ノレンコウモリ 東洋蝙蝠研究所

信州のノレンコウモリ(Myotis nattereri


分布 : 中信
長野県(2004)長野県版レッドデータブックランク : 絶滅種(EX)

耳の中にある「耳珠」という部分が、長細いのが特徴です。
腿間膜がつく足の位置が識別点となります。

 信州では後にも先にも1951年に中信地方北部の白馬村でわずか2個体の記録があっただけで、その後50年以上もみつからなかったので、データ重視の長野県版レッドデータブックでは、基準に従い絶滅種とランクされました。
 生き物の状態は、刻一刻と変化していきますので、その後もコウモリの探索を続けてきたわけですが、ついに、2005年に信州のノレンコウモリが生きた状態で見つかりました。しかも集団で、中には今年子育てをした雌も確認することができたので、どうやら繁殖もしていそうです。



 これで、絶滅から復帰することができました。しかし、信州ではなかなか見ることができないコウモリであることには変わりが無く、どうにか生息地を守りたいものです。

 2006年には、人工洞での出産・子育てがシーズンを通じて観察されました。また、南信地方でも生息地が見つかりました。


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