大銀醸 「星の寒梅」
 GALAXY EXPRESS 999
 
 
     
「まず想うことからはじめよう」
 

 


 
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■むかし気になった理科の問題から思うこと

10%の食塩水1リットルに、30%の食塩水3リットルを加えたら、濃度はいくら
でしょうか?

この答えそのものは、それほど重要ではない。(答えは25%)

それよりも、そのあとの片付けがすごく気になったのでした。25%の食塩水の入った
グラスに、いくら水を注いだとしても、食塩水の濃度は0%にはならないのです。

たとえば、25%の食塩水1リットルに、真水999リットルを加えたとしても
その濃度は、0.025%の食塩水になる。

どんどん水を加えても、その濃度はけっしてゼロになることは無い。


もちろん、一度水を捨ててしまえばいいじゃないかという考えだってある。

でも、一度でも洗い物をしたことがある人ならわかるだろう。グラスの中身を完全に
捨て去ることなんてできない。ほんの数滴分、グラスの内側に液体は残ってしまうのだ。

だから、どんなに繰り返し洗ったとしても、一度食塩水を注いだグラスには極めて微量
な食塩が残ってしまう。

同様に、一度オレンジジュースを注いでしまったグラスには極めて微量のオレンジジュ
ースが残ってしまうことになる。


そして、それは
とても素敵なことなんじゃないかと思うのです。


きっとグラスには、今まで注がれた飲み物たちの痕跡がずっと残るのです。
どれだけ時が過ぎたとしても、薄まりながらも、淡くはかなく残るのです。

これって、人の記憶のようで、共感を覚えるのです。



■こころの中の迷宮

何かに心を奪われるって経験、ある程度生きている人ならわかりますよね。

僕の場合は

マジンガーZ
ゲッターロボ
リボンの騎士
超合金
キューティー・ハニー
赤毛のアン

ビートルズ
YMO
ロキシーミュージック

サンスイのアンプ
ナカミチのカセットデッキ
オートリバースのウォークマン

そして
キャプテンハーロック
ヤマト
銀河鉄道999

それら全てが、僕の心のグラスを満たして、そして
過ぎゆく時の流れに淡くはかなく、洗い流されていく。


でも、それは決して消え去ることは無い。


本当に好きになってしまったら、もう、それは僕の一部なんだ。

どれだけ時が過ぎようが、その瞬間の想う気持ちだけは真実だ。誰にも消せはしない。



■33年ぶりの再会

先日、ていうか昨日
33年ぶりの再会を果たしたものがある。

ちっこい家族を連れて中野まで散歩してました。中野まで行ったら中野ブロードウェイ
までいくでしょう。
そして、中野ブロードウェイまで行ったなら、やはり「まんだらけ」を巡ってしまう
のです。

そしたら、出会ってしまったのです。

それがこのノートです。




昔、自転車で江戸川を越えて、ドキドキしながら買いにいったハーロックのノート。

このページでも以前その想いを綴ってみたのですが…

実物がショーウィンドーの中に。


思ったより高価でもなく、僕に出会うのをずっと待ってくれていたみたいな感じでした。


再会って、こんなものかもしれませんね。


「久しぶりだね」

「えぇ、ずいぶん待ったけれど、会えると思ってた」

「…そうだね」



僕のこころのグラスには、まだまだ数多の想い出が残っている。淡く儚いものだけれど

決して消え去ることは無い。



大切なことは、きっと、時間とともに薄まってしまう。

けれど

大切なことは、決して、消え去ることは無い。


心のグラスに注がれた想いは、僕が望むかぎり復活をとげて、僕の心をふるわせるのだ
ろう。


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メーテルは言う

鉄郎はいつか気がつく…

鉄郎が私を愛してくれても、それは時の流れの向こうに私が置いてきた儚い夢


(ペンダントを握りしめ…うつむくメーテル)


それに応えるドクターバンのセリフが、心に残る

メーテル、おまえの鉄郎への気持ちを大事にすることだ。

最後まで希望を捨ててはいけない。




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