大銀醸 「星の寒梅」
 GALAXY EXPRESS 999
 
 
     
「まさかさかさま」
 

 


 
--+-----+-----+-----+-----+-----+-----+-----+--


■「回文」ブームが復活の兆し

 人間多忙を極めると、多少エキセントリックになってくる。
 そして、そういった瞬間にこそ
 今まで自分を支えてきた柱となる経験が活きてくるものです。

 などど、書き出してはみたものの
 実はそんな大それたことではなく、単なる気分転換のお話。
 (ていうか現実逃避?)

 でもいいのだ。
 心の中の大切な何かが、ふとしたことから表に出てくることって意外と
 素敵なことなんじゃないかな??

 前置きはさておき

 今日は自作他作を含め、回文を紹介するってことでいきますね。


----------

■回文との出会い


 正確なところは定かではないけれど、出会いはたぶん小学生の頃。
 「トマト」,「しんぶんし」
 あたりではないかと思う。

 ♪しったから、読んでも、トッマット〜
 とか歌いながら下校していたのが、かすかに記憶に残っている。


 そして中学で、すごい回文に出会う。これが、かなりのキーになっている。
 その回文とは、同級生の「黒木貴志」くんにまつわるもので、

 
★黒木の貴志の好きなキスのしかたの記録
 (くろきのたかしのすきなきすのしかたのきろく)


 というもの。
 これには参った。本当に参りました。雷に打たれました。惚れました。
 (もしかして初恋?)

 てなわけで、回文との長い長〜い旅が始まった。


----------

■ガムの包み紙


 雷に打たれた!とか言っておきながら、やはり興味の対象が広い年頃の
 ためか、洋楽に手を出してみたり、ポケットコンピュータのプログラミング
 にハマってみたり、カセットテープのアジマス調整に精を出したりという
 日々が続き、回文のことなど頭の隅から消え去りかけていたその時

 何気なくパン屋で買ったガムの包み紙に
 このエレベータ
★「四階は行かんよ」(よんかいはいかんよ)
 と書いてあったのだ。

 これはホントの話です。(文章に多少の差異はあるだろうけど、あったのよ)

 再び天から、雷が直撃だっちゃ!


----------

■新版◎ことば遊び辞典 5800円也


 2度目の落雷を受け、これはきっと自分の天命に違いない!
 (と、そこまでは思ったりはしなかったけど)
 てことで、本格的な勉強を決意したのだ。

 学校帰りに、詰襟の制服を着たまま、御茶ノ水に向かう。
 ここには、日本中のあらゆる書籍が集結しているため、非常に便利。

 (999関連の書籍もあらかたここで収集したのでした。:余談)

 で、国鉄「御茶ノ水」駅から歩いて15分。

 坂の下の三省堂書店で「文学」のあるフロアに向かい。おもむろにカウンター
 へ行くと、そこには「はぅー♪」って感じの清楚なおねいさんがいたので

 「あの、ボ・ボク。か、回文の本を探しているんですけど」
 と、言ってみたら

 「あら、キミは中学生かしら?偉いわね。」
 とか言われちゃって、おねいさんの大きな瞳がボクに迫る。

 まだこちらの身長が足りないので上から覗き込まれる感じがニントモ・・・
 ボクの視線はちょうど胸元を直撃状態になってしまい(不可抗力なのよ)

 あぁ、やっぱり年上の女性って、いいよな♪

 などと、そこはかとない甘い香りにつつまれながら、制服のブラウスから
 透けてみえるブラの色は何色か、というそのことを
 ただ、そのことだけを真剣に考えていたのでした。

 
★いかんさ胸元。ん〜なんとも南無三かい?
 (いかんさむなもとんなんともなむさんかい)


 ※南無三=驚いた時や失敗した時に発する語。さあ大変だ。

 さて、どこからフィクションでしょう・・・


 てなわけで、お小遣いを4ヶ月とほど貯めて買ったのが。ジャーン
 『新版◎ことば遊び辞典』(編者:鈴木とうぞう)
 なのです。回文だけでなく、なぞかけ、しゃれ、早ことばなど実に1114頁
 にわたる大作!!

 これが僕の原点なのでしょうね。きっと。


----------

■うるわしき回文のしらべ


 最後に、僕が好きな回文をいくつか紹介します。(ほぼ全て他作ですがご勘弁を)


 
★世の中、お金かね、顔かなのよ
 (よのなかおかねかねかおかなのよ)


 深い。ふかすぎるよ・・・ママン


 
★「差異」が違いさ
 (さいがちがいさ)


 ごもっとも


 
★新幹線全線監視
 (しんかんせんぜんせんかんし)


 これは有名ですね。安全神話は健在。


 
★飯島はマジいい
 (いいじまはまじいい)


 世の中の飯島さんにエールを送る一句


 
★田舎しるこに凝るしかない!
 (いなかしるこにこるしかない)


 凝るしかない!と思いました。



【エレベータシリーズ】

 
★四階は行かんよ
 (よんかいはいかんよ)

 ★三階は行かんさ
 (さんかいはいかんさ)

 ★二階は如何に?
 (にかいはいかに)

 ★よう、止まらないなら待とうよ
 (ようとまらないならまとうよ)



【萌えシリーズ?】

 
★恋なんかわかんない子
 (こいなんかわかんないこ)

 ★なんて躾いい子、いいケツしてんな
 (なんてしつけいいこいいけつしてんな)

 ★セクハラは癖
 (せくはらはくせ)

 ★私快感開花したわ
 (わたしかいかんかいかしたわ)

 ★こそこそ歩くマメな父が、乳舐めまくる。あ、そこそこ
 (こそこそあるくまめなちちがちちなめまくるあそこそこ)



【番外編】

 
★酢豚作り、モリモリ食ったブス
 (すぶたつくりもりもりくつたぶす)


 これも味わいがあって、好きだなぁ・・・


----------

■イラスト


 今回は、三省堂書店のおねいさんの記憶をたどりつつ描いてみました。
 (昨日ポニョ見た影響も、かなり入ってますが・・・)
 (ちなみに三省堂の制服は、こんなんじゃないです。念のため)

 ということで、みんなも回文楽しんでくださいな♪




 --+-----+-----+-----+-----+-----+-----+-----+--

 
 
Exit