「夜風にさそわれて」
今年も夏は巡り来て、なにごとも無かったように過ぎ去っていく。
僕の覚えている夏は、ほんのわずかだ。
もっと過去の夏に起こった出来事を、僕は知らない。
これからやってくる夏に至っては、知るすべも無い。
目の前の、この瞬間を大切にするのは当然として
これから巡ってくる季節を、少しでも幸せな時間にするために
今、僕ができることは何だろうか?
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人の扱う力は…
ずいぶん大きくなってしまった気がする。
その力に対して
それをコントロールするだけの理性が
きちんと追いついてきているだろうか?
「戦争」と「オリンピック」が同時にTVで流れている。
これは正常なことなのだろうか?
もちろん、いたずらに悲観的になる必要は無いけれど
最近すこし世の中「変」だと思うんだ。
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いくつもの時代を見つめてきたメーテルなら、今の地球を見て
何と言うのだろうか?
そんなことを考えながら、このイラストを仕上げてみました。
僕の好きな銀河鉄道999の話に「永久戦闘実験室」というの
があります。そこでの、(反乱軍)戦闘員のゼーダのセリフ。
『今度おまえが この星へ降りるときには、
(中略)
今より貧しいかもしれない、
戦争の見せ物もないけど、
きっと平和になってる。』
そんな素敵な世界を実現できたら、
僕は夏の夜風にさそわれて、ふらりと現れたメーテルに
少しは胸を張って、この星を紹介できるのだけれど…ね。
Exit
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