エロス山590m(ギリシャ)川瀬記述

2005年12月9日(曇り)

ピレウス港9:00〜イドラ島11:00〜12:40エロス山(プロフィティ・イリア修道院550m)13:30〜14:30イドラ(観光)16:40〜18:00ピレウス港
 
ギリシャで貴重な時間を費やしてハイキングをしてきました。
ピレウス港まで電車で行く。港は広すぎてどこからイドラ島行きが出るのかわからない。若い外人の女の子がいたので切符を示して聞いてみたところ「自分も同じ舟に乗るのだけれど、乗り場が解らないので探していたところだ」という。彼女が近くの店に入って聞いてきて、やっと解った。電車の駅から10分近くも歩いた所で、これじゃ簡単には見つけられない。赤い「Flying Cats 5」と書いてある双胴船を見つけて乗り込んで一安心。9時出発、途中ポロス港によって、イドラ島まで2時間。ピレウス港では晴だったが、イドラ島の辺は曇りであった。残念、、、、、、、、。

いかにもエーゲ海の島の港という雰囲気の港町に降り立った。しかし、もう12月であるので観光客も少なく静かであった、それだけではない車が一台も無いのだ、乗り入れ禁止をしている。その辺のオジサンにプロフィティ・イリア修道院への道を聞く、登り1時間半下り1時間はかかると言われる。これは立派なハイキングだ、標高590mのエロス山のてっぺんなのでかなりの登りだ。

白い家の立ち並ぶイドラタウンの船着場から登る。両側の家が真っ白に塗られていて、道も白く、エーゲ海を感じる。あちらこちら眺めて観光しながら坂道を上がる。しばらく登ると町外れになる、ゆっくりとした坂道を更に登って行くと、良く手入れされた巡礼路と言うような道になった。不思議がことに山肌一帯に松が生えてきた。日本では松は海岸にあるものと思っていたが、ここでは山の中腹にある。左奥に島の別の山が見えてくる。真下にはイドラ港が小さく見える。かなり上まで上がると道は広い石段の道となる。これが結構ある、途中陽子の荷物も持つ、といっても大してないが。

閉まった門扉が現われる、英語とギリシャ語で門を閉めておくように書いてある。この門を通り過ぎる、周りに誰もいないので入ってよいかどうか解らない。いよいよ白い壁に囲まれた修道院に着く、大きな木の門が閉まっている。ここにも「この門は11時から4時まで閉めてあります」とある。どうしようか迷ったが1時間40分も登ってきたのにすごすご帰れない。勇気を出してそっと開ける。そこは修道院の内庭、白の静寂の世界、誰もいない、中の教会に入る、ギリシャ正教の美しい装飾、一通りみてまわる。と、向こうから修道士と思われる若い人が来る、下手な英語で何か話しかけてきた「Do you want water ?」。有り難く修道院でミネラルウォターの親切を受ける。

少し話すと彼の父は日本の船に船長として乗り込んでいるとのこと、またこの修道院はわずか二人しかいないとのこと、ウーン。
景色は流石に良い、晴れていたらどんなに素晴らしかったろう。本土まで見える。修道院の横手を覗いたらロバがいた、車がないので全てロバで持ち上げるのだろう、大変だ。登りでは誰にも会わず、下りでピレウス港で一緒になったアメリカ人の若い女性一人が登ってきたので会っただけ。彼女は Tシャツ一枚、こちらはヤッケを着込んでいる、皮下脂肪の差か。彼女はスペインで英語を教えているそうだ。
帰りの舟は水中翼船で更に早く、わずか1時間半でピレウス港に到着。
 
イドラ港を岬より
上の稜線を見上げる
修道院内部
修道院外部と木の扉
イドラ港を見下ろす

頂上からギリシャ本土を見る
隣の山を見下ろす

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