「探してる。いつも夢のなかで」
ときおり、不意にやってくる
夢の中の本屋さん
それは通りの角のチェーンストアだったり、駅前路地裏の狭い間口の古本屋だったり
大都会の交差点そばの地下だったり
あるいは
遠い外国の船着場にひろげた露店の片すみにあって
それでも
僕はいつだって、そこに引き寄せられてしまう。
そんな本屋さんの一角に
銀河鉄道999が待っている。
見たこともない画集や、時にはオリジナルの特集、全8冊とか。
財布と相談しながら、本当に本当に真剣に悩むんです。
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夢のなかで僕は、本当にお金を持っていなくて
1冊買うのが精一杯。
それでも、それはそれでとても幸せな瞬間です。
わくわくしながら表紙を眺めて
大切な本を胸に抱えて、家路につくところで目がさめるんです。
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朝の光のなかで、一抹のむなしさとそれ以上の満足感につつまれて
僕はリアルな世界にゆっくりと引き戻されるのです。
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探してる。いつも夢のなかで
それが現実ではないとしても、僕にとっては大切な本屋さん
そこでいつもやさしく僕らを迎えてくれる
幻の書籍たちに、僕はいつだって感謝しているんです。
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