焼岳(2458m)
2005年10月3日(月)晴れ

昨日の雨と違って朝より快晴、嬉しい、焼岳登頂を目指す。7時より朝食、8時10分に出発する。西糸屋の前を歩き出す、梓川に沿って下る。岳沢から穂高、霞沢岳が青空に映える。ウエストン脾の前を通り過ぎる、梓川沿いを散策する人は結構いるが山に登る人は皆無のようだ。西穂高への道を分け、しばらく砂利道を行くと焼岳登山口に着く、ここまで宿から30〜40分。気持ちがいい。

ゆるい登山道をのんびり登る。陽子がいるので普段よりずっとゆっくり登る。しばらく登ると小さな枯れ沢を横切る。ゆるい登山道をひとしきり行くと、峠沢が左側に見えてきた、道のすぐ傍までガレ落ちているので少々緊張する。傾斜も強くなりしばらく行くと景色が少し開ける、大正池がはるか下に見える、峠沢の崩壊が目の前に見えなかなか壮観である。


更に登っていくと所々に梯子が出てくる、その後道は山腹のブッシュ帯を巻くようになる、目の前に雄大な焼岳の全景が現われる。素晴らしい景色だ、気も流行る。陽子も何時の間にか頂上まで行くと言い出した。しばらく行くと初めて降りてくる3人パーティーと会う。焼岳小屋まであと20〜30分とのこと、しかし思ったより長かった。途中高さ15mくらいの梯子を登る、まず自分、次に陽子と一人ずつ登る、なかなかスリルのある場所だ。



ゆるい斜面をしばらく行くと焼岳小屋着、11時15分、ここのベンチでお昼にする。ここで数パーティーが休んでいる。西糸屋の弁当は大きいオニギリ2個、おかずセットが入っていて量は充分。オニギリ1個とおかずだけ食べて出発する。荷物の半分をここに置いていく、陽子はここから空身だ。

展望台を過ぎると目の前に焼岳が見えるがなかなか近づかない。旧中尾峠からの地肌はいかにも火山を登っている感じだ、40年近く前に来た時は爆発の少し後だったので地鳴りと地熱で怖くなったのでさっさと下山した。40分くらい登ると頭の上の大きな岩場から落石が来そうで少し怖い。北峰と南峰のコルに出ると北峰の途中から墳気が噴出している、硫黄のにおいがする。

その脇を通り抜け最後の一頑張りで頂上に出た。霞沢岳から六百山、明神岳、前穂が見える、奥穂は僅かに雲の中、笠方面は2800m以上が雲に隠れているが新穂高温泉、中尾温泉が眼下に見える。今日泊まる予定の帝国ホテルも緑の樹海の中に赤い屋根を見せている。焼岳頂上には水の溜まったお釜があったので少しビックリした。自然の脅威。景色や二人の記念写真を撮って名残惜しいが15分ほどで下りる事にした。13時発。まだ登ってくる人がいる。

焼岳小屋でオニギリの残りの1個を食べる、アミノサプリを金5百円!で買う、でも美味かった。下りは登りと同じくらいの時間をかけて本当にゆっくりと下った。膝の負担をできるだけ減らしたかった。梓川沿いに出、田代橋のところで陽子は帝国ホテルに直行、自分は西糸屋に置いてきた荷物を取りに行った。西糸屋着17時。既に薄暗くなった帝国ホテルのベランダから眺めた夕暮れの焼岳がなんとも言えなかった。

以上(川瀬記述)


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