パリ滞在レポート
Report No.1
2000.5.1 revised.
日本出国とフランス入国
2/7の夜に自宅を発って成田に前泊しました。
4キロ近くあるノートパソコンを担ぎ、スーツケースを持って移動するのは非常に大変です(^^;
翌日はホテルの送迎バスで成田へ。東京ーパリへは直行便はいくつか飛んでおり、乗り換えなしのノンストップなので楽。混雑はしていなかったが(横2つは空席でしたし)が、若い女の子の2人や4人組が結構多かったように思います。シカゴへ行ったときはビジネス姿のおじさんが多かったが、そのときとは明らかに雰囲気が違いました。フライト時間は12時間と30分と長時間ですが、隣が2つ空いていたので、まあ快適でしたね。ただトイレの中で喫煙した人がいて(しかもロシアのど真ん中)スチュワーデスさんが怒りの機内放送を流していました。日本語英語で放送が流れたがフランス語でもやって欲しかったな。。。ちなみに英語はThe
proof smoking at the lavatory was foundというもの。
2/8の午前11:10に飛行機は成田を発ち、同日の15:30にシャルルドゴール空港に到着。実時間では12時間以上経過しているが時差の関係で4時間20分しか経っていない(これは自宅から大阪まで新幹線で移動するのとほぼ同じ所要時間)。空港では「パリなんか何度も来ているのよ。どうだまいったか」みたいな感じの女の子2人組の後を付いていって無事に出国、迷子になることもなくタクシーに乗ってそのままパリ市内へ。空港からパリ市内へ向かう途中で見た建物(主に住宅だと思われる)はどれも石造りで、しかも煉瓦色とクリーム色の2色でできているものが多かったです。なんとなく寒々しい感じがして雪の国なのかなというイメージを持ってしまいましたが、滞在中に雪が降ることはなかったです。
パリ市内へ入ると重厚な石造りの建物が次々に目に入ってきます。町を行き交っている人の表情からなんとなく安全な町だなという印象を受けました。石でできた古い町だ、というのがまず抱いた感想で、ここには地域再開発によるビルの建設とかはないんだろうかとぼんやり思いながらホテルへ向かいました。
出国前に周り(友人、上司など)から言われた情報はだいたい次のように整理されます。 1)フランス人の大部分は英語がわかる(=聞き、話せるということ)が、わかっていてもわざと英語は話さない 2)フランス人は他国民に対する態度がお高い(=優越感を持っている) 3)フランスは気取った国である 4)パリの町の中はファッションショーのような格好の男女が行き交いしている 5)彼らは芸術のセンスが卓越しているのでアクセサリーや服装に非常にうるさい 6)町の至る所に犬の糞が落ちていて歩けたものではない 特に1)はAir Franceの飛行機の中で、英語で質問したがフランス語でしか答えてくれなかったスチュワーデスさんがいたとこぼしている人がいて、まあ、要はイジワルということなんでしょうかね(^^; 自分が個人的に心配していたのは 7)レストランは2人以上でないと入れなくて、必ず予約を必要とする 8)食事の時はワインを飲まないと蔑まされる の2点でした(実は私は下戸である)。4)5)は自分はあまり関心が無く、2)3)はもしこれが本当だったらむしろ楽しいのではないかと密かに期待していました。自分のフランス人に対するイメージはマルセル・プルースト『失われた時を求めて』やラクロ『危険な関係』やラファイアット婦人『クレーヴの奥方』といったフランスの古典小説により形作られており、こういう世界(社交界やサロンといった人間関係の場)を実際に見るのを実はとても楽しみにしていたのです(まさか前世紀以前の人間関係がそのまま展開されているとは思いませんでしたが、それを引き継いでいるであろうから結構その色は残っていると期待していました)。 ところで、フランス人の科学的な態度、特にライフサイエンス分野におけるフランスの貢献や業績について、他国と比較して際だった特徴があるかについては十分な情報を得ることができませんでした。これは少し残念でしたね。
以下に述べますが、これらのイメージの大部分は的はずれでありました(ここで言うところのイメージとは、あくまで自分が経験した範囲内に限定した話です。このようは文化の問題はあくまで経験した範囲内でしか語ることができません。もちろん周りから言われたフランスのイメージも客観的なものではありません)。しかし6)の犬の糞についてはそのとおりで、歩けないほどではありませんでしたが。。。(^^;