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作品名: [ サ イ コ ]   
- PSYCHO - 

     

 視聴方法   テレビ(吹替)
 観た回数   1回

  [ 映 像 ]    ★ ★ ★
  [ストーリー ]    ★ ★ ★
  [ ショック度 ]   ★★★★☆   
  [ おすすめ度 ]   ★ ★ ★ ☆
  [ 評 価 ]   74

.
 ジャンル: サスペンス
1960年製作 アメリカ映画 108分 モノクロ

監督・制作:アルフレッド・ヒッチコック  
原作:ロバート・ブロック 
脚本:ジョセフ・ステファーノ
撮影:ジョン・L・ラッセル
音楽:バーナード・ハーマン
出演:アンソニー・パーキンス ジャネット・リー
ジョン・ギャビン ヴェラ・マイルズ
マーティン・バルサム

        S T O R Y
 不動産事務所で秘書をしているマリオン(ジャネット・リー)
 は妻子あるサム(ジョン・ギャビン)と不倫関係にあった。
 サムとの新しい生活を夢見るマリオンは、ふとしたはずみで
 事務所の金4万ドルを持ち出してしまう。

 横領した4万ドルと共にサムの元へ向かうマリオンは、途中
 モーテルに立ち寄る。
 彼女は宿を切り盛りする青年ノーマン(アンソニー・パーキ
 ンス)に好意を寄せられるのだが、嫉妬に狂ったノーマンの
 母の手によって殺害されてしまう。

 一方、マリオンの行方を追う恋人のサムとマリオンの妹・ラ
 イラ(ヴェラ・マイルズ)、そして会社に雇われた探偵アーボ
 ガスト(マーティン・バルサム)の3人は手がかりを辿りノー
 マンのモーテルへ。

 しかし、ノーマンの母親に接触しようとした探偵は殺され、
 さらにノーマンに関して驚愕の事実が判明する……。

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↑このシーンはあまりにも有名(((;゜Д゜)))
       COMMENT
 言わずと知れた巨匠アルフレッド・ヒッチコックの代表作。

 今では「このサイコ野郎!」などのセリフで馴染みになって
 る「サイコ」という単語だけど、そのイメージはこの作品に
 よって作られたといってもいい。

 あまり詳しく説明するとネタバレだけど、この映画にでてく
 る犯人がいわゆる"サイコパス(精神病質者)"で、「盗んだ
 4万ドル」というネタ振りがあるにもかかわらずそれとは無
 関係な理由でヒロインが殺されてしまうのがミソ。

 当時にしたら「サイコ」なんて言葉はまだ無いし、なにより
 その頃人気絶頂だったジェネット・リーが映画始まって1/3
 で死んでしまうなんてことは思いもよらなかったようだ。
 実際、前半どうみても主役としか思えないマリオン(ジャネ
 ット・リー)が殺されるのは、わかっていても「ここで死ん
 じゃうの!?」と意表を突かれてしまう。

 それにしても有名なのが例のシャワーシーン。
 ヒッチコックがこの映画を撮ろうと思ったきっかけがまさに
 この「シャワーシーン」であり、たった45秒のシーンの撮
 影に1週間を費やしたという。
 でもこのシーン、割とどっかで見かけてるせいかあんまり怖
 くない。むしろ4万ドルを持ち出したマリオンのドキドキ感
 とか、犯人が迫ってくるときのまくしたてるようなBGMの方
 が心理的にすごく怖かった。その辺を計算づくでやってると
 こがヒッチコックのすごいとこだね。
 ただ、こういう感じの映画は当時ならともかく、最近じゃ珍
 しくもないので今観るとさほど斬新には感じられない。
 それに「猟奇度」という点では物足りない部分も多いので、
 あくまで「例のシャワーシーン」と「猟奇殺人モノの原典」
 として観るべきかな。

 まあ、ヒッチコック作品はどれも多くの技巧が凝らされてて
 勉強になるし、物語の完成度も高いので一応オススメだね。  


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