パリ滞在レポート

2004.8.19 rev.


§Page 5 イル・ド・フランス訪問記
シャルトルのノートルダム寺院、ヴェルサイユ宮殿、サンジェルマン・アン・レー


シャルトルのノートルダム寺院、ヴェルサイユ宮殿、サンジェルマン・アン・レーを訪れました。

1)シャルトルのノートルダム寺院(Chartres Cathedrale Nortre Dame)
パリ モンパルナス駅から約1時間、以前にイリエーコンブレーを訪れたときに使った駅で降ります。ノートルダム寺院は駅のすぐそばにあり、列車がシャルトル駅に近づくと車内からもその姿を眺めることができます。ガイドブックにはステンドグラスが美しいと書いてあったのでさっそく見学。確かに美しいですね。。。青の色合いがなんとも言えずに時が経つのを忘れてしまうくらい見とれてしまいます。晴れた日の午後遅くに見るともっと美しいとのことだったので、辺りをぶらぶらして時間をつぶし、再び寺院内へ。淡い光に照らされたステンドグラス、特に青色のそれは幻想的な色を見せてくれます。ここでもサービスをやっていて(パリのノートルダムより開始時間が遅い)見学することができました。今度は祭壇のかなり近くまで行って見ることができて、厳かな雰囲気に浸りまくりました。サービスはあらかじめ定まったプロトコールに従って進行し(参加者はあらかじめ順序をよく知っていると思えた。とまどっている人は見かけなかったので)、途中で前後左右の人と握手を交わす場面があるんです。自分も握手を求められました(^^; 握手を求めてきたうちの一人(女性)はボーイスカウトのような格好をしていて、「自分はキリスト教を信仰する少年少女を率いていて(どうやらそういう集まりがあるらしいです。クラブみたいなものですかね)本日はシャルトルの寺院見学に来ているんだ」と話してくれました。
「あなたは日本人か。観光で来ているのか。」と会話を交わすことができて、短い時間でしたが人とのつながりができたようで嬉しかったです。
シャルトルの町はやはり石造りです。特にウール川(Eure)に沿った風景は重厚で古風な面影を残しており、この一角から眺めるノートルダム寺院は写真撮影には絶好のアングルです。イリエーコンブレーの時にも感じましたが、この石造りの家が並んでいる風景が自分の中では一番ヨーロッパらしいと感じさせてくれるものです。たぶんヨーロッパ人も日本の藁葺き屋根や木造の建築物を見ると異国を感じるのでしょう。


シャルトルのノートルダム寺院。

2)ヴェルサイユ宮殿(Versailles Palace)

いわずと知れたヴェルサイユ宮殿。内部は豪華そのもので、ここで暮らしても良いと言われてもきっと雰囲気で負けてしまうでしょう(^^; 宮殿も立派ですが庭(Le Parc)も非常に立派で、実に壮大な規模です(ただし強風で植え込みが破壊され修理中でした)。
庭園の先まで行って、芝生に寝ころんで雲を眺めましたが、ここまで壮大な気分を味わったのは生まれて初めてでしょうか。
この宮殿がフランス革命につながり、ルイ14世は失脚してしまったのかもしれないけれど、
こんな気分を味わうことができたのは彼のおかげなので自分は感謝しています(笑)。
卒業旅行シーズンなのか、宮殿と庭園には多くの日本人観光客を見かけました。で、彼らが庭園の階段に腰掛けて食べていたものが、なんと「おにぎり+ウーロン茶」でした!この2つの食べ物を見たのは1ヶ月ぶり、存在すら忘れていました。。そう言えば日本食、全然恋しくないな。。

3)サンジェルマン・アン・レー(St-Germain-en-Laye)
パリからRER A1線に乗り、終点で下車。所要時間は約20分と手軽。RERの駅を出てエスカレーターで地上へ出るとまず古い城が出現し、なかなかヨーロッパらしくてよい。ここは現在は考古学博物館になっていて古い時代の展示品を見ることができる(自分はあまり考古学には興味がなかったので時間はかけませんでした。) ここを訪れた目的は森を散策してみたかったからです。駅から5分も歩くとすぐに森の入り口で、中へはいるとびっくりするほど野性味のある森を楽しむことが出来ます。手軽な観光地(というより散歩道か)として知られているためか多くの人が森の中を散策していました。もし東京でこういう雰囲気を味わおうとしたら奥多摩や奥秩父まで出向かなければならないでしょう。面白いのは駅をはさんで森の反対側はごく普通の住宅街になっていることで、つまり野性味のある森が住宅街のすぐ脇にあるということになります。しかもここはパリから20分もあればアクセスできる所で便も抜群、今まで見たことのないユニークな場所でした。


 
駅前にあるどっしりとした、重厚感がある古城。中は国立考古学博物館になっている



駅がある高台から街を見下ろす。遠くにパリの町並みが見える。

※パリとシャルトルのノートルダム寺院の両方でサービスを見学できたのは幸いでした。キリスト教の教会というと、友人の結婚式に参列したことしかありませんで、毎日曜日の拝礼ではどんなことが行われているのか実際に見たことはありませんでした。実はもっともっと厳しい雰囲気を想像していたのですが、実際は時間に遅れて駆けつける人も多くて雰囲気はフランク、地元の人の大切な交流場所にもなっている印象を受けました。何より前世紀以前から脈々と続いている歴史の中に自分が位置づけられるという思いは人の心を安心させるのかもしれません。


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