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Christina Ricci's WORLD
[Last update:08-02-01]

作品解説 | 脱線メモ

Christina Ricci:1980-02-11 アメリカ・サンタモニカ生まれ。
学芸会の劇に出ているときに芸能関係者の目に止まり、芸能界入りをする。'90年の「恋する人魚たち」でウィノナ・ライダーの妹役を好演し、「アダムズ・ファミリー」のウェンディー役で存在感を示し、ティーンエイジの人気女優となる。現在では、コメディからシリアスまで幅広くこなす若手の演技派女優にまで成長し、2000年代のハリウッドを担っていくことが期待されている若手女優の一人である。

作品解説
「恋する人魚たち」MERMAIDS(脱線メモへ)
1990年 109分 アメリカ
監督:リチャード・ベンジャミン
原作:パティ・ダン
脚本:ジューン・ロバーツ
撮影:ハワード・アサートン
音楽:ジャック・ニッチェ
出演:シェール、ウィノナ・ライダー、ボブ・ホスキンス、クリスティーナ・リッチー、マイケル・シェフリング、ジャン・マイナー、他
 C.リッチーのスクリーン・デヴュー作であると同時に、本作は「ビートルジュース」でコメディにも出演経験のあるウィノナ・ライダーが、本作はスターになった後、看板女優として望んだコメディ作品と言うことになります。(で、なかなかいい味を出しています。やはり、'90年代を支える大女優になるだけの資質はあったということでしょう)
 また、本作では、ウィノナのママとなるシェールと、妹のクリスティーナ・リッチーに注目して下さい。シェールはソニー&シェールというデュオで「アイ・ガット・ユー・ベイブ」というヒット曲を放ったという経歴があり、「月の輝く夜に」で'88年にはアカデミー主演女優賞を受賞しているスターです。また、C.リッチは後に「アダムス・ファミリー」で注目され、'90年代後半になると、当時のウィノナのように期待の星となる女優さんですが、先輩格のW.ライダーの後を追っているような感じです。
 本作は、翔んでるママと真面目な娘。そんな親子が繰り広げる少々エッチでシニカルな笑いと涙のホーム・コメディです。
「アダムス・ファミリー」THE ADDAMS FAMILY
1991年 100分 アメリカ
監督:バリー・ソネンフェルド
原作:チャールズ・アダムス
脚本:キャロライン・トンプソン、ラリー・ウィルソン
撮影:オーウェン・ロイズマン
音楽:マーク・シャイマン
出演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド、ジミー・ワークマン、クリスティーナ・リッチー、ダン・ヘダヤ、エリザベス・ウィルソン、ジュディス・マリナ、カレル・ストリッケン、他
 全米ではマンガやアニメで人気のある「アダムスのお化け一家」の実写による映画化作品である。とにかく、キャストが凄く、一癖も二癖もある連中が揃っていて、見所の一つでもある。本作出演時のC.リッチーはまだ10歳、アダムス家の娘を可愛く演じている。
 お化けのアダムス一家は、彼らなりに平和な日々を過ごしていたが、彼らの莫大な財産に目を付けた悪徳弁護士が彼らの前に現れた...
「ハード・ウェイ」THE HARD WAY
1991年 111分 アメリカ
監督:ジョン・バダム
原案:マイケル・コゾール、レム・ドブス、
脚本:レム・ドブス、ダニエル・パイン
撮影:ドナルド・マッカルパイン、ロバート・プライムス
音楽:アーサー・B・ルービンスタイン
出演:マイケル・J・フォックス、ジェームズ・ウッズ、ペニー・マーシャル、スティーブン・ラング、
アナベラ・シオラ、LL・クール・J、クリスティーナ・リッチー、ジョン・カポダイス、キャシー・ナジミー、他
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でお馴染みのフォックスと、J.ウッズが凸凹コンビを組んだアクション・コメディ。ウッズの好演により楽しめる作品となっている。
 アクション・スターであるラングはここのところスランプ気味であった。次回作で刑事を演じることになっていた彼は、役作りをするためにニューヨーク市警の敏腕刑事モスの捜査に強引に同行する。モスは連続殺人鬼クラッシャーの捜査を追いつめて行くが、いつもラングによって邪魔されてしまい...
「アダムス・ファミリー2」ADDAMS FAMILY VALUES
1993年 94分 アメリカ
監督:バリー・ソネンフェルド
脚本:ポール・ラドニック
撮影:ドナルド・ピーターマン
美術:ケン・アダム
音楽:マーク・シャイマン
出演:ラウル・ジュリア、アンジェリカ・ヒューストン、クリストファー・ロイド、クリスティーナ・リッチー、ジョーン・キューザック、ジミー・ワークマン、キャロル・ケイン、カレル・ストリッケン、クリストファー・ハート、クリスティーン・バランスキー、ピーター・グレイヴス、デヴィッド・クラムホルツ、他
 シリーズ第二弾。前作以上にギャグも満載となっている。更に本作では、ピューバートという兄や姉のいじめにも負けないお化けの赤ちゃんが一家に加わり活躍する物語となっている。
 一家をバラバラにしようと画策する殺人鬼の女・デビーの手から、家族の危機をピューバートが救おうとするが...
「セメタリークラブ」THE CEMETERY CLUB
1993年 107分 アメリカ
監督:ビル・デューク
脚本:アイヴァン・メンチェル
音楽:エルマー・バーンスタイン
出演:エレン・バースティン、オリンピア・デュカキス、ダイアン・ラッド、ダニー・アイエロ、バーニー・ケイシー、クリスティーナ・リッチー、他
 (準備中)
「キャスパー」CASPER
1995年 100分 アメリカ
監督:ブラッド・シルバーリング
脚本:シェリー・ストナー、ディーナ・オリバー
撮影:ディーン・カンディ
美術:レスリー・ディレイ
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:クリスティーナ・リッチー、ビル・プルマン、キャシー・モリアーティー、エリック・アイドル、デヴォン・サワ、ギャレット・ラトリフ・ヘンソン、ジェシカ・ウェッソン、エイミー・ブレネマン、他
 本編に登場するゴーストは全てCGによって製作されたものであるが、なんとそのデータ量は28Tバイト(=28000G)にも達するという、莫大なデータによるコンピュータ・ゴーストである。(それにしても画像データって、あまりにもサイズが大きくなる点、なんとかならないものでしょうか...)
 メイン州ある広い屋敷に3人の邪悪なゴーストたちと住んでいるキャスパーは心優しいゴーストであった。ある日、この屋敷に心霊学者のハーベイ博士と娘のキャットがやってきた。キャスパーは、キャットが自分が探し求めていた友達だとして、あの手この手を使って仲良くなろうとするのだが...
「ゴールド・ディガーズ 〜伝説の秘宝を追え!」GOLD DIGGERS : THE SECRET OF BEAR MOUNTAIN
1995年 93分 アメリカ
監督:ケヴィン・ジェームズ・ドブソン
脚本:バリー・グレイサー
撮影:ロス・バリーマン
美術:マイケル・ボルトン
音楽:ジョエル・マクニーリー
出演:クリスティーナ・リッチー、アンナ・クラムスキー、ボリー・ドロッパー、ダイアナ・スカーウッド、デヴィッド・キース、ブライアン・カーウィン、ジリアン・バーバー、アシュリー・アストン・ムーア、ジュエル・ステイト、エイミー・カーク、ドワイト・マクフィー、ジョエル・マクニーリイ、他
 ファミリー・アドベンチャー作品である。ロスから母の故郷に引っ越してきたベスは、田舎での生活に退屈を感じていた。そんな時、彼女は野性的な少女・ジョディに出会い、父親が以内という共通点もあって意気投合する。ある日、二人は目の前にあるベアー・マウンテンに莫大な金塊が隠されているという伝説を確かめるために冒険に出て、山の中に入っていったが...
「Dearフレンズ」DEAR FRIENDS
1995年 102分 アメリカ
監督:レスリー・リンカ・グラッター
脚本:マーリン・キング
音楽:クリフ・エーデルマン
出演:クリスティーナ・リッチー、ロージー・オドネル、ギャビー・ホフマン、
デミ・ムーア、ソーラ・バーチ、メラニー・グリフィス、アシュレイ・アストン・ムーア、リタ・ウィルソン、ロリータ・ダヴィドヴィッチ、クロリス・リーチマン、デヴォン・サワ、ボニー・ハント、ブレンダン・フレイザー、ジャニーン・ガロファロー、ハンク・アザリア、他
 デミ・ムーアが自らのプロダクションで製作した友情と思い出の物語。製作者のところに彼女自身の名前がある。(スザンヌ・トッドとの共同製作)
 12歳の時に大の親友だった4人の女性が20年ぶりに再会する。各人には、秘密の出来事、ファーストキス、謎の老人、・・・等々、思い出話に花を咲かせる。しかし、彼女たちはただ懐かしむだけでなく、みんなが素敵な大人になったことを確かめ合うのであった...
「冷たい一瞬(とき)を抱いて」BASTARD OUT OF CAROLINA
1996年 97分 アメリカ
監督:アンジェリカ・ヒューストン
原作:ドロシー・オルソン
脚本:アン・メレディス
撮影:アンソニー・B・リッチモンド
音楽:ヴァン・ダイク・パークス
出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ロン・エルダード、クリスティーナ・リッチー、マイケル・ルーカー、ジーナ・マローン、ダーモット・マルロニー、グレン・ヘドリー、ライル・ラヴェット、ダイアナ・スカーウィッド、スーザン・トレイラー、グレイス・ザブリスキー、リチャード・トッド・サリヴァン、パット・ヒングル、他
 女優であるA.ヒューストンが初めて監督業に進出した作品である。少女虐待の社会悪を訴えかけている。
 母のアニーと暮らす少女ボニー。ある日、アニーは優しく働き者のライルと結婚し、妹も生まれる。が、交通事故でライルが亡くなってしまう。それから4年、二人の娘を育てる事に疲れたアニーはグレンという男と再婚する。最初は優しかったグレンであったが、失業してから凶暴な性格をあらわにすることとなり、アニーに隠れてボニーに暴力をふるい始める。それに気づいたアニーは二人の娘を連れて家出をするが、許しを請うグレンを信じて彼の元に戻ってくる。が、グレンの虐待はより激しいものになっていき...
「誘拐騒動 ニャンタッチャブル」THAT DARN CAT
1996年 90分 アメリカ
監督:ボブ・スピアーズ
脚本:S・M・アレクサンダー、L・A・カラゼウスキー
撮影:ジョージ・ジーリンスキー
音楽:リチャード・ケンドル・ギブス
出演:クリスティーナ・リッチー、ダグ・E・ダグ、ジョージ・ズンザ、マイケル・マッキーン、ベス・アームストロング、ディーン・ジョーンズ、ダイアン・キャノン、ピーター・ボイル、ジョン・ラッツェンバーガー、ミーガン・カヴァナグ、エステル・パーソンズ、レベッカ・シャール、トーマス・F・ウィルソン、ブライアン・ヘイリー、他
 1967年の「シャム猫FBI ニャンタッチャブル」(ロバート・スティーブンソン監督、ヘイリー・ミルズ主演)のリメイク作品である。但し、日本では劇場未公開である。
 ある資産家夫妻の邸宅に二人組の強盗が押し入り、間違えてメイドを誘拐する。猫のD.C.はたまたま夜の散歩途中にある倉庫に明度がいすに縛り付けられているのを目撃する。で、飼い主である高校生・パティと共に警察に訴え出るのだが...
「アイス・ストーム」THE ICE STORM(脱線メモへ)
1997年 113分 アメリカ
監督:アン・リー
原作:リック・ムーディ
脚本:ジェイムス・シェイマス
撮影:フレデリック・エルムズ
音楽:マイケル・ダナ
出演:ケビン・クライン、シガニー・ウィーバー、ジョアン・アレン、ジェミー・シェリダン、クリスティーナ・リッチ、イライジャ・ウッド、アダム・ハン・バード、トビー・マグワイヤ、ケイティ・ホームズ、ヘンリー・ツェーニー、他
 '97年のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した作品。大人たちの不倫問題よりも、子供たちの不安な心の問題の方が深刻であった。ふてぶてしく苛立つ娘、過敏に閉じこもる娘。誰もが自分の居場所を探していたことに気がついた時、みんなは...
 クリスティーナ・リッチーはこの時点では「アダムス・ファミリー」やウィノナ・ライダー主演の「恋する人魚たち」というキャリアもあり、若手の期待の星となっていますし、トビー・マグワイヤはディカプリオの親友ということでも有名で、近年は期待の若手として活躍の場が広がっています。ということで、次代を担う期待の若手にも注目してご覧下さい。
「I LOVE ペッカー」PECKER
1998年 87分 アメリカ
監督:ジョン・ウォータース
脚本:ジョン・ウォータース
撮影:ロバート・スティーヴンス
美術:ヴィンセント・ペラニオ
音楽:スチュワート・コープランド
出演:エドワード・ファーロング、クリスティーナ・リッチー、ベス・アームストロング、マーク・ジョイ、メアリー・ケイ・プレイス、マーサ・プリンプトン、ブレンダン・セクストン・サード、ミンク・ストール、リリ・テイラー、ジーン・シャートラー、ローレン・ハルシー、他
 アメリカでの興行時、R-15に指定された作品だが、セックスや暴力シーンは一切ないコメディ作品である。(何故指定されたのか分かりません。)カメラ小僧の青春を、J.ウォータース監督が自伝的要素を加えた作品です。
 ボルチモアの高校生ペッカーはカメラが何よりも好きな青年で、片時もカメラを離すことをせずに、自由に写真を撮りまくっていた。そんな彼の写真が、ある日、アート・ディーラの目に止まり、ニューヨークで個展を開くことになった。成功を手に入れて一躍時の人となったペッカーだったが、そのために自由に写真を撮ることが出来なくなってしまい...
「熟れた果実」THE OPPOSITE OF SEX
1998年 100分 アメリカ
監督:ドナルド・ロス
脚本:ドナルド・ロス
撮影:ヒューバート・タクザノウスキー
音楽:メイソン・ダーリング
出演:クリスティーナ・リッチー、マーティン・ドノヴァン、リサ・クードロ、ライル・ラヴェット、ジョニー・ガレッキ、アイヴァン・セルゲイ、ウィリアム・リー・スコット、コリン・ファーガソン、ヘザー・リー、他
 スリリングな青春ドラマであるが、ティーンのセックス、妊娠、殺人という想いテーマを扱った青春ドラマである。C.リッチーも、ハイティーンを演じる年ごろにまで成長し、いよいよ次代を担うスターとしての頭角を現してきた。
 16才の家出少女・ディーディーは、異母兄でゲイの恋人・マットをイタズラ半分で誘惑するが、妊娠してしまう。で異母兄の金を持ち逃げして駆け落ちした二人であったが、ディーディーは浮気相手を見つけ、しかもその相手を弾みで殺してしまった...
「ウェルカム・バクスター」DESERT BLUE
1998年 90分 アメリカ
監督:モーガン・J・フリーマン
脚本:モーガン・J・フリーマン
出演:ケイト・ハドソン、クリスティーナ・リッチー、ブレンダン・セクストン三世、ケイシー・アフレック、イーサン・サプリー、ジョン・ハード、サラ・ギルバート、イザドラ・ヴェガ、ピーター・サースガード、他
 (準備中)
「クレイジー・ナッツ 早く起きてよ」I WOKE UP EARLY THE DAY I DIED
1998年 96分 アメリカ
監督:アイリス・イリオプロス
脚本:エド・ウッド
撮影:マイケル・F・バロウ
美術:メイア・ハーバン
編集:ドディ・ドーン
音楽:ローレンス・ナッシュ・グループ
出演:ビリー・ゼイン、クリスティーナ・リッチー、サンドラ・バーンハード、ロン・パールマン、ジョン・リッター、アン・マグナソン、ティッピー・ヘドレン、アーサ・キット、アンドリュー・マッカーシー、ウィル・パットン、マックス・パーリック、ジョナサン・テイラー・トーマス、ニコレット・シェリダン、カレン・ブラック、他
 (準備中)
「スモール・ソルジャーズ」SMALL SOLDIERS
1998年 110分 アメリカ
監  督:ジョー・ダンテ
音  楽:ジェリー・ゴールドスミス
出  演:グレゴリー・スミス、キルスティン・ダンスト、他
声の出演:トミー・リー・ジョーンズ、フランク・ランジェラ、アーネスト・ボーグナイン、ジョージ・ケネディ、ブルース・ダーン、クリスティーナ・リッチー、他
 オモチャ同士の戦いと、それに巻き込まれた子どもたちの反撃を描いた作品である。特に、オモチャ(=フィギュアの声を担当したキャストが豪華である。)
 玩具会社を傘下に収めた軍事産業企業・グロボテック社は、永久電池を使って新たに作り上げた2種類のアクション・フィギュア。心優しいモンスター種族のゴーゴナイトと、その壊滅を目指すコマンドー舞台・コマンドー・エリート。だが、これらの発売前にグレゴリー少年はこれらを入手する。そして、ゴーゴナイトのリーダー・アーチャーが自分の意志を持って動き、話すところを目撃する。最初は驚くが、次第に仲良くなっていく。だが、その時にはコマンドー・エリートたちが既にゴーゴナイトを倒すために活動を開始していた...
「200本のたばこ」200 CIGARETTES
1998年 102分 アメリカ
監督:リサ・ブラモン・ガルシア
脚本:シェイナ・ラーセン
撮影:フランク・プリンジ
美術:アイナ・メイヒュー
音楽:マイケル・ブラモン
出演:ベン・アフレック、ケイシー・アフレック、ジャニーン・ガラファロ、ギャビー・ホフマン、ケイト・ハドスン、コートニー・ラヴ、ジェイ・モア、マーサ・プリンプトン、クリスティーナ・リッチー、ポール・ラッド、エルヴィス・コステロ、ギレルモ・ディアズ、ブライアン・マッカーディー、ジェイ・モーア、ニコール・パーカー、マーサ・プリンプトン、キャサリン・ケルナー、デイヴ・チャペル、他
 当時のヒット曲を交えながらの、年越しの若者たちの恋愛群像劇である。舞台は1981年12月31日のニューヨーク。年越しパーティに集まるはずの若者たちは、景気づけの寄り道に夢中となり、デートを楽しむ者や、失恋の哀しみを女友達に告白する者、道に迷った者など、様々であり、それぞれが恋の駆け引きに夢中になる。大晦日の浮かれた気分を若手俳優たちがそれぞれ味を出している点に注目されたし。
「バッファロー'66」BUFFALO '66
1998年 113分 アメリカ
監督:ヴィンセント・ギャロ
脚本:ヴィンセント・ギャロ、アリソン・バグナル
撮影:ランス・アコード
美術:キディオン・ポンド
音楽:ヴィンセント・ギャロ
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチー、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラ、ケヴィン・コーリガン、ロザンナ・アークエット、ミッキー・ローク、ジャン・マイケル・ヴィンセント、ジョン・サンソーン、マニー・フライド、ジョン・ルメル、他
 V.ギャロが、監督、脚本、音楽、主演の4役をこなした人間ドラマである。大人になれない男の情けなさをリアルに描写していると共に、C.リッチの聖母のようなヒロイン像が印象に強い作品である。
 刑務所を出て、故郷のバッファローに帰るビリーは、途中で家族に対して電話で「嫁を連れて帰る」と大見得を切ってしまう。が、相手もいない彼は、通りすがりの少女・レイラを拉致して妻のふりをするように強迫する。何とか両親との対面をすませたビリーであったが、次に彼は、自分を刑務所に送った裏切り者への復讐を果たそうとする。そんな彼の孤独を知ったレイラは、その後も行動を共にするが...
「ラスベガスをやっつけろ」FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS
1998年 118分 アメリカ
監督:テリー・ギリアム
原作:ハンター・S・トンプソン
脚本:テリー・ギリアム、トニー・グリソーニ、トッド・デイヴィーズ、アレックス・コックス
撮影:ニコラ・ペコリーニ
音楽:レイ・クーパー、布袋寅泰
出演:
ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグワイア、マーク・ハーモン、キャメロン・ディアス、フリー、クリスティーナ・リッチー、ハリー・ディーン・スタントン、エレン・バーキン、フリー、他
 '70年代のカルト的小説を幻想的な映像に仕上げた鬼才・ギリアム監督の佳作。
 砂漠で行われるバイク・レースを取材するために、相棒のゴンゾーと共にラスベガスにやって来た記者デューク。だが、ホテルに着くとすぐに、二人は酒とドラッグに溺れ、シュールな幻想的な世界を体験する...
「スリーピー・ホロウ」SLEEPY HOLLOW(脱線メモへ)
1999年 106分 アメリカ
監督:ティム・バートン
原作:ワシントン・アーヴィング
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影:エマニュエル・ルベツキー
美術:リック・ヘインリックス
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・ディップ、クリスティーナ・リッチー、クリストファー・ウォーケン、ミランダ・リチャードソン、マイケル・ガンボン、キャスパー・ヴァン・ディーン、イアン・マクダーミッド、マイケル・ガフ、クリストファー・リー、ジェフリー・ジョーンズ、マーク・ピッカーリング、リサ・マリー、レイ・パーク、他
 アカデミー賞で美術賞を獲得したファンタジック・ホラー。1799年のニューヨーク。市警で働くクレーンは最新の操作技術を活かして型にはまらない方法で事件を解決する優秀な警官であった。そんな彼は、小さな村・スリーピー・ホロウで起こった連続首切り殺人事件を捜査することになり、村に向かった。村人たちは、首なし騎士の亡霊の仕業によるものだ、と叫んでいたが、クレーンはそんな話は全く信じないでいた。が、そんな彼の前に首なし騎士の亡霊が現れる...
「ピンク・モーテル」NO VACANCY
1999年 84分 アメリカ
監督:マリアス・バルチュナス
脚本:マリアス・バルチュナス
撮影:デニス・マロニー
音楽:アレックス・ワーマン
出演:クリスティーナ・リッチー、ティモシー・オリファント、ロリータ・ダヴィドヴィッチ、ロバート・ワグナー、ヨアキム・デ・アルメイダ、ガブリエル・マン、他
 (準備中)
「ブレス・ザ・チャイルド」BLESS THE CHILD
2000年 107分 アメリカ
監督:チャック・ラッセル
原作:キャシー・キャッシュ・スペルマン
脚本:トム・リックマン、クリフォード・グリーン、エレン・グリーン
美術:キャロル・スピア
音楽:クリストファー・ヤング
出演:
キム・ベイシンガー、ホーリストン・コールマン、クリスティーナ・リッチー、ルーファス・シーウェル、ジミー・スミッツ、イアン・ホルム、アンジェラ・ベティス、マイケル・ガストン、他
 オカルト・サスペンスである。ニューヨークの病院で看護師として働くマギーは、行方不明の妹の子供・コーディを育てているシングル・マザーであった。また、ニューヨークでは、少年少女の連続誘拐事件が多発していた。そして、事件の背後に潜むカルト教団の魔の手がコーディに忍び寄ろうとしていた...
「耳に残るは君の歌声」THE MAN WHO CRIED
2000年 97分 イギリス・フランス
監督:サリー・ポッター
脚本:サリー・ポッター
撮影:サッシャ・ヴィエルニー
美術:カルロス・コンティ
音楽:オスヴァルト・ゴリジョフ
出演:クリスティーナ・リッチー、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロ、ハリー・ディーン・スタントン、クローディア・ランダー・デューク、パブロ・ベロン、オレグ・ヤンコフスキー、他
 プッチーニやヴェルディのオペラの名シーンや民族音楽などの幅広いジャンルの音楽が注目のヒューマン・ドラマ。時代は1920〜30年代という激動の時代。渡米した父の行方を捜して旅をするロシア人少女の波乱に富んだ人生を描いている。
「私は「うつ依存症」の女」PROZAC NATION
2001年 99分 アメリカ
監督:エーリク・ショルビャルグ
原作:エリザベス・ワーツェル
脚本:フランク・デイジー、ラリー・グロス
出演:クリスティーナ・リッチー、
ジェシカ・ラング、ミッシェル・ウィリアムス、アン・ヘッシュ、ジェイソン・ビッグス、ルー・リード、ジョナサン・リース・マイヤーズ、ニコラス・キャンベル、他
 C.リッチーの初プロデュース作品で、青春映画である。洋楽全盛時代の1980年代の音楽が画面に再現されていて、伝説のロッカーであるルー・リードが本人役で出演しているのも注目である。
 10代にして音楽ライターとして活躍しているリジーは、名門ハーバードに入学する。過度な期待をかける母から逃れ、寮に入ったリジーはキャンパスライフを満喫して、セックス、パーティ、ロックンロールに羽目を外すが、やがて持病である鬱病が悪化してしまう...
「ギャザリング」THE GATHERING
2002年 101分 イギリス
監督:ブライアン・ギルバート
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
撮影:マーティン・フューラー
音楽:アン・ダッドリー
出演:クリスティーナ・リッチー、ヨアン・グリフィズ、ケリー・フォックス、ブレア・プラント、ブリジット・ターナー、スティーヴン・ディレイン、ロバート・ハーディ、ジェシカ・マン、サイモン・ラッセル・ビール、ハリー・フォレスター、他
 (準備中)
「パンプキン」
2002年 分 アメリカ
監督:
脚本:
撮影:
音楽:
出演:クリスティーナ・リッチー、他
 (準備中)
「ララミー・プロジェクト」THE LARAMIE PROJECT
2002年 97分 アメリカ
監督:モイセス・カウフマン
脚本:モイセス・カウフマン
撮影:テリー・ステイシー
音楽:ピーター・ゴラブ
出演:クリスティーナ・リッチー、スティーヴ・ブシェミ、ローラ・リニー、サマー・フェニックス、ジェレミー・デイヴィス、エレン・デジュネレス、クレア・デュヴァル、ピーター・フォンダ、ベン・フォスター、他
 (準備中)
「モンスター」MONSTER
2003年 109分 アメリカ・ドイツ
監督:パティ・ジェンキンス
脚本:パティ・ジェンキンス
撮影:スティーヴン・バーンスタイン
音楽:BT
出演:
シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチー、ブルース・ダーン、スコット・ウィルソン、プルイット・テイラー・ヴィンス、リー・ターゲセン、ニー・コーレイ、マルコ・セント・ジョン、ババ・ベイカー、他
 アメリカ犯罪史上、初の女性の連続殺人犯で「モンスター」と呼ばれたアイリーン・ウォーノスを、シャーリーズ・セロンが13kgも体重を増やし、かつ衝撃のブスメイクで熱演し、見事アカデミー賞主演女優賞を獲得したドラマである。孤独な哀しき娼婦が、愛を知ってしまったことで人を殺めていく過程が切々と描かれる。
 1986年、フロリダ。売れない娼婦のアイリーンは、両親に虐待され続けた幼少期の頃から「いつか誰かが自分を別世界に連れて行ってくれる」という夢を見続けていた。しかしそれは夢でしかなく、現実は惨めな毎日が続いていく、と人生を諦めていた。今、手持ちの金5ドルを使い果たしたら自殺しよう、そんなことを考え、彼女はバーへ入り、一番安いビールを頼む。そこで話しかけてきたのがレズビアンのセルビー(C.リッチ)だった。二人は意気投合し、翌日も会うことになる。「そのままで十分にキレイよ」と言ってくれるセルビーを運命的に愛したアイリーン。自分が娼婦でも蔑まず受け入れてくれるセルビーの愛は、初めての幸福だった。しかしあるとき、「仕事」の最中、異常な客に殺されそうになったアイリーンは、思わず側にあった銃の引き金を引いてしまった…
「僕のニューヨークライフ」ANYTHING ELSE
2003年 112分 アメリカ・フランス・オランダ・イギリス
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
撮影:ダリウス・コンジ
美術:サント・ロカスト
出演:ジェイソン・ビッグス、クリスティナ・リッチー、ウディ・アレン、ストッカード・チャニング、ダニー・デヴィート、ジミー・ファロン、フィッシャー・スティーヴンス、ケイディー・ストリックランド、ダイアナ・クラール、エリカ・リーセン、ウィリアム・ヒル、デヴィッド・コンラッド、エイドリアン・グレニアー、他
 (準備中)
「ウェス・クレイヴン's カースド」CURSED
2005年 97分 アメリカ
監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ケヴィン・ウィリアムソン
撮影:ロバート・マクラクラン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:クリスティナ・リッチー、ジョシュア・ジャクソン、ジェシー・アイゼンバーグ、ジュディ・グリア、ポーシャ・デ・ロッシ、スコット・バイオ、シャノン・エリザベス、マイケル・ローゼンバウム、ランス・ベース、マイア、他
 (準備中)
「勇者たちの戦場」HOME OF THE BRAVE
2006年 107分 アメリカ
監督:アーウィン・ウィンクラー
原案:マーク・フリードマン、アーウィン・ウィンクラー
脚本:マーク・フリードマン
撮影:トニー・ピアース・ロバーツ
音楽:スティーヴン・エンデルマン
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ジェシカ・ビール、カーティス・ジャクソン、ブライアン・プレスリー、クリスティナ・リッチー、チャド・マイケル・マーレイ、ジョイス・M・キャメロン、ヴィクトリア・ローウェル、他
 (準備中)
「ペネロピ」PENELOPE
2006年 101分 イギリス・アメリカ
監督:マーク・パランスキー
脚本:レスリー・ケイヴニー
撮影:ミシェル・アマテュー
音楽:ジョビィ・タルボット
出演:クリスティナ・リッチー、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ、ピーター・ディンクレイジ、リチャード・E・グラント、サイモン・ウッズ、ロニ・アンコーナ、レニー・ヘンリー、リース・ウィザースプーン、他
 (準備中)
「ブラック・スネーク・モーン」BLACK SNAKE MOAN
2006年 115分 アメリカ
監督:クレイグ・ブリュワー
脚本:クレイグ・ブリュワー
撮影:アメリア・ヴィンセント
音楽:スコット・ボマー
出演:サミュエル・L・ジャクソン、クリスティナ・リッチー、ジャスティン・ティンバーレイク、S・エパサ・マーカーソン、ジョン・コスラン・Jr.、マイケル・レイモンド・ジェームズ、キム・リチャーズ、他
 (準備中)
「スピード・レーサー」SPEED RACER
2008年 分 アメリカ
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ、クリスティナ・リッチー、マシュー・フォックス、スーザン・サランドン、ジョン・グッドマン、キック・ガリー、ポーリー・リット、ロジャー・アラム、チョン・ジフン、真田広之、リチャード・ラウンドトゥリー、ベンノ・フユルマン、他
 「マッハGOGOGO!」の実写版。(準備中)

その他の作品は近日追加します。


脱線メモ
「恋する人魚たち」(作品解説へ)
 本作公開時点で、シェールでも、ノニーでもなく末娘役のクリスティーナ・リッチに目をつけた人がいるなら、その人は先見の明がある(か、ただ単にあぶない人)。その後、「アダムス・ファミリー」1&2で、不気味な少女役で世界にその印象をアピールした後、「キャスパー」でお化けを相手に今度は普通の少女役を好演。98年公開作、アン・リーの「アイス・ストーム」では、70年代郊外を舞台に性への好奇心も旺盛なティーンエイジャーを静かに力演。着実に成長を遂げている。
 監督リチャード・ベンジャミンは、元は青春映画「さよならコロンバス」の主演などをこなした俳優で、他にはイーストウッドとバート・レイノルズが共演した「シティヒート」や、トム・ハンクスの「マネーピット」などの監督作がある。98年のウディ・アレン「地球は女で回ってる」では、映画の中でアレンが書く小説中の登場人物として登場し、久々に役者として観客の前に現れた。
「アイス・ストーム」(作品解説へ)
 本作で、一家の息子役を演ずるトビー・マグワイアの99年に公開された主演作が、「カラー・オブ・ハート」。50年代の理想的な家族を描いた白黒TVドラマ「プレザントヴィル」の世界に入り込んでしまった主人公の兄妹が、真の感情や肉欲といったものを持たないドラマ世界の住人たちに現実世界の産物を徐々に与えていくことにより、モノクロのドラマ世界がやがて少しずつカラーになっていくという物語。モノクロ内のパートカラーという手法は、「ランブルフィッシュ」「シンドラーのリスト」など多くの映画に用いられてきたが、合成としての難しさから多くのシーンでは用いられてこなかった。これが全編にわたって白黒&カラーが混在するのだから、そのポストプロダクションはかなり高度なものである。50年代の白人ばかりの社会でセックスも暴力も描かれないドラマ世界が段々と変わりつつある経緯は、アメリカの娯楽産業の、規制コードの緩和の歴史にも相当し、また恋愛などの感情を持ったがためカラーとなった住民を「有色人種お断り」といった排斥運動が起こるところなど、アメリカ社会を風刺していて考えさせられる。なお、ドラマ世界の母親役ジョアン・アレンは、本作「アイス・ストーム」でもマグワイアの母親役であった。「フェイス/オフ」では、ジョン・トラボルタの妻役を、アクション映画の範疇に収まらない確かな演技でものにして監督ジョン・ウーの期待に応えた人。「カラー・オブ・ハート」では、理想的な母親から恋の喜びを知り変貌を遂げるといった物語のキーパーソンとなる役割を演じている。
「スリーピー・ホロウ」作品解説へ
 監督ティム・バートンが、「エド・ウッド」以来のジョニー・デップと組んだ怪奇サスペンス。製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラ。バートンといえば、初期短編「フランケンウィニー」「ヴィンセント」などでも見られるように怪奇趣味に愛着を見せる人であり、「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」のコッポラも、「ドラキュラ」の監督や「フランケンシュタイン」の製作などやはりゴシックホラーへかなりの傾倒を見せている人でもある。バートンの「エド・ウッド」で、マーチン・ランドーにアカデミー助演男優賞をもたらせた役柄は実在したドラキュラ俳優ベラ・ルゴシであったが、本作にはもうひとりの代表的ドラキュラ俳優クリストファー・リーが出演していることもホラー映画ファンには嬉しい目配せである。さて、クリストファーと言えば、我らがクリストファー・ウォーケンも出番は多くないながらも場をさらう印象深い風貌で登場する。犬歯もすごいぞ。

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