美ヶ原から広島へ(98年・P-55)

信州アサギマダラ研究会

美ヶ原から広島へわたったP−55


 1998年10月28日に、広島県でナガノと書かれたアサギマダラが再ほかくされました。
P-55というマークをしらべると、藤井恒(ふじい・ひさし)さんが松本(まつもと)市の美ヶ原(うつくしがはら)で8月23日にはなしたもの だとわかりました。
 再ほかくしてくれたのは、沼隈町の山南小学校の5年1組の4人のみなさんです。 広島県へ長きょり移動したアサギマダラが再ほかくされたのははじめてのことで、 たいへんなお手がらです。長野県からとび立ったアサギマダラは、今まで岐阜・愛知県で つかまったほか、鹿児島・沖縄県でつかまっていました。しかし、そのあいだでつかまった ことがなく、いったいどこを通っていくのかが分かりませんでした。マーキングされたチョウが つかまったことで、かくじつな「しょうこ」がまた一つ、えられました。
 1997年に日本で一番長きょりを飛んだUTU285を沖縄でつかまえてくれたのも小学生でした。 毎年、小学生のみなさんのおかげで新しいことがわかってきています。
山南小学校のみなさん、ありがとうございました。

 マーキングちょうさに、きょう力してくれたみなさんから、おたよりをいただきました。

 五年一組 松岡美恵

 わたしは、アサギマダラをみつけた第一発見しゃです。土間になにか動いているものがいました。始めは、ガと思いました。でも、何か電話番号らしいものが書かれていました。立山晴菜さんがほうきをわたしてくれたので、それでつついたら、おちました。そしたら大岡みささんがもってきてくれました。大岡さんは、 「何か書いてあるよ。」
といったので、校長室にもっていこうとしたその時、細川君がもって校長室のまどからわたしました。校長先生は、花のところにおきました。死んでいるのかとびっくりしました。羽がぼろぼろしていました。そのアサギマダラは、オスだとわかりました。そして、校長先生が、その電話番号に電話してくれました。そして、藤井恒先生のところにかかってアサギマダラをもう一度箱にいれて、おくりとどけました。わたしはすごくうれしかったです。
 それで、新聞記者の人がきてはなしをしました。その後、写真をとりました。朝日しんぶんの人と、中国しんぶんの人がきました。すごくきんちょうしながら話しました。でもすごくうれしいことだと思いました。

 五年一組 立山晴菜

 土間で、そうじをしようとすると、第一発見しゃの松岡美恵さんがちょうちょをみつけました。ガラスまどのはしで、はねをばたつかせていました。でも、はじめは、ガかなあと思いました。松岡美恵さんが、かさでつついていました。美恵さんにそうじをさせようと思って、ほうきをわたすと、ほうきで、ちょうを、つついておとしました。ちょうは、とってのところにおちました。大岡さんが、手にとって、
「なにか、文字が書いてある。」
といったので校長室へもっていくとちゅう、細川君にあったので、そのあったことをはなして、細川君にわたしました。そして、校長先生にいってわたすと、
「これはなにか調べるからあしたここへきてくださいね。」
「はい。」
とへんじをして、そうじへ行きました。
 つぎの日、校長室に行くと、そのちょうの名前は、アサギマダラというなまえのちょうでした。長野から、とんできたのでびっくりしました。
何日かたつとしんぶんきしゃの人がきて、たいへんでした。
 体にきをつけてがんばってくださいね!!

 五年一組 大岡弥沙

 はじめまして、私は、アサギマダラを、つかまえた大岡弥沙です。
 橋本さんは、アサギマダラがあたたかいところへわたる、道を、調べられていますが、今まで、あまり通過をしなかった、中国地方の広島県沼隈郡沼隈町の山南小学校にとんできていたので、ぜひ研究に役だててください。
 アサギマダラをつかまえたときのようすは、西土間のガラスの上の方にとまって、少し羽をゆっくりうごかしていました。
 わたしたちは、しんでいるのかと思いました。わたしたちがみていると、手のとどかないところにいたので、おとしてみたくなって友達がほうきで、つついたら、落ちてきて、それを、わたしたちがとったら、あまりうごいていませんでした。そして、校長室へもっていって、水をのませると、たくさん水をのみ、へやの中をとびまわっていて、羽が少しやぶれていたけど、まだまだ、元気でした。でも、水をのむまでは、まだあまり元気がありませんでした。アサギマダラはまだ藤井さんのところへとどけられても元気でした。
 これからも研究をがんばってください。

 五年一組 細川滋央

 ぼくは、アサギマダラを校長先生のところにもっていった細川滋央です。ぼくは、土間のそうじをしていました。松岡さんが、
「大きな、ちょうがいる。」
と言いました。かさでおとして、つかまえようとしたけれど、とどかなかったので、ほうきでおとしました。大岡さんがつかまえて、ぼくにわたしてくれたので、校長先生のところにもっていくと先生やぼくたちは、
「かわいそうだね。」
などとはなしていました。
 そして、つぎの日、校長先生がぼくたちをよんでくださいました。そのちょうはとてもめずらしいちょうときいたので、びっくりしました。アサギマダラは、すごく大きくて、きれいな色でした。このちょうは、長野からとんできたので、もっとびっくりしました。体がじょうぶなんだなあと思いました。ぼくは、ちょうなどのむしは、あまりすきでは、ないけれど、これが、きっかけで、きょう味がわいてきました。