大銀醸 「星の寒梅」
 GALAXY EXPRESS 999

 
 
     
「その想い。ひとりじゃないのさ」
 

 


 
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もしも、苦しいことがあって。悩んでいたとしても。

それは、あなたひとりだけじゃないのさ。

世界でたったひとつの悩みなんて、めったに無いもの。

いままで生きてきた何千億人の、きっと誰かが感じていた想いそのもの。

そういった状況に追い込まれて

数多の人たちが

幾多の人たちが

胸が潰れるような想いをしてきたのさ。



ある者は、それに気づかず

ある者は、そこから逃げ回り

ある者は、それを受止めてみた 戦ってみた



ある者は、それに敗北し

ある者は、それを征服し

ある者は、それを封印した



もしもこころが壊れそうなら、そこから避難したっていい

目を閉ざし、心を閉ざしたっていい

ただし、生きることから避難しちゃダメだぜ。



生きている、ただそれだけで、とんでもない奇跡なんだから

世界の全てを敵に廻したとしても

しっかりと生きることだけはつづけて欲しい。



宇宙の果てまで逃げたっていい

その想いは、きっと誰かが受止めてくれるから

同じ想いをした誰かが、時空を越えてでも、共感してくれるから

あなたは、ひとりじゃないのさ



あなたがどんなに、落ち込んでいても

あなたがどんなに、小さくても

あなたがどんなに、報われなくても

同じ想いでいる人は、この世の中にきっといる。



それは誇れることではないかもしれないけれど

それは決して恥じることなんかじゃない



だって、それはあなたが真摯に生きて、それで導き出したものだもの



だったら、胸を張ればいい

間違っていたっていい

そうしなければ生きていけなかったのなら、はい、それが正解だったんだよ



もちろん全てが許されるわけじゃない。そのかわり

生きている

その命でさ

まわりに、たったひとつでいい

笑顔をつくってほしい



それは親でもいい、兄弟でもいい

仲間でいい

恋人でいい

隣に座っているひとでいい。



どうせだめだなんて言わないで



ひとは、幸せには敏感なんだぜ

嘘でもいいから、笑ってみよう

その笑顔を見て

幸せになる人がいるかもしれないから



そんな誤解が

世界を救うかも知れないんだぜ



多くの先人たちが、歩んできた歴史の中で

唯一信じられること

それは、笑うこと



どんなに苦しくたって、そんなもの、誰かが味わってきたことなんだ

泣いて、泣いて

また泣いて

涙が枯れるまで泣いたら

嘘でもいいから、笑ってほしい



そうやって人は、少しずつ強くなってきたんだから



それでも、不安に思う人がいたならば

ぼくは、その人のために祈るよ

どこのだれかはわからないけれど

手を伸ばして、抱きしめてあげたい

こんな想いだって、幾多の先人たちが感じてきた想いなんだ

直接抱きしめることはできないかもしれないけれど、これはぼくの本当だ。



なんだってするだろう



もしも世界中の人たちすべてが

笑顔だけで過ごせる1日がつくれるならば

そんな奇跡のためならば







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