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作品名: [ トゥルーマン・ショー ]
- THE TRUEMAN SHOW -

     

 視聴方法   劇場
 観た回数   1回

  [ 映 像 ]    ★ ★
  [ストーリー ]    ★ ★ ☆
  [ 風刺度 ]    ★ ★ ★ ★   
  [ おすすめ度 ]   ★
  [ 評 価 ]   46

.
 ジャンル: ドラマ
1998年製作 アメリカ映画 103分 

監督:ピーター・ウィアー
脚本:アンドリュー・ニコル
製作:スコット・ルーディン
撮影:ピーター・ビジウ
出演:ジム・キャリー エド・ハリス ローラ・リニー
ノア・エメリッヒ ナターシャ・マケルホーン

        S T O R Y
 しがない保険セールスマンのトゥルーマン・バーバンク(ジ
 ム・キャリー)は、離れ小島シーヘブンで看護婦の妻・メリ
 ル(ローラ・リニー)と共に平和に暮らしていた。
 何不自由ない生活を送るトゥルーマンだったが、実は彼の
 生活は生まれたときから24時間年中無休で全世界にテレビ
 放送されていた。

 周りの世界は巨大なセット。妻も友人も彼以外すべて役者。
 …しかし彼だけがそのことを知らない。

 そんなある日のこと、いつものように会社に出勤する彼の目
 の前に、空から照明機材のライトが降ってくる。
 それ以来、少しずつ違和感を募らせていったトゥルーマン
 は、シーヘブン脱出を試みるのだが・・・。

.


 ↑たしかに「見られてる」ってのは怖いね。
       COMMENT
 シリアスでブラックなテーマの割にどこか消化不良で、
 名作になり損ねた作品。

 「自分の周りの世界がすべて作り物」だったとしたら…
 …って考えるとほんと怖いし、
 「日常のすべての出来事がマスメディアに仕組まれたもの」
 という設定も、全くありえなくはないんじゃないかって思え
 てくるし、
 さらにそこから抜け出そうと行動を起こすトゥルーマンの自
 然な感情の動きとか、とにかく多くの考えさせられる要素が
 詰まっている・・・んだけど、なんかそれらの材料をうまく
 料理しきれてない感じ。

 ジム・キャリーの起用自体には文句無いけど、ところどころ
 にあるトゥルーマンのおどけてみせるシーンはやっぱりいら
 ないと思う。なにより『トゥルーマン・ショー』を観てる視
 聴者の描写はもっといらなかった。特に、昔の名場面を観て
 泣き出す婆さんなんかはあまりにもしらじらし過ぎた。

 「虚構の世界」を観ている「観客」はわざわざ描かなくても
 リアルに映画を観てる「オレたち」がいるわけで、裏方は
 ディレクターを登場させるまででやめといた方が良かったと
 思うね。
 視聴者描いたことで、ストーリーの流れは一旦止まってしま
 うし、リアルに観てる側としては面白いのかどうかいまいち
 わかりかねてる劇中の『トゥルーマン・ショー』を、
 「―おもしろい!」と手放しに激賞されても・・・。

 ラスト、いつもの口上とともに旅立つシーンはけっこう感動
 的だけど、安っぽくまとめた感は拭えない。

 「こんな世界ホントにあったらどうするよ?」って問題提起
 味わってみたければおすすめ。映画自体はかなり退屈だけど
 ね。やっぱこういうのは小説なんかで読めば面白い話なんだ
 ろうなぁ…。


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