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作品名: [ ボウリング・フォー・コロンバイン ]
  - Bowling for Columbine -



   

 視聴方法   劇場
 観た回数   1回

  [ 映 像 ]    ★ ☆
  [ テーマ性]    ★★★★★
  [ ブラック度 ]   ★ ★ ★
  [ おすすめ度 ]   ★ ★ ★ ☆
  [ 評 価 ]   77

.
 ジャンル: ドキュメンタリー
2002年製作 カナダ映画 120分 

監督・脚本・出演:マイケル・ムーア 
製作総指揮:ウォルフラム・ティッチー
編集:カート・イングファー 
出演:チャールトン・ヘストン マリリン・マンソン
マット・ストーン ジョージ・ブッシュ

        S T O R Y
 1992年4月20日、アメリカ合衆国の穏やかな朝。
 旧ユーゴスラビアのコソボではアメリカ軍による最大規模の
 爆撃が行われた。
 その1時間後、コロラド州リトルトンのコロンバイン高校に
 おいて生徒2人による銃乱射事件が発生。
 12人の生徒と1人の教師を殺害した後、犯人の少年2人は自
 殺。このショッキングな事件は全米を震撼させた。

 あらゆるメディアはこの事件の分析を試み、犯人の少年たち
 が聴いていたという理由でそのやり玉にあげられたのがハー
 ド・ロック歌手のマリリン・マンソン。そのためにマンソン
 はツアーの自粛にまで追い込まれてしまう。

 ところでこの少年2人は犯行の直前、近所のボウリング場で
 ボウリングを楽しんでいた。
 マイケル・ムーアは問う「マンソンのライブを禁止するのな
 ら、なぜボウリングも禁止しないのか?」と。

 ━━ここにマイケル・ムーアのアポ無し突撃取材が始まる!

.

 ↑この人がマイケル・ムーア。本人が必ずしも銃嫌いでないとこがミソ。
       COMMENT
 「アポ無し」を謳ってるけど、ぶっちゃけさほど「突撃感」
 はないね。(全く無いわけじゃないけど…)

 あくまで前提として「アポ無しで取材してる」ってだけで
 画的にも割と落ち着いてて、計算ずくって感じすらする。
 (…つーかマイケル・ムーアは既に超有名人なので、取ろう
 と思えばアポなんかすぐ取れそうな感がある。事実、ラスト
 のヘストンとのインタビューはアポ取ってたし、すぐにそれ
 は成功してしまう)

 この作品の注目すべきところはなんといっても「アメリカの
 銃社会」をテーマにしてる点だ。それはアメリカ人の思想そ
 のものの探究といってもいい。
 「コロンバイン高校の銃乱射事件」をはじめ、「世界貿易セ
 ンタービル爆破事件」(←タリバンの"アレ"じゃあないよ)
 などを取り上げ「アメリカ人が銃を手放せない原因」をひと
 つひとつ検証していく過程は非常に興味深く、それはとても
 勉強になる。

 ただ、ジョークな雰囲気を前面に出してる割にあまり笑えな
 かった。映画が進むにつれ内容がどんどんシリアスになって
 しまうためだ。中盤以降は完全に社会派だし…
 それに情報・字幕が多過ぎて、なんか「テキスト」読んでる
 気分になってしまう。ところどころにあるジョークもそれら
 に埋没してしまい、笑うよりも「へぇ〜」って感じの"ため
 になるお勉強"状態。(笑えたのはアメリカの歴史を紹介す
 るアニメの部分くらいだったな〜)

 いや、それも退屈では無いけど…正直期待とは違った。

 結局のところモチーフがすごいだけで、切り口は"よく出来
 たドキュメンタリー"の枠を越えてない。映画としてはモノ
 珍しかっただけじゃないの〜?…と個人的には思う。
 つーかボウリングとの因果関係をもそっと追求して欲しかっ
 たね。一応「表題」なんだし。

 ちょっと辛口になったけど、非常にためになる映画なのは事
 実なので観てみる価値は十分あるね。

 ドキュメンタリーなので作られたストーリーがあるわけでも
 無し、今回は評価部分の"ストーリー"を"テーマ性"に変えて
 みました。


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