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翼竜目

 

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"二つの形の歯"

ディモルフォドン・マクロニクス

記載者:R.オウエン/1859

嘴口竜下目/ディモルフォドン科

翼長1.4m /三畳紀後期/イギリス

旧作   

"細い嘴"

ランフォリンクス・インターメディウス

記載者: H.フォン.メイヤー/1847

嘴口竜下目/ランフォリンクス科

翼長1.7m /ジュラ紀中期〜後期/ドイツ

 

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"尾のない顎"

アヌログナトゥス

記載者: Doderlein/1923

嘴口竜下目/アヌログナトゥス科

翼長0.5m /ジュラ紀後期/ドイツ

非常に小型の初期の翼竜しかし、尾が短く、進化したその後の翼竜類の特徴を持つ。

昆虫類を捕食していたと思われるが、長い尾のない割にはバランスのよい飛行であったと思われる。バラバラだが、ほぼ全身の骨格が発見されており、後肢の指の間には空中でバランスを取るための皮膜があったのではなかろうか。同時代の大型トンボの種類ステノフレビス SPを追いかけている絵にしてみた。

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"ディモルフォドン以前”

 

エウディモルフォドン ランジィ

 

記載者:ザンベリイ/ 1973

嘴口竜下目/カンピログナソイデス科

翼開長 約100cm/ 頭骨長約6cm/三畳紀後期イタリア

エウディモルフォドンは発見されている翼竜の中では最も古いものです。

魚や昆虫を補食するための異なった形状の2種類の歯を持ち、先端に菱形状のフラップを持つ長い尾を持っていました。

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"悪魔の魂"

ソルデス

記載者:シャーロフ/1971

分類 ・嘴口竜下目・アヌログナトウス科

生息年代 ジュラ紀後期 /生息地域 アジア(カザフスタン) /翼開長 約 50cm 〜60cm

南カザフスタンで発見された化石には体毛の印象があり、ソルデスの体は温血動物を思わせる毛皮に覆われていたと想像される。

ただ、哺乳類の体毛とは異なり、皮膚から発達

した、羽毛に近と思われる。 

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"顎のトカゲ”

グナトサウルス スプラトゥス

記載者:メイヤー/1834

発掘地:南ドイツ

時代:ジュラ紀後期

翼手竜下目/クテノカスマ上科/クテノカスマ科

頭長:28cm/翼開長:170cm

頭骨の断片と部分的な骨が発見されている。スプーン上の嘴の先端に

130本もの細い歯があることから小エビや小魚などを濾し捕って食べるフィルタ採食であると思われる。

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”ケアラの指”

 

ケアラダクティルス アトロクス

”ケアラの指”

記載者:レオナルディ&ボルゴマヌエロ/1983

 

翼手竜下目/プテラノドン上科 /ケアラダクティルス科

頭部長推定57cm/翼開長 不明/ブラジル

中型の翼竜。頭部の部分的な化石以外に資料がない。ブラジルのケアラ州(セアラ州と読むのが正しいようで、これだとセアラダクティルスになる。)

この翼竜は乱杭状の歯のあるクチバシを有していた ようでプテラノドン上科というより、プテロダクティルスの亜科に置いた方がいいかも知れない。歯の形状から魚類を捕食していたようだ。

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”南から来た翼”

プテロダウストロ

記載者: J・ボナパルト/1970

翼手竜下目 (Pterodactyloidea)/クテノカスマ上科 (Cycnorhamphus)/クテノカスマ科 (Ctenochasmatidae)

ジュラ紀後期〜白亜紀前期/翼開長 130cm

アルゼンチンで発見された翼竜。上に湾曲したクチバシにはブラシ状の2000本ほどの細い歯が並んでいた。

おそらくは歯で水を濾し取って小魚や甲殻類、水生昆虫などを食べていたと考えられている。フィルタ菜食

"羽毛のあるヘビ"

ケツァルコートルス・ノートロピ

記載者: ローソン/1975

翼手竜下目/アズダルコ類/アズダルコ科

翼長11m /白亜紀後期/テキサス

ケツァルコートルスは翼長約12m。現在まで発見されている翼竜の中で最も大きい。

しかし、体重は約135kg程度で、骨は中空構造を持ち、きわめて軽量にできていたようだ。首は長く3m。長い頭部と嘴を持ち、大きい脳と性能のよい目を持っていたと考えられている。

" 古い悪魔"

アンハングエラ・サンタナエ

記載者 カンポス&ケルナー/1985

翼手竜下目/アンハングェラ科/アンハングェラ亜科

翼長4m /ジュラ紀/ブラジル

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"夜のトカゲ"

旧作 N. グラシリス

ニクトサウルス  SP

記載者:マーシュ/ 1876

分  類:翼竜目・プテロダクティルス亜目・ニクトサウルス科

年  代:後期白亜紀 /大きさ:翼開長約3m 重  さ:―

模式種:N.gracilis/他の種:N.lamegoi

 

米・カンザス州とブラジルで発見された翼竜。

プテラノドンPteranodon に似ているが、頭部の鶏冠は短く、太かった。

ニクトサウルスは後期白亜紀のカンサスの海洋上を飛んでいたと思われる翼竜です。

模式種のGracilisはプテラノドンの鶏冠よりも慎ましい鶏冠を持っていたと思われます。

しかし、最近このimageのようなニクトサウルスの化石のデータが幾つか見られます。

あまりに突飛な鶏冠を持ったこの翼竜は描き手の想像力を刺激しますが、どんなものでしょうか.....

           

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"ズンガルの翼"

ズンガリプテルス・ウェイイ

記載者: ヤング/1964

翼手竜下目/プラタレオリンクス上科/ズンガリプテルス科

翼長3m/白亜紀前期/中国

 上向きにカーブした嘴には貝類の殻を潰すのに適した丈夫な突起が並んでいる。

トゥプクスアーラ・レオナルディ

記載者: ケルナー&カンポス/1988

翼手竜下目/アズダルコ類

翼長5.5m/白亜紀前期/ブラジル

特徴的な鶏冠である。レオナルディという名はさらに短い鶏冠をもつ同型の翼竜につけられたもので、この長い鶏冠を持つ方は”longicristatus”と名付けられている。形が似通っているので前者が雌で後者(画像)が雄という見解もある。私としてはその方がイメージを保ちやすい。雌の画像はそのうちこの枠の中に並べるつもりだ。

"古い存在"

タペジャラ・ウエルンホフェリ

記載者: A.W.A.ケルナー/1989

翼手竜下目/アズダルコ類

翼長5m/白亜紀後期/北東部のブラジル

異様な形状の頭骨が3種類残っている。描き方は様々あると思うが、タイプ種を頭骨に沿って肉付けするにとどめた。

"皇帝"

 

タペジャラ・インぺレイトル

記載者:A.W.A.ケルナー/1989

翼手竜下目/アズダルコ類

白亜紀後期/翼長 不明/頭骨約0.8m

タペジャラについては3種類の異様な形状の頭骨が発見されているが、

タイプ標本とされているのはウェルンフォフェリである。しかし、描いていて最もまとまりがあるイメージを与えてくれるのはこのタイプである。ディスプレイが半端ではない。

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"鳥の腕"

オルニトケイルス

記載者:シーリイ/ 1869

発見場所:ヨーロッパ各地

分  類:翼手竜下目/ オルニトケイルス上科/オルニトケイルス科

年  代:後期白亜紀

翼開長:約2.5〜12m 

オルニトケイレスは断片的な化石が欧州各地で発見されいる。しかし、この属種の大部分は断片的な化石しか残されていないが、相当数に上る属種が記載されている。

その中で最も大きいのがギガンティスである。絵心をくすぐるのはこの巨大さで、ここではBBCの例にならって描いてみた。

 

 

 

 

 

プテラノドン "歯のない翼"

翼手竜下目/プテラノドン上科

 翼竜は爬虫類であるが、恐竜ではない。しかし、恐竜の王国であったジュラ紀や白亜紀にかけて間違いなく制空権を確保していた。

その中でもプテラノドンは私が子供の頃から最も想像を駆り立てられたポピュラーな翼竜であった。タイプ specisであるインゲンス 、マルシ、オクシデンタリス

オレゴニエンシス、イートニ、ステルンベルギ、ウォーケリ、それぞれが同時代に存在したわけではないが、微妙に異なる姿をした彼らが太古の空を悠然と滑空している姿を

想像するのは楽しい。

代表的なインゲンスは体長約1.7mで約7.8mの翼長であった。骨格の作りはきわめて軽量化され、脳は発達し、抜群の視力を持っていたと考えられている。

翼は皮のように堅い薄い膜であったと考えられるが、私はこれに細かい体毛を描き込んでいる。彼らにはアンハングエラヤケアラダクティルスのような歯がなく、

肉食であったが、もっぱら海面に浮いている魚や軟体動物、蟹や地上動物の腐肉を漁っていたのかもしれない。私の想像ではペリカンのようなライフスタイルがかれらにふさわしいように思う。

 

O.C.Marsh/1876

2000.11.10 19kb

A.R.Miller/1972

2000.11.20 23kb

プテラノドンインゲンス
プテラノドン・ステルンベルギ
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プテラノドン・ロンギセプス

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