滝戸山(1221m)たきどやま


2006年04年08日(土)曇り 雷雨 晴れ

甲陽学園奥の登山口9:20ー9:30サボーダム9:35ー10:00滝戸山手前1.5km10:08ー11:10滝戸山頂上11:35ー12:40甲陽学園奥の登山口(標準コースタイムは、頂上まで二時間半)

甲府盆地の南東にそびえ、笛吹川と芦川を区切る大きな山。のっぺりとした山であるが沢が何本も入込み、山に踏み入れると複雑な地形に驚かされる。この複雑が「やまなしの森林百選」に選ばれている。滝戸山への誘いが山梨県石和の山友達、山崎さんから連絡が入る。昭文社の登山地図で調べて見る。しかし、その区域は、想定外で載っていない。

インターネットで調べてみると、やっと検索する事が出来た。最近、山梨県で、出版された山梨百名山に載っているとのことであった。又山梨日日新聞社発行のザやまなし4月号にこのコースが載っていた。

早朝の横浜を出て、相模湖ICより中央高速に入る。笹子トンネルを抜けると、高速道路の両側は、今が盛りと桃の花が満開でピンクの絨毯を敷き詰めたみたいであった。いつもであれば、南アルプス連邦がドーンと姿を現すのであるが、生憎の天気で見ることが出来ない。甲府南ICを降りてすぐに、山梨県立考古博物館があり、そこの駐車場で石和の山崎さん達を待つ。

俄かに、雲行きが怪しくなってきて、雨が降り出し、又白いものがちらつき始めた。その内、雲も消え、晴れ間も出てきた。しかし、午後から、雷雨があるとの天気予報なので、早めに登山して下山しなくてはと思う。

二台の車で、右左口(うばぐち)トンネル方面に向かう。右左口の里の文化施設を左に見て、突き進んでいくと、甲陽学園の前に出る。この道をどんどん進んでいくと、仮設トイレとベンチがあり、車4台程度置けるスペースがあり、ここが滝戸山の登山口である。ここで、登山の準備をして、マスダさんの案内で、カタクリとコバイモの花を見に行く。沢沿い道を登って行き、沢を渡り、急斜面の所に、珍しい、コバイモの花を始めて見る。普通の人は、ここに、コバイモの花が咲いている事は分からず、我々しか知らないのでなんだか優越感を感じる。


元来た道を戻り、駐車場の前から滝戸山登山口があり登り始める。先頭から山崎さん、マスダさん、藤田さん、君江、私の順である。枯れ葉を踏みしめながら、登って行くと、右脇に、お地蔵様の横に、エンレイソウの花が一輪、けなげに咲いていた。今回、山の花に詳しいマスダさんがいるので、今まで、余り山の花に頓着なかったが、お勉強になる。

今まで、、随分いろいろな花が咲いていたが、名前を知らないので、素通りしていたが、今回は、花に詳しい人がいるので、そのたび立ち止まって、解説が始まる。シュンラン、ヒトリシズカ、コバイモ、イカリソウなど等、、、、。スミレも色々な種類がある。沢沿いの道を進み、サボーダムの所で、一本入れ、沢から、尾根道に出るための登山道を登って行くと、カタクリの群生地に突入して行く。

まだ、余り知られていないので、自然そのままの状態で、カタクリの花は咲いていた。気をつけないと、カタクリの花を踏み潰すので注意して登らなければいけない。高度を上げて行くと、サボーダムの工事のためか、木が伐採されていたので、見晴らしは思ったほど悪くは無く、甲府の市街地が見える。登山口が標高500m付近で、滝戸山は1221mなので、約720mの高度差があるので、それなりにキツイものがある。

標高900m付近まで登ってくると、林道が左手に見えた。「大窪ー鶯宿(おうしゅく)林道」ここからだと、滝戸山まで、1.1kmで、約一時間程度で頂上に着く事が出来る。我々は、甲陽学園からの登りだと、コースタイム二時間半のコースである。登りばかりの、意外とキツイ尾根道を枯れ葉を踏みしめながら登って行くと、やっと稜線に出る。そこからは、頂上まで150m程度である。頂上付近に南無妙法蓮華経の真新しい碑があり、その先に、山梨百名山の標識が一本立ててある。

樹林帯の中で、天気が怪しくなってきてガスってきて見晴らしは悪い。早々に食事を始めたのであるが、俄かに曇りだし天気予報通り、雨が降り始めてきた。急いで、雨具を着て、食事を済ませ下山にかかる。雨も激しくなり、雷もなり始めた。逃げるが勝ちで、急いで下山する。あれほど苦労して登ってきたが、下山は早く、もうカタクリの群生地まで降りてきた。いままであんなに、降っていた雨と雷は何処か消え去り、空は明るくなってきた。

その内、見る見る天気は回復して、登山口に着くころには、青空が見え、太陽も顔を出してきたので、右左口の里の桜の展望台にて、ティータイム(ロイヤルミルクティー)をして、今回の山行を終了した。我々は山崎さん達と別れ、上九の湯(700円、露天風呂あり、高濃度の硫酸イオンの陰イオンph9.4)に入り、帰路に着いた。



左から、エンレイソウ  イカリソウ  カタクリ   ヒトリシズカ  コバイモ











トップに戻る 追加一覧に戻る 検索一覧に戻る