がある程度で走行するには、支障はない。立場川の大橋を渡り、別荘地の中にある広河原林道も、車が通ったわだちがあり、私の愛車CRVも何とか走行できそうである。

途中、旭小屋に向かう分岐に、ランドクルザーが駐車していた
雪も深くなってきたので、我々もここで仮眠して、明日に備えることにする。空を見上げると、満天の星で、オリオン座、北斗七星、天の川が、すぐ近くに見え、久しぶりに星の多さに少し感動した。CRVに付いている温度計は-10度を示していて、今夜は相当冷え込みそうである。私は、厳冬期用のシュラフを持ってきたが、川瀬さんは三シーズンのシュラフとシュラフカバーと毛布である。大丈夫だろうか少し心配する。


(1/30)
5時頃トイレのため車外に出たが、相変わらず満天の星で今日一日良い天気が保証されているみたいである。まだ、時間的に早いので川瀬さんを車内に残して、私ひとり車の滑り止めを着けにかかる。ヘッドランプの明かりを頼りに、取り付けにかかったのである。四カ所伸ばすところ三カ所しか伸ばしていなかったので、ゴムの滑り止めを装着するのに一苦労した。川瀬さんは、車内にて、まだ夢の中であった。

朝食のワンタンメンを胃袋に流し込み、いざ出発する。駐車場(林道の空地)から林道終点まで、10分程度で着く。ここからは、広河原の雪の河原の中を歩いていく。最近降雪があったのか、唐松の木々の枝に雪が付いていて、なかなか、趣のある登山道であった。

我々の先に先行パーテイがいたらしく、踏み跡もしっかりしていて歩きよい。だんだん、谷が狭くなってきて、右俣の分岐に到着。ここまで、滝らしい滝は一つもなくここで、漸くアイゼンを装着する。滝は雪で覆われいて気をつけていなければ分からない。始め6mの氷瀑を難なくアイスバイルで越えた。次ぎに現れたのは8mの氷瀑でここで、初めてハーネスを装着する。

川瀬さんに、アイススクリューを渡して、トップを行ってもらう。3〜4m登ったところでアイススクリューを氷壁にぶち込んでいたが、なかなか入っていかず苦戦していた。私も、続いて登って行って確認したが、なかなか入っていかない原因が分からない。別に、岩盤にあたっているわけでもない。

ナメ滝を幾つか越えていくと左手に第一ルンゼ、第二ルンゼの出合に50度程度の20mの凍り付いた滝があり、右手に50m〜60mの青白く凍り付いた大滝を発見。しかし、我々は、第三ルンゼをどんどん進んで行く。5m程度の滝を幾つか越えていくと、三段30mの大滝があるはずなのであるが、見あたらずどんどん傾斜のきつい沢を詰めていった。

時間を見ると、もう11時半である。滝らしい(雪に埋まって分からない)上に日当たりの良い半洞窟があったのでそこで昼食にする。ラーメンを作っている間、川瀬さんは、上部偵察に行ったが、これから先、たいした滝も無い。このまま登っていくとP-4の頭に登っていきそうなので、食事を済まして下山する事にする。(目的はアイスクライミングだから)


来る途中、第一、第二ルンゼの出合の右側に50m〜60mの青白く凍り付いた滝があったので、そこでアイスクライミングの練習をする。アイススクリューで、自己確保用のアンカーを打つが、なかなか上手く入っていかない。足場がシッカリしていると、ネジ回しの要領で、氷壁に直角に押しながら回していくと上手く入っていくが、ブラックダイヤモンド製のアイススクリューが良いみたいである。

時間を見ると、もう三時近くなり、冬は日が暮れるのが早いので、店じまいしていると、下から三人連れのパーティが上がってきて、我々がやっていた滝で、アイスクライミングの準備を始め、高級なアイスバイルを両手に持ち、トップロープで、登っていった。見ると、一発で決めて、軽やかに登っていった。華麗な姿を写真を撮ろうとしたが、あまり寒すぎて、カメラは作動しなかった。残念。我々も、あのように成るには、もっとお勉強が必要であることを認識して、駐車場へ向かった。


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