ヒナコウモリ 東洋蝙蝠研究所

信州のヒナコウモリ(Vespertilio superans


分布 : 南信・中信・北信
環境庁(1998)レッドデータブックランク : 絶滅危惧II類(Vulnerable)
長野県(2004)長野県版レッドデータブックランク : 情報不足(DD)


 中型のコウモリで、県内では近年長らく記録がありませんでした。もしかしたら「謎の声」と呼ばれているコウモリの正体は本種なのではないかと言われ始めました。そうであれば、もっと分布の記録が広まる可能性がありますが、今のところ確証がつかめていません。

 前はほぼ10年に一度現れるペースだったのですが、ここ10年は5年に1度のペースで、その後更にペースも上がって信州に姿を見せています。さて、実はいつもいる場所があるのか、渡りの途中に寄っていくだけなのか、ヒナコウモリの真実は如何に。

 いずれにしても、この数十年で県内での記録がまだ10例にも満たない、長野では珍しいコウモリです。そのため、減少の度合いも評価できず、2004年版のRDBでは情報不足としました。


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