中華砲身による鎮独奏曲

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 まるで怨念が込められているような妖しくも、それでいて金か白金で創られたかのような滑らかに優しげで悲しげな音色を奏でる。中華キャノンから創られているにも関わらずフルート奏者達は男も女もみじんもはしたないとは思うことなく、この伝説の楽器を手にするべく日夜熾烈な修練を続けているが、これを使いこなしたフルート奏者は今まで誰一人として存在しない。
 誰一人として吹きこなせないはずなのに、かつて中華キャノンの持ち主である先行者に身を委ねて戦場に散った兵士の命日らしき日が近くなると決まってフルートが行方不明になり、楽団員が誰一人として奏でられないような美しい音色がどこからともなく淋しげに漂ってくるという。
中華陸軍機甲部隊日報8月28日号, 「中華キャノンフルート物語」より抜粋。


中華陸軍交響楽団(通称:CAS)団員が戦地で極秘に入手成功したレアメタル製の中華キャノン部品。
これを精巧に細工し, 2年の歳月を費やして生み出された伝説の名器と呼ばれる
中華キャノンフルートの音色とは, どのようなものか。

この度, CAS銅鑼担当こと「特設:先行者」管理人SaHKaは,
キャノンフルートによるものと思われる独奏曲の録音データを入手した。

闇夜の戦場に響き渡り, 魂を鎮める妖しい調べ。
なんとなく, リーファ嬢のこの通信を連想してしまうのは私だけだろうか。
彼女を想いながら散った者への手向けなのか・・?

いや, そもそもこれは曲なのか? この曲の調子といったら, 何だ?
そして, なぜ楽団員の目を盗んで奏でる必要があるのだろう。
疑問は尽きない。
この曲は もしかしたら, 何のジャンルに属しているのか などと
狭い枠に囚われている我々楽団員へのアンチテーゼなのかもしれない。

戦士は眠る。砂塵の黄土に。

ヘタレな曲を よくここまで でっち上げられるものだ(藁)
あー, やっぱりシリアスは似合わん。似合わん。

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