大銀醸 「星の寒梅」
 GALAXY EXPRESS 999
 
 
     
「ク・ツ・ロ・ギ」
 

 
 

ときには



なにもかも忘れて

時の流れから切り離されて

自分のためだけの世界に揺蕩(たゆた)ってみたい

そんな瞬間だってあるはず。



私はその世界で

重いコートを脱ぎ捨てて

刹那の、そして、少しだけまやかしの

幸せに浸ることができる。



目覚めたとき私は…

いつでも

以前の自分よりも優しくなっている。



だから私は

ときどきここにやってくる。

温かくて

やすらぎに満ちたこの世界。



つかの間の眠りに

今は身をゆだねていたい…



 
 
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