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作品名: [ のど自慢 ]

     

 視聴方法   TV
 観た回数   1回

  [ 映 像 ]    ★★★
  [ストーリー ]    ★★★★
  [ 群像度 ]    ★★★★☆   
  [ おすすめ度 ]   ★★★★
  [ 評 価 ]   85

.
ジャンル: 群像ドラマ
1998年製作 邦画 112分

監督:井筒和幸
製作:李鳳宇 石原仁美 根岸洋之
脚本:安倍照男 井筒和幸
撮影:浜田 毅
編集:冨田 功
音楽:藤野浩一
出演:室井滋 大友康平 尾藤イサオ 
 伊藤歩 松田美由紀 竹中直人

        S T O R Y
 とある小さな町にあの人気番組「のど自慢」がやって来るこ
 とになった。約4000通の応募者のうち本番に出られるのは
 たったの20組。日曜日の“晴れ舞台”に向けて町の人々は
 興奮を抑えきれない。

 失業しフランチャイズの焼き鳥屋に再起をかける中年男(大
 友康平)、不器用で自分の気持ちに素直になれない女子校生
 (伊藤歩)、さっぱり売れない旅回りの演歌歌手(室井滋)、孫
 にカッコイイところをみせたいお爺さん(北村和夫)…。

 様々な人々の期待や不安をよそに「のど自慢」選考会の日は
 ちゃくちゃくと近付いてきていた━━。  

.
   
 ↑妙にカコイイ構図なのはなぜ…?(;´Д`)y─┛
        COMMENT
 テレ朝の「虎の門」で有名な井筒和幸監督の群像映画。
 (あ、ちなみにこれは「虎の門」出演以前の作品ね)

 序盤はかなーり退屈。群像もののせいかコレといった主筋が
 なく、ビジュアル的にやたら目立つ室井滋の『売れない演歌
 歌手』も思ったより活躍せず…そのおかげでいきなりの肩透
 かしというか、この映画のノリがいまいち掴めてこないとい
 うのが退屈な原因。
 まあ「群像劇」なんだからひとりだけ目立っても仕方無いわ
 けだけどね。そういう意味で室井滋のあの目立たせ方はよく
 ない。
 それに最初に観客の興味を引く“掴み”の部分も用意されて
 ないので、序盤は耐えるしかない。

 …で、「これって駄作だなぁー」と思い始めた頃に「のど自
 慢」の選考会がはじまって……断然面白くなってくる!
 メインの登場人物たちはみんな“不幸”というか、心にもや
 もやを抱えてるんだけど、それが歌とともに発散されて「歌
 うっていいことだよなぁ〜♪」というとこまで昇華されると
 こが素晴らしい!

 「あんだけ他人の映画ボロクソにいっといて自分はどうなん
 や〜!」と思いながらみてしまったけど、熟練の仕上がりを
 目の当たりにしてちょと感動してしまいました(;つД`)

 強いてケチつけるとしたら派手さがないとこかな。
 先に書いたけど室井滋の“役回り”はそのビジュアルほど派
 手じゃ無い。だから結局は全体的に地味な作品。
 「所詮日本製の映画は小さくまとまっちゃうのかなぁ〜」と
 少し寂しくもあるね。

 取り敢えず井筒監督はそれなりに良い映画作れるってことは
 この作品で証明できてるので、日頃井筒監督に思うところが
 ある人は物の試しにちょっとみてやってくれい。

 ━━あ、そうそう。続編あるよねこの作品、室井滋の演歌歌
 手がメインになったヤツが。あれはね、観なくていいよ。
 …つーかあんなの作んじゃねーよヽ(`Д´)ノブチコワシダー!


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